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Essay(Yuki Anzai)

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ミミクリデザイン代表・安斎勇樹のエッセーをまとめています。
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#ワークショップデザイン

6年前の「ワークショップ実践論」を振り返る

先日、嬉しい知らせが届きました。拙著『協創の場のデザイン』(2014年)が、初の増刷となった…

安斎勇樹
3年前
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【増刷決定!1.5万部】『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』発売中

新刊『問いのデザイン:創造的対話のファシリテーション』(安斎勇樹・塩瀬隆之著 学芸出版社)…

安斎勇樹
4年前
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"問いは、「良い答え」を導くためのものである"...は本当か?

なぜ問いを立てるのか。問いのデザインはなぜ重要なのか。問いをデザインすることの意義につい…

安斎勇樹
4年前
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ファシリテーションにおける「誘導」と「提案」の違い

ワークショップデザインやファシリテーションの講座をしていると、初心者の方によくいただく相…

安斎勇樹
4年前
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公開シンポジウムの登壇予定(2-3月)

2〜3月は4つの公開シンポジウムで登壇します。 [2月14日] SOCIAL WORKERS TALK #1 櫻本真理…

安斎勇樹
4年前
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2019年のnote記事、アクセス数BEST3

2019年はnoteのアカウントを4月に開設し、ワークショップデザイン・ファシリテーション、イノ…

安斎勇樹
4年前
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"10万年後の問題"を解決するための課題設定は可能か?

問いのデザインの手順を体系化する上で、ワークショップデザインやファシリテーションの技術ばかりに目線が行きがちですが、ワークショップの問いの設定以前に、何を解決するためにワークショップを実施するのか、すなわち「解くべき課題を定義する」ことが重要です。 課題とは「理想的な目標」と「現状」との差分を解消するために「いま向き合うべきテーマやタスク」のことです。適切な課題を定義するためには、漠然とした問題状況や、目指すべき目標について、「素朴思考」と「天邪鬼思考」を使って読み解きなが

アートはビジネスに活用可能か?:アート思考に関する研究動向

八重樫文先生(立命館大学)らの共著論文「ビジネスにおけるアートの活用に関する研究動向」(…

安斎勇樹
4年前
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問題の本質を捉える「素朴思考」と「天邪鬼思考」

問いのデザインの第一歩は、問題の本質を探り、本当に取り組むべき課題を定義するところです。…

安斎勇樹
4年前
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「問い」と「アナロジー」の往復で、アイデアに磨きをかける

金属のレーザー加工を專門とする株式会社インスメタル様のご依頼で、自分だけの理想の空間をカ…

安斎勇樹
4年前
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「固定観念にとらわれずに、自由にアイデアを考えましょう!」というファシリテーショ…

ワークショップやファシリテーションを専門に仕事をしていると、現場の方々とコミュニケーショ…

安斎勇樹
4年前
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ファシリテーターの”芸風”の構造

ミミクリデザインの組織学習を専門とするファシリテーターの遠又が、こんなことをツイートし、…

安斎勇樹
4年前
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ワークショップのアイスブレイクで溶かすべきもの

ワークショップでは、プログラムの冒頭で参加者同士の「アイスブレイク」と呼ばれる活動を行い…

安斎勇樹
4年前
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組織変革と事業開発になぜ「ワークショップ」が必要不可欠なのか?(プレゼンスライド公開)

WDAメンバー限定の研究会「対話と仕組みで組織をファシリテートする-ワークショップ×組織デザインの可能性を探る」が終了しました。ゲストに株式会社DONGURI CEOであり、ミミクリデザインの組織マネージャーでもあるミナベトモミさんをお迎えして、安斎も前座として登壇させていただきました。ファシリテーターはミミクリデザインで組織開発を研究している東南裕美が務めました。 研究会の本題は「組織開発(対話)と組織デザイン(仕組み)を活かしてどのように組織をファシリテートするか」であ