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安楽死から考える自分の人生

日本では、というよりも世界でもまだ承認されている国が少ない「安楽死」。身近に安楽死を遂げた人が残していったメッセージは想像以上に心に刺さるものであった。

今回、自分の身に起こったこの珍しい経験を記録として漫画に残すことにした。友人の生きた証と残したものを生き残った我々が忘れないように。
扱いの難しいこのテーマをどう伝えたらよいかとだいぶ頭を悩ませたが、そのまま現実に起こったことを、感じたまま表現すれば良いのだと肩の力を抜いて描いたところ、色んな方々から反応を頂けて嬉しい限りである。

まずは漫画をご紹介。(全て投稿済ですがここに改めてまとめました)

オランダde奮闘ライフー安楽死編①(resized)

オランダde奮闘ライフー安楽死編②(resized)

オランダde奮闘ライフー安楽死編③(resized)

オランダde奮闘ライフー安楽死編④(resized)

自分のお葬式を考えたことがあるだろうか。
きっと90%以上の人がないと思う。私も含め。
しかし自分の身にいつ何が起きるかわからず、特に歳をとったら死はどんどんと現実的なものとなってくる。そうしたときに自分はどう送り出されたいのか、どう人生の幕を下ろしたいのかと安楽死を通じて一度見つめ直すきっかけとなった。そこからまた今の自分の年齢に戻ると、いま何をすべきか・何をやりたいのか・何を残したいのか・・・色んなことが見えてくる。

自分にとって大切なこと。

死の直前に

「色々大変なこともあったけど、わたしの人生楽しかったな」

と言えるほど、苦も楽も併せて今の時間を大事に生きることである。


*ヘッダーの絵は安楽死を遂げた友人に最期のお贈り物として捧げたものです。その時の記事はこちら。


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