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本から考える生き方

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本を読んで感じた事、考えたことから、より良い生きていく知恵に思考を広げていきます。
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2021年2月の記事一覧

睡眠について考えるとき読んでほしい本と科学との付き合い方

睡眠本を2つほど読んだ。 どの分野においてもいえることであるが、その分野の違う著者の本を読んで見るというのは、物事が違う視点から述べられていることに気がついたり、それらの主張の共通項にあたるその分野の本質的な主張に触れることが出来そうになったりと、案外やってみると興味深いものである。同じ分野の本は10冊読むと専門家になれると誰かも言っていた。 今回は睡眠の本からこのことを考えていきたい。 スタンフォード式最高の睡眠睡眠は最初の90分が大事である、また睡眠と起きているとき

牢獄という暴力的な狂気の中で、身体と心の自由を手にした男の話

プリズナートレーニングという本を読んだ。 本の概要キャリステニクスと呼ばれる自重力トレーニングのトレーニング本 こんな人におすすめ- ステイホームでの運動法を探している人 - 古から伝わる本物の強さを身につける方法が知りたい人 - 監獄の中で生き抜いた男の独白を目の当たりにしたい人 キャリステニクスになぜこうも惹きつけられるのか? キャリステニクスは古から伝わる自分の体重を使い、身体を極限まで開発する技術だ。一種のトレーニング法ということなのだろうが、自重力トレーニング

いつやるかが、あらゆることの流れを変える。~The Power of When~

人を知り、自己を理解する事は大事なことです。 今回はその中でも、体内時計の話です。 体内時計とは?人間の大概は朝に目覚めて、夜に寝ることを毎日繰り返しています。 それは、人には1日の流れを調整している「体内時計」が備わっており、 それによって無意識に身体の機能が調整されているからです。 「体内時計」は 朝に日が昇り、日が沈み夜になり、また朝が来るを繰り返す時間の中で 人を効率よく動かすために1日のリズムを刻んでいる人の機能といえるのではないでしょうか? 体内時