mimiaccのこれから。
当たり前だったことが当たり前じゃなくなる時代。
当たり前に使っていたたものが使えなくなる時代。
そんな時がくるかもしれない。とぼんやり思ったのが去年の年末頃の話。
そんな風に思ったきかっけ
そう思った、感じたきっかけは色々あって、
例えば2020年はじめから世界へと広まった新型コロナウィルス。からの緊急事態宣言。
それに伴って変わった生活。
私事としては、自分にとっての「ものづくり」とは何なのか、見直すきっかけになったこと。(その時の思いを記事にしたものがこちら▽)
自分の中での優先順位や重要視することがより明確になったこと。
巷のうわさで「地の時代」から「風の時代」に変わったということを知ったこと。
まだ他にもある。
ここからが重要なお話。
スワロフスキー社が事業再編
スワロフスキー社の従業員削減の発表があったこと。
クリエイティブディレクターが変わったこと。
それによりスワロフスキー社が事業再編を行うという発表があったこと。
仕入れ先のパーツ屋さんでスワロフスキーの人気商品である#8000番台が終了するお知らせがあったこと。
ここら辺の情報が次々と積み重なるにつれ、なんとなく私の中で
「スワロフスキーがいつか使用できない日がくるかもしれない」
という思いがぼんやりとあった。
そうは思っても、特に「もしそうなったら」の事はイメージできていなかった。
DIY事業から撤退することをスワロフスキーが発表
そうして過ごしているうちに、つい先日、スワロフスキー社がDIY事業から撤退するとの発表があった。
その発表を知った時、それはそれはショックだった。
頭を殴られたような感覚があった。
私が手掛けるmimiaccのアクセサリーは、スワロフスキーという素材をメインに使用している。
その素材が手に入らなくなる。使えなくなる。という事は、作れなくなるという事だ。
きらめきを表現できるものは何か
えぐられるような思いになった次の瞬間、「じゃあどうするか?」と私は考えた。
・何とか手に入れる方法を模索する。
・代用品を探す。
それも有りと思った。
でも、もっと自分にとって新しい世界があるかもしれないと感じて、その瞬間、
「新しい素材を使用して表現するのもいいかもしれない」
という思いが広がった。
きらめきが好きで、きらめきに癒されていて、
その煌めきをスワロフスキーという素材で表現しているけど、
スワロフスキー以外にも『きらめき』を表現できるものは、この世に沢山ある。
例えばアクリルや天然石、チェコガラスやビーズ、金属。
どれも魅力的で素材は色々あるけど、一番自分の心にピタッと来るものは何か。
考えて、『淡水パール』だな。と思った。
私にとっての淡水パール
パールには色々種類があるけど、淡水パールは私にとってとても身近な存在。
それは、自分に一番似合う天然素材だと思っているから。そもそも私だけじゃなく人肌にとても合う素材だと思っている。
淡水パールは天然素材だから一点物。その出会いは一期一会で、一つとして全く同じものはない。
きれいな丸じゃなくてちょっと部っ恰好なところもかわいらしい。
柔らかい素材で傷が入りやすかったり、ちょっと擦れていたり色にムラがあるところもなんだか憎めない。
そしてやさしい色合いが好き。
淡水パールが放つ照り感が、『光の輪』のように感じる。
今までスワロフスキーの輝きや形、色などに心地よく縛られていたけど、
これを機会に新しい世界に手を伸ばしてみるのもいいかもしれない。
淡水パールだけじゃなく、私がまだ感じ取っていないだけで、他にも色々あるかもしれない。
mimiaccのこれから
そして、2月末にスワロフスキークリスタル小売店のパーツ屋さんである貴和製作所さんからお知らせがありました。
リンク先の文章からわかるように、価格や取扱商品の変更はある可能性があるにせよ、今後も継続して取り扱うとのこと。
ひとまず安心。
でも、長い目で見ると正直今後、どうなるかはわからない。
とりあえずは製作し続けれるアクセサリーは今後も継続して、新しいことにも挑戦していきたい。と思っています。
まだまだこれからだけど、いろんなものを感じ取りながら、少しづつチャレンジしていきたい。と思うし、抗うとか抵抗するというよりも、流れに身を任せつつ、自分にとって心地のいい部分をくみ取って『きらめき』を形にしていきたいです。
そして何より、今までmimiaccのアクセサリーをご購入くださった方や、見ていてくれた方、応援してくださっていた方を置いてきぼりにしないよう、
私自身が変化をたのしみながら、これからも沢山の方に色々な『きらめき』をご提案していけたら。と思います。
▶mimiaccのアクセサリーは、minne、creema、Pinkoiの各3サイトでご購入いただけます。
(委託販売、対面販売は行っておりません。全てオンラインショップのみです。私自身ネット通販が大好きな人間なので、皆さんに楽しくギャラリーを巡回していただきたく思い、現在ギャラリーの写真や説明文をテコ入れ中)