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「書き起こし〜執筆」を学ぶイベントに参加してみた!

今回のテーマは
「書き起こし〜執筆における
ノウハウと心構え」。

編集者のお二人がお話ししてくれました!

岡島たくみ: アル株式会社 編集者 1995年生まれ。神戸大学経済学部卒業。2018年よりモメ ンタム・ホースに参画し、複数のWebメディア運営や書 籍制作に従事。2020年にアルへ入社。 Twitter:twitter.com/okjmt
小山和之: 株式会社インクワイア編集者 株式会社weaving代表取締役 1989年生まれ。Apple Retail、建築の意匠設計、デザイン会 社でPjM/編集者を経て、2016年よりインクワイアに参画。 2018年にデザイン領域に特化した編集ファームweaving創 業。取材執筆、編集、メディア運営、発信支援に従事。デ ザインビジネスマガジン“designing”編集長。 Twitter:twitter.com/kkzyk

冒頭で
岡島さんがwebライターの仕事は、
「自分の主張を書く」ことより
「取材対象者の主張を届ける」比重が大きい
とおっしゃっていました。

ライター自身の色を
出すために記事を書くのではなく、
あくまでも取材対象者の主張を
読者に届けることが目的なのですね。

意識しないと忘れてしまいそうです…

岡島さんの「執筆」フロー

それでは、
岡島さんの「執筆」フローを
紹介していきます。

1. 文字起こし

取材音源を文字に変換します。

岡島さんは基本的にこの作業を
クラウドワークスなどで
業務委託するそうです。

他の参加者の中には
自分で文字起こしする方もいて、

内容にもよりますが
1時間の取材音源に
3時間ほどかかることもあるそうです。

私も先日初めて
2時間のイベントを文字起こししたら、
10時間ほどかかりました…

みんなそれなりに時間が
かかることを知ってほっとしました!笑

書き起こしは、
Googleドキュメントの音声入力や、
YouTubeの字幕機能
使用している方もいるそうです!


2.不要な情報を削る

文字起こしが完成したら。
次は削る作業です。

文字起こしを上から下まで
何周もスクロールして、

例えば、2万字の文章なら
1週目で1万字
2周目で1万5千字
3週目で8千字
というふうに削っていくそうです。

どれだけおもしろくても、
記事の主題から逸れてしまう部分は削って、
内容のまとまりごとに文章を区切ります。

3.情報を最適な順番に並び替える

「話された順」から
「読みやすい順」へ並び替えます。

私はなるべく話した時と
同じようにした方がいいと思い、

話のまとまりごとに
順番を入れ替えることは
頭の中になかったので、
この手法はすごく参考になりました!


見出しや文章単位で、
主張・根拠・具体例をまとめていき、
根拠であまりにも弱いところは
後で削ることもあるそうです。


4.一つひとつの言葉の精度を高める

「話し言葉」は、
主語や目的語が欠けていることが多いので、
意味を書き足して「書き言葉」に書き換えます。

たしかに、
話しているときは話の流れで省略している言葉は
たくさんありそうですよね。


5.記事の形に整える

ここまでで、ある程度細かい部分を整えてから
最後に、タイトル、見出し、リード文、締めの文
を書きます。

「最初は『何書けばいいか
マジで分からん』
てなりますが、
数こなせば何とかなります」

と岡島さん

私は今まさにそんな状況で

書き起こした後、
「これをどう処理していけば
いいんですか…泣」
という具合でしたが、

とにかく数をこなしていくしか
ないのですね。

今書いている記事を
途中で放棄しようと思ったけど、
とにかく形にしようと思いました。


6.ファクトチェック

そして最後は、
原稿で用いたすべての表現が
正しいかどうか確認します。

なんとなくの感覚ではなく、
論理的にどうなのかを説明できるように
とのことでした。

「◯◯は人気」
「◯◯な人は多い」という表現は、
本当にそう言えるのか確かめます。

勉強になります…
感覚人間の私はそんなところまで
気に留めなかった。


はい!
ここまでで
取材音声の書き起こしから記事執筆までの
ポイントを書きました!

私は早くこのイベントで学んだことを活かして
3週間ほど記事にできていない
モリジュンヤさんのトークイベントを
書き終えます…

ジュンヤさんイベント画像

ライターに憧れてたけど、
個人のブログを書くのと違って
こんなに大変なのか…と思い知らされ、

今までいかに自己満でnote書いてきたことに
気付きました。

ちなみに以前のジュンヤさんの
トークイベントの内容は主に、
物事の多面性や複雑さ
情報の受け取り方など。

すべてためになる情報だと思ったからこそ、
何をどう削ってまとめればいいのか
わからない状況でした。

そんな状況で、
書き起こしから記事を書くノウハウを
紹介するイベントを見つけられて
とってもラッキーでしたー!

がんばろーっと。

イベント動画は、
限定公開的にYouTube上に
アーカイブとして残るそうなので、
今後有料で閲覧もできるのではないでしょうか。

(すみません。これは私の想像ですが…
需要はありそうなので…)

以前のイベントもおもしろそうなので
気になった方は
ぜひチェックしてみてください~。↓↓
https://sentence-kakiokoshi.peatix.com/view

それでは~


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