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Catch me if you canを観てきた

タイトル通り観てきました、Catch me if you can。
裸眼で視力も悪くないけど、3階席の後方という俗に言う天井席、肉眼でお顔がなんとなく見える程度だったので持参したオペラグラスを惜しみなく頻用。おかげさまで細かな表情まで観ることができました。
せっかくだし、Catch me〜のレポというか、ただの私の感想というか、Twitterに上げようと思ったのだけど
下手したら壮大なネタバレになる可能性もあるし、何せ文字数足りないのでちゃっかりnoteのページを作ってしまいました。
というわけで。
まず言わせてください。

岩本照は本当に存在していた。

これが、素直に感じたいちばん最初の感想。
TVやDVD、YouTubeなどのメディア、SNSでしか見たことがなく、存在はしているだろうと分かりつつもやっぱり現実感がない、というのが正直なところ。
でも、いた。
舞台上にいた。
あのふにゃふにゃと笑うムキムキの岩本照がいた。
いたのだけど。
岩本照ではなく、フランク・アバグネイル・ジュニアだった。明らかに。
あー、もう。これはレポじゃない。感想だ。
先に謝っておきます。ごめんなさい。

Twitterで取り急ぎの感想を呟いたけど、歌唱はガッツリ舞台をやられている俳優さんやアンサンブルの皆さんに比べると厳しいところがあるのかも、というのが正直な印象(ズブの素人が何を言っているのか、という感じだけど)。岩本くんが歌う曲はハイトーンな曲が多かった。少年期から演じていたから音域がしっかり合ってないという曲もあったのかもしれない。だからしんどそうに聴こえたし、素人が聴いても音が外れてしまっているとわかるところもあった。
ただ、まさに観劇の前日、オケの指揮者である上垣先生のブログを拝見していて、1ヶ月で元々の音域から5音高いところまで出せるようになったと知っていたから、音が外れていようがハイトーンの歌声を聴いたときには涙が出た。私は彼の努力の賜物を、目の前で見たわけだ。そりゃグッときてしまう。まぁ少々感受性がアレなんで、すぐ泣くんですけどね私。そして、おそらく音域が合っているであろう曲で聴いたロングトーンは、Snow Manとして歌っている岩本照のそれとは全く別物で全身に鳥肌が立つのを感じました。こんな声出るんだ、岩本照ってやっぱりすごいんだ!と。きっと、歌唱は回を重ねるごとに安定してよくなっていくんだろうな。千穐楽に近づいた公演の岩本くんの歌声を聴けたらいいのに!

横山由依ちゃん演じるブレンダとのデュエットは、何と言えばしっくりくるのか、とにかく2人がかわいくて素敵で微笑ましく見ていた。由依ちゃんの歌声は失礼ながら初めて聴いたのだけど、透明感があって可愛らしく、伸びやかな高音。色で喩えるとクリアピンクのような声だった。ふわふわのブランケットのように優しく、でもどこかキャンキャンと鳴いている子犬のようなフランクと包容力を感じる恋する乙女ブレンダ2人だけの世界。吉田栄作さんがインタビューで絶賛されていたのもわかる。
でも、私は父親役である岸祐二さんとのミルクとネズミとバターの曲がすごく好きだった。頼もしい父親の声と、フランク少年のかわいさと、演じる岩本照の少し低音な声が混ざり合って、ここでも全開に鳥肌が立った。

ダンスに関しては言うまでもない。着地のブレないバク転、ピンと膝の伸びるラインダンス。何よりうれしかったのは、軸が全くズレもしないピルエットを生で観れたこと。本当に美しかった。
Snow Manのダンスが大好きで沼にハマったのだけど、ミュージカルのダンスを踊る岩本くんは違った意味でものすごく素敵で、ジャズダンスとかももっと見てみたいと思うほどだった。

どうしよう、ここまで打っても自分が何を伝えたいのかわからないくらい、まだ興奮している。余韻がすごい。ごめんなさい、ものすごい支離滅裂だ。

一旦落ち着こう。

Catch me if you canは脚本も演出も生オケも、歌もダンスもとにかく素敵だった。
だけど私がいちばん印象的だったのは、岩本くんの表情。女の子大好き!!な岩本照の表情も見れた。でも、愛するブレンダを愛おしそうに見つめる表情が、ただただ陽だまりのように温かくて優しくて、きっとこの人リアルでもこういう表情するんだろうなと容易に想像ができた。対ブレンダだけじゃない。顔を歪めて見せる悲しさも、みんなが大好きなあのふにゃふにゃ笑顔で魅せるうれしさも、何かを押し殺して耐えるような瞳を見せる寂しさも、全てを表す表情が本当によかった。1幕の最後、フランクの寂しげな表情と遠慮がちに振る手。このワンシーン、吉田栄作さん演じるカールとのシーンなのだけど、カールのセリフ(歌詞)と相まってめちゃくちゃグッときてまた泣いた(やっぱりすぐ泣く)。

結果、何を言いたいのか。それすらまとめられない。興奮もまだ冷めない。むしろこれを打ちながら興奮が蒸し返してアドレナリンがどばーっとなってる。
とりあえず敢えて言うならば、私は岩本照が大好きだということを改めて実感した、ということだろう。
うーーーー、好き!

きっとこれから先もたくさんの岩本照を見せてくれるんだろうなと、少なからず期待してしまうし、そうなっていくような気がしてならない。これを打ってる自分の感情が昂って心臓のあたりがゾワゾワしてるのがわかる。何なら泣きそうになってる(ほらやっぱりすぐ泣く)。

グループの外側で身になったことをきっとスノさんたちにも惜しみなく還元してくれるだろうな、岩本くんなら。そしてそれをみんながぐんぐん吸収してまた素敵なスノさんなっていく。あー、楽しみでしかない。

最後に。
初日のレポでもちょいちょい出ていたフランクとブレンダのキスシーン。してるの?してないの?とTwitterでも話題になっていたので気になっている人もいるのでは、と。なのでハッキリ言います。結果がどちらにせよ知りたくない方はここから下はお願い見ないで!!

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あれは、ちゃんとしてると思います。私は下手側の席でしたが、そこからは角度的に見えたし、あの状況で実はしてませんと言うのなら相当高度なワザではないかと。
とにかくあの時の2人はちゃんと恋人同士で、2人だけしかいない空間に見えた。私たち観客がまるでいないかのような、ただただ幸せなフランクとブレンダ2人だけがそこに存在していた。手を取り合った2人がお互いを愛おしそうに見つめあって。

でも、大好きの形はそれぞれなので、しんどい方はほんとしんどいと思う。私はめっちゃ素敵!かわいい!とうっとり、そしてニンマリしながら眺めてました。もれなく岩本くんの上裸も見れましたし。ははは。

と、いうわけで。
Catch me if you canのレポ改め非常に支離滅裂で意味不明な私の感想を終わりたいと思います。

ありがとうございました◎

mii

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