"10万年後の問題"を解決するための課題設定は可能か?
問いのデザインの手順を体系化する上で、ワークショップデザインやファシリテーションの技術ばかりに目線が行きがちですが、ワークショップの問いの設定以前に、何を解決するためにワークショップを実施するのか、すなわち「解くべき課題を定義する」ことが重要です。
課題とは「理想的な目標」と「現状」との差分を解消するために「いま向き合うべきテーマやタスク」のことです。適切な課題を定義するためには、漠然とした問題状況や、目指すべき目標について、「素朴思考」と「天邪鬼思考」を使って読み解きなが