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ロンドンに行ってきた。
何かと停滞している時には旅に出るのが一番だ。

やっぱりこの街が好きだ。
特に新緑が映えるこの季節、公園がたくさんあるロンドンは格別に美しかった。
ロンドンくらい緑豊かな首都って珍しいんではないだろうか。
と思ったらロンドン住民の90%が公園から徒歩圏内に住んでいるらしい。
しかもロンドンの公園は大抵古いので木々が大きく、首都に居ながらにして森の中を歩いているような感覚を味わえる。

ハイドパークのマロニエの木


ハイドパークなんて特に中に入ってしまえば360°木々に囲まれてビルも見えなければ車の音も聞こえず、リスや鴨、白鳥がいて、馬やポニーとすれ違う。
首都に居ながらにして大自然(はちょっと言いすぎ?)を味わえる。
ロンドニアンが本当に羨ましくなった。

泳ぎ方のレッスン中に見えた鴨の親子

特に私の住んでいる町は田舎のくせに緑豊かではなく、ミネラルみが強い土地なのでものすごく癒された。
まぁロンドニアンは海のあるこの町を目指して来るんだろうけれど。
人間は基本的にないものねだり。

ずっと後を付いてきて思わず連れて帰りそうになった野良猫


フランスとイギリスの庭園の違いを見てもわかるように、フランスは自然を人間に合わさせていることが多い。
昨年パリに行った時も感じたが、公園の木や花の植え方一つ取っても人工的に配置されている。

パリのリュクサンブール公園


対してイギリス式の庭園は人口でありながら植物の配置が自然に見えるようにされている。
形・色の違う植物や花を同じ場所に植えて奥行や高さを出す。
まるで自然にそこに生えているように配置されている。

いつもいる場所にずっといると息が詰まる時は旅が一番だ。
そういう点ではヨーロッパに住んでいるというのはとても恵まれていると感じる。
たった1、2時間で言語も文化も全然違う場所に行けてしまう。

ぜひお願いします。
集めたくなる大好きな装丁の本シリーズ。

なんだかんだ言っても私にとって旅の魅力に勝るものってあんまりないなぁと実感した旅だった。

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