Fundação oriente
リスボンのアルカンタラ地区にある東洋博物館。
現在開催中の日本の祭りと儀式の展覧会に行ってきた。
この博物館は常設展だけでも東洋文化に興味のある人ならかなり面白い博物館だと思う。
ポルトガルとの東洋との歴史を主要に扱っているから、ポルトガルと縁の深いインドや中国、日本のものが特に充実している。
ヨーロッパの東洋文化を扱う博物館、美術館といえばパリのギメ美術館が有名だが評判とは裏腹に昨年初めて訪れた際、規模の小ささに少し物足りなさを覚えた。
リスボンの東洋博物館では今回の企画展覧会もとても興味深かった。
日本の各地のお祭りや一年を通した神道に由来する慣習を紹介する展覧会で、日本を知りたい人にはお勧めしたいものだった。
ヨーロッパに住む日本人や、特に外国で暮らす日本をルーツに持つ子供に見せてあげるのもいいと思う。
または日本でも田舎のない、都会に住む子供はこういった昔の日本の暮らしに触れる機会も少ないと思うので、彼らにとっても見るに値する展覧会なのではないかと思う。
私自身、日本の知らない地域のお祭り文化について知ることができて、祭事に使う物を見ることができてとても嬉しかった。
5年かけての展覧会らしく、展示物の量や充実度は物凄いと感じた。
待ち合わせ時間が迫っていたため駆け足の鑑賞になったのが心残りである。
ミュージアムショップで思わず展覧会の本を買ってしまった。
英語ですらなく全ポルトガル語なのに…。
一部展覧会の写真を紹介する。
展覧会のついでに同じアルカンタラ地区にあるLX Factoryの中のLandeau chocolate のチョコレートケーキは絶品なので食べて欲しい。
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