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「不埒千万」Born PUNK 2 大阪 大阪MUSE

激アツの東京公演から早一週間、不埒千万2公演目は大阪の地で。アカシックとしては久々の遠征ライブとなりました。
大阪は無事チケットが取れ、番号もそれなりに良かった&ド平日の18時15分オープンということもあり、二列目センターあたりで見ることができました。
東京公演に続き大阪公演に関しても大変パンクでしたので、記憶がぶっ飛んでいる部分もあります。鬼の懐古はサラッと受け流してください。
それから東京のレポ書いている時は忘れていたけど、大阪で再度聴いて思い出したみたいなこともあったりします。あしからず。

【2024.5.9 「不埒千万」大阪 セトリ】
SE(戸川純『好き好き大好き』)
Galaxy Bang
CGギャル
いちかばちかちゃん
秘密のデート
ヨコハマクール
MC
禁煙成功
溺愛
サイノロジック
CGギャル
プリチー
華金
8ミリフィルム
LSD
鶺鴒
~~~~~~~~アンコール~~~~~~~~
MC
マイラグジュアリーナイト
失爽宣言
プリチー
終電
アルカイックセンチメント

・SE(戸川純『好き好き大好き』)
東京公演と同じSE。終演後に恐らくこれだろうと特定していた曲で正解✌︎やったね✌︎
SEと共に登場した理姫さんは前回と同じ衣装と思いきや、セーラームーンのTシャツが黒に変わっていました。

東京と同様、理姫さんによる開幕宣言。
「今日のライブを迎えるために~」のお話(前記事参照)をした上で「東京がとても楽しかったから、大阪では東京を超えたい。今やりたいアカシックをやります。」と付け加え、「よろしくお願いしまーーーーーす!!!」でライブスタート。

・Galaxy Bang
東京は一曲目がサイノからだったから勝手にそのつもりでいたけど、私が甘かったです。一発目からGBはパンクすぎ。
理姫さんが言った「東京を超えたい」がセトリの攻め方にも表れていてムネアツ。初っ端から踊り狂う一択でした。

・CGギャル
攻めスタートの甲斐もあってか、二曲目にして早くもモッシュ発生。2列目にして埋もれるという謎現象。
そして、この曲にしてはあっさりしすぎているバンビさんを見ながら、心の中で「ここが本番じゃないもんね、バンちゃん!」と思っておりました。

・いちかばちかちゃん
もみくちゃになりながらも、いちにー!さんしー!は全力で。
更に増す圧と、余裕で噴き出す汗。そんな状況下でも、ラスト前“スーハー”の時に溢れ出る理姫さんの色気にはウットリさせられたし、それを取り囲むようなゴリゴリの演奏も相まって、ほとんどトリップ状態。この曲をライブでやる度、教祖と信者の構図が脳裏をよぎるんだよなぁ。

・秘密のデート
まだまだ続くお祭りとトリップ。自分が揺れているのか、周りの圧で揺らされているのか分からなくなるほどでした。
正直半分くらい記憶飛んでるけど、茶目っ気たっぷりの理姫さんが可愛かったことだけはしっかり覚えているの、おたくすぎるな。

・ヨコハマクール
間髪入れず、歪なギターソロ。あれほどの熱狂が不規則に飛んでくる不穏な音によって鎮められて、一斉に達也さんの演奏する姿を固唾を呑んで見つめるモードに切り替わるの、何だかゾクゾクした。
超カッコいい曲だなと改めて感じたし、青い照明が曲の冷たさと抜群に合っていてよかった。ラストも歪なギターソロで〆

・MC
①理姫さん「大阪久々すぎて緊張してたら、もう5曲終わってた」
②通しリハ時の達也さんについて
理姫さん「通しリハの音源を聞いてたら、MCの部分で“金玉が腫れて大変”とか急に聞こえてくるの笑っちゃう」達也さん「言ったな?(言うなよ顔)」理姫さん「でも別の人の話だもんね~あと、曲終わりに突然“そして数年が経った”とか言ってる」
③優しさ担当コウジロウ
コウジロウは何を話してもつまらない(理姫さん「うちらが言えることじゃないけど!」)から、優しさ担当。
コウジロウによる皆様への体調確認と、前方男性へ気遣いのお願い。コウジロウ「無理せず、やばかったら右手あげてください!」
④達也さんによるパンクとは何か?について
理姫さん「後でカレーヌードルのやつ(前記事参照)言って」達也さん「今日は別のを用意してきてる」理姫さん「てことは、この後どこかで聞けるってことだ!」達也さん「自らハードルあげてない?」

・禁煙成功
好きなビデオが何軒回ってもレンタルしてないって曲やりますって言って演奏スタート。
イントロ&アウトロのベースの心地よさと、全楽器が鳴り出してからの心が弾むようなメロディで自然とニコニコ。
“おすすめなバンドが”の時に演奏しているメンバーに手をひらりと向けていたり、“それも出るといいね”で語りかけるように歌ったり、ラストの“幸せ”でピースしていたり。歌詞と連動するような仕草にほっこり。

・溺愛
歌い出しの演奏、普段は穏やかな“ジャーン ジャーン”って感じだけど、不埒千万ではギターの小刻みな“ジャッジャッジャッジャッ”って感じのパンクver。(あまりにも語彙力が足りない)
東京に引き続き、2サビ後間奏はロングver。楽しそうに演奏するメンバーと、玩具を貰った子供みたいな無邪気さで歪みエフェクターをギュインギュインさせる理姫さんにときめき。
ラストの“好きだよ”の後も、「好きだよっ、好きだよっ」って連呼する理姫さん。音源だと“好きかも”なのに、ライブでは“好きだよ”なの、その瞬間の理姫さんから愛が溢れ出してるみたいですき。

・サイノロジック
東京ではこれが一曲目。その時はライブへの緊張感も残りつつ楽しんでいたけれど、今回このタイミングで聴くことで演奏がバチバチになっている事に気付けたので、GBとのセトリ交換は凄く効果的だったのでは?と思った。
ギターソロをふる理姫さん「パパー!」

・CGギャル
大本命の二回戦、ファイッ!戦いが始まることを思わせるジャーンの音と共に理姫さんがお立ち台で「これからもよろしくお願いします!仲良くしてください!」と熱く訴える中、その横でガンガンにファンを煽りまくるバンビさん。理姫さんが降りたのと同時に、満を持してお立ち台へ。
スタンバる様子を見て、今日のヤバ顔は絶対に激ヤバいぞ!と思っていたら、予感的中。激ヤバ顔&軽い舌なめずりのオプション付き。心の中で拍手喝采。もはや普通に拍手しちゃったし、多分フゥ~!とか言った。空中蹴りもしっかりキマって、バンちゃん筆頭にメンバーもファンも大暴れ。大阪でも最高のヤバをありがとうバンちゃん。

・プリチー
爆上がりした熱量はまだまだ冷めやらず。イントロにて、片手・両手・ギャルピと、様々なピースを見せてくれる理姫さん✌︎
暴れん坊将軍パートは、達也さんによるパンクとは何か?について。「パンクとは、自分が正しいと思うことをやり通すこと。鷹と鷲はサイズの違いだけで実は同じ生物。小さいのが鷹で大きいのが鷲だけど、明確な基準はない。自分が鷹と思えば鷹、鷲と思えば鷲。つまり自分の見方次第、それがパンク。」(意訳)
コウジロウの暴れん坊将軍は一旦お預け。

・華金
溺愛と同様、歌い出しは小刻みなギターのパンクver。
歌い始めた理姫さんが笑いながら達也さんに待ったをかけたから何事かと思ったら、「キー違くない?ちょっと確認して」って言ってまさかのやり直し。気を取り直して爆上がり&筋肉痛覚悟のタオルぶん回し。
2Bメロでは我らが翔ちゃんの美しいキーボードの音に乗って、ケチャ脇&ケチャこじ(着席スタイル)が登場してました。

・8ミリフィルム
身動きが取りやすくなって、少し穏やかに楽しめる時間。
改めてやっぱりいいバンドだなと思ったし、落ちサビでスポットライトに照らされながら歌う理姫さんの求心力は凄まじかった。

・LSD
きました、絶叫タイム。普段キャーとか言わない私が全力でキャーと叫ぶのはこの曲の時だけ。(基本歓声はフゥ~!だし、ジェットコースター乗車中は爆笑)
Cメロ前間奏で理姫さんの歪みエフェクター再登場。パトランプみたいな機械も振り回しながらギュインギュイン。達也さんはエフェクターをギターに近づけて弾いたり(音が変わる仕組みなのかな?)、コウジロウは髪を振り乱しながら爆叩き、バンビさんは天井にベースを突き刺すみたいに掲げながら弾いたり、翔ちゃんも自由にエグ弾き。各々が好きなように演奏を楽しんでる感じが最高でした。
余談ですが、間奏が終わるのと同時にステージが一瞬真っ赤に染まったの、M-1予選でタイムオーバーになった時みたいだなと思いました。(わかる人にはわかるやつ)
間奏後Cメロを歌い出す前、理姫さんが「華金キー合ってたかも、ごめんなさい。なんか違うように聞こえたんだよねごめんなさい。」って達也さんにちゃんと頭下げてたの笑った。でもステージ上で蟠り解消したほうがファンに誤解されないし、気持ちよく終われるだろうからナイス判断だったなと。
Cメロ後は「みんなを応援してる!」と話してから、絶叫してラスサビへ。

・鶺鴒
東京では終電だった本編トリ曲。こちとら終電で爆踊りのつもりでいたのに、想定と違うイントロが流れ始めて、どの曲が始まったのか即察し。昂りすぎて、つい友達の肩をバシバシしてしまった。
いやちょっと流石にこれはずるいよな。まず今回のワンマンでアウトロ長いシリーズが聴けると思っていなかったし、その中でもまさか鶺鴒をチョイスするなんて誰が想像したか。
曲中ずっと全身が熱くて、歌い出しと2サビ後の間奏で何故か泣けてしまって、どうしようもなかった。
鶺鴒は、聴くと遠征から帰る夜行バスを思い出す曲。プリチー発売時期はまだ大学生で基本夜行バス移動だったんだけど、深夜とは恐ろしいもので、凄く楽しいライブの後に真っ暗なバスで一人揺られていると、酷く孤独に襲われる瞬間がありまして。そんな時に丁度よく流れてきた鶺鴒の“今日は諦めて眠る”って歌詞と共に目を瞑って、でも結局全然眠れず“秋の夜長 憂鬱”って歌詞と絶妙な温度感のアウトロに寄り添ってもらうことでなんだか落ち着くことができた、みたいなことが何度もあったなぁ、という。長文懐古失礼しました。
アウトロが始まったら理姫さんはそのままはけていって、楽器隊だけがステージに残った状態でアウトロロングver。間違いなくアカシックのライブにおける醍醐味の一つ。フロントマン理姫さんの存在が重要な主軸であることは揺るがないのだけれど、楽器隊が絶対的主役と化すこの時間も本当に大好きだし大切。

・アンコールMC
①数本の花を手に理姫さん登場
最前の泣いてる子とか馴染みの子にお花を手渡し。理姫さん「もっと持ってくればよかった!」
②グッズのTシャツ、スミクロばかり売り切れて白が売れない話
理姫さん「男たちががみんなスミクロ着てるから!?そういうこと!?」
③たけおTも売れてない話
当然の如くたけおさんの話をしてたけど、途中で「ていうかたけお知ってる?昔のマネージャーなんですけど」って今更の補足入れてて笑った。私は当然約束ワンマンの時点で購入済みですけどね!!!(古参面)
ちなみに理姫さんの「物販に立ってたら買ってあげて」という一言のおかげもあってか、終演後しっかり売れてました。
④言い残したことめっちゃある気がする理姫さん
それを言われたコウジロウが「明日ざわりんこあります」ってお知らせしてくれたの流石すぎるし、話の流れ1ミリも関係なく突然バンビさんが「何やる?」ってコウジロウに聞いてたの笑った。
理姫さん「今何時?やばい、すでに押してる!やります!」で曲へ。

・マイラグジュアリーナイト
理姫さん大暴れ開始。途中ステージを降りて最前の柵に乗りまくったり、最前の子を背もたれにして柵に座りながら歌ったり。恐縮ながら、しばらく私の顔面がふわふわの髪の毛に覆い尽くされる時間がありました。めっっっちゃいい匂いでした。
そんな中、ボーカル不在のステージ上で達也さんとバンビさんが向き合ってギターとベース近付けながら演奏してたの超アツかったし、まじバンドじゃん!ってなった。二人がそういうパフォーマンスするの珍しい気がする。(後日、理姫さんのインスタにこの時の動画上がってました。まじ感謝)

・失爽宣言
全力投球の歌と演奏。メンバー全員がとにかくイキイキしてて楽しそうで嬉しくなったし、アカシックが復活してくれて本当に良かったと心底思いました。こんな素敵なライブパフォーマンスを見られなかったかもしれないだなんて、意味わかんないもん。
ラストは床に倒れ込んで歌って、この方まじでステージに声を置いていく気なんじゃ。。。と少し心配に。

・プリチー
心配御無用。二回戦を告げるドラムが鳴った瞬間、ケロッとした様子で即座に起き上がりお立ち台に立ってピース✌︎それを受けて、最強すぎるだろ!それならこっちも声と体力をここに置いていくわ!の気持ちで全力コール&レスポンス。
もはや柵どころかフロアに降り立った理姫さん。厳つい見た目のスタッフさんがステージ上でマイクの延長コードをどんどん送っていき、気付けばフロアの後ろまで大移動。その間ステージ上では達也さんがお立ち台で演奏したりして、そっちはそっちで自由に楽しんでる感じも良かった。
暴れん坊将軍パート、フロア後方の理姫さんが「前と後ろで視線分けよ」って言うから改めてステージに目を向けたら、いつの間にかバンビさんが理姫さんのスマホでしっかりその様子を動画撮影してて笑った。えらい。
理姫さんから「達也あれ言って!カレーヌードルの!」のリクエスト。達也さん「パンクとは何か?昼ご飯を食べた後にカレーヌードルも食べること。太るし口が臭くなる!しかし自分が正しいと思うことをして、健やかに生きる、それがパンク。健やかに生きましょう!」(意訳)からのお待ちかね、コウジロウの「暴れん坊将軍でいくぞー!」でラストへ。
パンク200%の「女は女でしか、な゛ーーーーーい!」は必聴。

・終電
アッツアツのまま曲が始まって、達也さんもバンビさんもほぼ前に出ずっぱりで演奏してたの最高。何度も言うけど、この3人が横並びになった時の最強さには惚れ惚れしちゃう。
あと途中で、バンビさんがお茶でも立てだしそうなくらいの正座でベース弾いてた。弾きづらくないのかなあれ。
ラストはもちろん爆踊り。

・アルカイックセンチメント
本来のアンコールは終電でラストだったのか、理姫さんが間髪入れずに「ほら!やるよ!」って言って、有無を言わさず演奏スタート。
イントロで理姫さんの「ハイ、ハイ」に合わせてファンが手を上げ下げしてたとき、コウジロウもそれに合わせて「ハイ!ハイ!」って叫んでたのとても良かった。達也さんのギターヒーロータイムはバッチリお立ち台で。そして、いつだって聴けると嬉しい全員コーラスに耳を傾けながら、多幸感で満たされて大団円。

終わりのご挨拶をして、東京同様理姫さんへの愛を伝えるタイム。理姫さんがお立ち台からフロアの動画を撮影している中、男たちが示し合わせたかのようにそろりとはけていったのうける。
撮影し終わって振り返った理姫さんが「え!誰もいない!?」ってなって、まだ歌いたそうに「たけおー!」って呼んでも返事なし。
鉄壁のストッパーで流石に観念した理姫さんが「最近十数曲で終わるみたいなライブが流行ってるらしい。今日みんなとの信頼で声が飛ぼうが30曲くらいできるなって思っちゃった。短い方がいいみたいなそんな風潮ぶっこわすから!今日はちゃんと終わるけど!皆さんも気を付けて帰ってください~」って名残惜しそうにステージを後にして終演。

「大阪では東京を超えたい。今やりたいアカシックをやります。」と理姫さんが宣言して攻めの一曲目が始まった瞬間、まじで東京を超えにきている。。。!と、東京公演とはまた違ったアツさを受け取りました。(実際、モッシュが始まるのは圧倒的に大阪の方が早かった)
何よりメンバーが本当に楽しそうで、嘘偽りなく“今やりたいアカシック”をこれでもかと見せつけてもらった気がします。
後日理姫さんがインスタ投稿した動画内で、開演直前に「美味い酒を飲むために頑張りましょーう」と円陣を組んでいて、大阪翌日のストーリーから察するにしっかり美味い酒を飲めた(というか飲みすぎた)様子だったのも納得の良きライブでした。
PUNK編が終了し、残るは追加公演の横浜RED編!
どんな公演になるのか、新曲REDはライブだとどんな風になるのか、楽しみでいっぱい!おわり!

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