見出し画像

私と「書く」こと

noteを初めて一週間が経ちました。
ひっそり自分なりに目標だててた「毎日投稿」が、とりあえず三日坊主にならなかったことに安堵しています。
また、はじめての投稿が多くの方の目にとまり、予想もしなかった「スキ」数をいただけたことに感謝でいっぱいです。
本当にありがとうございます。

物心ついた頃から、私の人生には文章が寄り添ってくれていたように思います。
読書が好きで、図書館に通って上限まで本を借りることが日常で、国語の教科書は届いたその日に全部読んでしまう、そんな子どもでした。
気づけば自分でも物語を書きたくなって、とりとめもない小説もどきや、物語のネタを書き連ねていたこともあります。
二次創作という世界を知ってからは、大好きな作品の世界観やキャラクターをお借りして、自分の見たい姿を文章化してみたりもしました。
しかし、好きが高じて、憧れだけで、出版関係の職場に飛び込んだことで、私と「書く」ことの関係性が変わってしまったように思います。

具体的なことは申しませんが、やはり仕事で好きなものを扱うのはとても難しいことです。
好きなものが、周りから評価されない。
好きなものが、思い通りの形にならない。
好きなことが、楽しめなくなってくる。
好きなはずなのに、「苦しさを楽しみ、努力しよう!」という気が削がれていく。

気づいた頃には、「書く」ことが苦痛になっていました。
また、好きだったものを好きでいられないことが、苦しくて苦しくて堪りませんでした。

もう無理、と環境を変えてしばらく経ち、趣味の読書くらいでしか文章に触れる機会がなくなった今になってやっと、書きたい気持ちが蘇ってきて。
何を書こうか、と思った時に頭に浮かんだのが"want to do"リストでした。
思うがままにリストアップしたやりたいことを実際にやってみて、思ったことや記憶に残っていることを書くのは、とても楽しかったです。
楽しい、と思いながら書くことができることが、本当に幸せでした。

やはり私は何かを書いていたい。
そう思う機会を与えてくれたnoteは、まだたった一週間しか使ってないにも関わらず、既にかけがいのない存在になりました。
これからも楽しく書き続けることができればな、と願います。
一度仲違いしてしまった「書く」ことと、素敵な関係性を築き直していきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?