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2021年のクリスマスコレクション

こんにちは。
mimiaccのmimiです。

今回の記事では先日発売したばかりのクリスマスコレクションについてのお話をしたいと思います。

私自身クリスマスが大好きという事もあり、毎年クリスマスが終わった瞬間から「来年のChristmasはどうしようかな」と考えております。(早…)
実際には8月くらいから具体的な商品構成やテーマ、デザイン、パッケージについて検討して、9月には試作品をいくつか作って、10月にはラッピング等も決めていつでも販売できるように整える。という感じです。

他のハンドメイド作家さんがどのように進められているのかは知らないのですが、私はそんな感じです。

でも今年はとても難航しました…。

昨年のクリスマスコレクション

今年も昨年販売したクリスマスコレクションを再販予定でした。

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こちらの写真の物は2020年に販売したクリスマスコレクションです。
一粒一粒使用するパーツを厳選して、私のイメージする「クリスマスツリーのきらめき」を5種類のスワロフスキーパーツで表現しました。

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このコレクションは左右で色々付け替えて楽しめて、そしてクリスマスコレクションながら、オールシーズン楽しめる優れもの。
パッケージもクリスマスツリーに見えるようにして、そのままオーナメントに飾ってもかわいいようにしました。
我ながら天才…。隅々まで楽しめるクリスマスコレクションに仕上がった!と大満足していました。そして沢山のお客様の元へ旅立って、とても喜んでいただけたコレクションです。

今年もこちらを再販して、毎年のクリスマスの定番に出来たらな、と思っていました。

でも、使用しているパーツのうち3種類が廃盤になってしまっていました。
別のパーツで代用できないかな、と色々試行錯誤もしましたが、形も色も厳選して選び抜いていたため、やっぱり他の替えが見つからない。無理。となり、泣く泣く断念。

そこからはもう思考が停止して、今年は新しいもの作るのはあきらめようかな…。と思っていました。

でもなんとなく、頭の片隅で「何か作れたら」「mimiaccのアクセサリーでクリスマス楽しんで頂けたら」と思って日々製作していました。
頭の片隅にそう思っていると、少しずつイメージが固まってくるもので、「よし、今年も去年と同じくクリスマスツリーをデザインしてみよう」と思い至りました。そう思ったのが大体8月くらいの話です。

私にとってのクリスマスツリー

一年の中で自分の誕生日よりも結婚記念日よりもお正月よりもお花見よりもハロウィンよりも大好きなのがクリスマス。
クリスマス大好きマンな私にとって、クリスマスツリーは特別なものです。
デザインがなかなか思う浮かばないなぁと思っていた8月頃、何となく「私にとってのクリスマスツリーを作れたらいいな」と思いました。

きらきらしていて、大きくて、夢が詰まっていて、見ているだけでワクワクします。

クリスマスツリーには色々なイメージが私の中にあって、
例えば、
・暖かな部屋の中にあるクリスマスツリー。
・クリスマスツリーの飾りつけを家族みんなで楽しんでいる風景。
・飾りつけされたツリーの下にあるクリスマスプレゼント。
・ディズニーランドや商店街、百貨店などで見る、イルミネーションが施されたクリスマスツリー。
・一本の、雪の積もったモミの木。

私の心の中にある思い出の情景だったり、映画で見たワンシーンだったり。
どれも大切なイメージで、どれも共通してきらきらと煌めいています。

私なりのクリスマスツリーをデザインと思う一方で、「どうせ作るならなるべく長くご愛用できるデザインを作りたい」という事でした。

パールを使用したデザインにした理由

クリスマスツリーというと、緑色のモミの木に赤やゴールドなどのオーナメントが飾られているイメージがあると思います。

でも、そのまま「赤・緑・ゴールド」の色を使ったデザインにすると、きっと「=クリスマス」になって、12月しか使用できないアクセサリーになってしまうな。と思いました。

そこで、私の心の中にあるクリスマスツリーのイメージ「雪の積もったモミの木」「長く楽しめるデザインにしたい」という思いをすり合わせて、「パールを使ってクリスマスツリーをデザインしよう」と思い立ちました。

パールの「白」には「雪」というイメージが元々私の中にあったので、パール素材はピッタリアイテム。

正直、白以外にも「緑」色のパールでも検討しました。
試作品を作るまではいかなかったのですが、頭でイメージしてみて、「いや、きっと白がベスト」と決めて、納得して、白を選びました。

パールの「白」はどんな方にもピタッとマッチする万能アイテム
クリスマスシーズンだけじゃなくて、「雪の白」をイメージしつつ、そこをポイントにおいてデザインすれば、きっと冬の間、いやいや、一年通じて楽しめるアイテムになるはず!と思いました。

結婚式のお呼ばれや、ちょっといいレストランに行くとき。好きな人とのデートやお買い物に行くとき。お子様の入学式や卒業式のとき。いろんなシーンでいろんなお洋服で活躍するパールアイテム。
これを着けるとコーディネートが華やかになるのよね。とついつい手にしてしまうようなアイテムにしたい。
そんなお助けマン的なアイテムの仲間入りができたらいいなぁと思いました。

完成したデザイン

さてさてそんなこんなで材料を仕入れたのが9月の頭。
それから、なかなかどうにも忙しくさせていただきまして、試作に手が回らない日々を過ごしていました。

脳内でいくつか形はデザイン出来ていて、でも実際作ってみないとわからないなぁと思いながら日々を過ごし、「試作を作る日」なんて改めて作ることができなさそう!と気が付いた瞬間に、ご注文分の製作の合間にダーッと作りました。

一番最初に作ったものを写真に撮っておけばよかったのですが、残念ながら無く。(今度から撮っておこう)
何回か揺れ感や立体感、360度嘗め回すようにチェックして、コレだ!とできたのがこちらの写真の物。

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デザインするにあたって大事にしたのは、
私にとっての「クリスマス」の印象にあるきらきら感。
楽しい気持ちを味わっていただけるように揺れ感。
モミの木の盛りっと感。
ツリーの天辺にある星。

このイメージを念頭に置きつつ、全部閉じ込めたのがこのデザインです。

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イメージ通り!
パーフェクト!

ちょうど出来上がった翌日に別のアクセサリーの試着ライブをInstagramでする予定だったので、そこで初めてお披露目をしました。

嬉しいことにとても好評で、ライブ配信中のコメントでとにかく「かわいい」の一言が多かったことを覚えています。
ライブ配信などで直接いただく言葉はとても貴重で、すごく励みになるのですが、この時のみなさんの言葉もとても励みになりました。

この後ほんの少しだけ、写真ではわからない程度の金具変更などの微調整をして、完成して写真を撮ったのがこちらです。

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アイテムはピアス、イヤリング。
でも、折角だからもうひとつ別アイテムで作ってみたいと思い、ブローチとネックレスを試作しました。

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ブローチは私自身マフラーやカーディガン、などに付けれたらいいなぁという思いと、このアクセサリーはシャラシャラとした揺れ感を楽しめるアイテムなので、その揺れ感を楽しんで頂けるのはブローチかなと思いました。

でも、実際にブローチとネックレスを作ってみたところ、圧倒的にネックレスの方が完成度が高く、身に着けて可愛かった。

ネックレス

特にポイントは使用したチェーンの輪っかの形。

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私はもともとこのチェーンが大好きで、見た時から瓢箪のような、雪だるまのような、コロンとした形がとても可愛いなと思っていました。

なので、ネックレスの試作をする段階で使用するチェーンはこのチェーン一択でした。

モミの木雪だるま。ピッタリ。ぴったんこカンカンすぎる。
これ以上パーフェクトなチェーンは他にはないと思います。
キラッと光って輪っかが主張しすぎないところもお気に入りです。

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次に悩んだのは長さでした。

モチーフの大きさが大体3㎝ほどで、小さくもなく、かと言ってものすごく大きいというわけでもない。でも、繰り返すけど小さくもない。

ちょっとだけ大きさのあるモチーフを身に着けるとしたら、私は絶対にチェーンの長さは長い方がいいし、最近短い長さのネックレスよりも、長さのあるネックレスの方が好みになっていました。

色々長さは試して、鏡の前で合わせてみて、最終的には60㎝、70㎝から75㎝の間で長さ調節のできるネックレスにしました。
3パターンで長さを調節できるところが、着ける方によって、お洋服によって楽しめて、すごくいい!と我ながら思います。

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こうして振り返ってみるとピアス、イヤリングを作るよりもネックレスを作った時の方が試行錯誤していました。

ネックレス、あんまり作ったことがないけれど、これから少しずつ挑戦してアイテムとして増やしていってもいいかな。と思うきっかけにもなりました。(来年チャレンジしてみたい)

ラッピング

さてさて次はラッピング。

昨年はクリスマスコレクション特別のラッピングにしていましたが、今年はいつもと変わらぬラッピングにして、でも、プレゼント用のギフトボックスをご購入の方には特別のリボンを使用してラッピングをしよう!と思いました。

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有料のギフトボックスを使用したラッピングがこちら。
今年から「見える化」にしたギフトラッピングなので、あんまり派手な工夫はせずに、リボンだけクリスマス仕様にしました。

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アクセサリーが映えるような、オーナメント柄の入ったリボンです。
クリスマスツリーの雰囲気も合わさって、とても良い!

『白いモミの木』

こんな感じで出来上がった2021年のクリスマスコレクション。
作品名は、『白いモミの木』です。

はじめ、「クリスマスツリー」や「ホワイトツリー」などの名前も検討していましたが、もっとシンプルに、わかりやすく、私らしく、ストレートな言葉にしたいと思い、『白いモミの木』にしました。

「モミの木」という言葉が、何となく朴訥としたイメージで、モミの木という植物が持つイメージにピッタリだなと思いました。

朴訥としているけど、白い雪化粧を纏うと、とても美しくて、華やかで、神々しくなる。それが『白いモミの木』です。

2021年のクリスマスコレクション。
少し足早に説明してしまったような気持ちもあるのですが、いかがだったでしょうか。

これから沢山Instagramやtwitterなどでご紹介していくと思うので、ちょっとづつ『白いモミの木』の魅力を積み重ねていってお伝えできたらな、と思います。

ハロウィンも終わっていよいよ街はクリスマス一色になっていきます。
そこからは駆け足に年末が来てしまうだろうけど、今年も思う存分クリスマスシーズンを楽しんでいきたいと思っています。

そして、mimiaccのアクセアリーで、そのお手伝いができたら、それだけで私はすごく幸せです。

今回も長くなってしましましたが、記事を読んで頂き、ありがとうございました。
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