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別府八湯温泉道

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別府八湯とは、八つの温泉(浜脇温泉、別府温泉、観海寺温泉、堀田温泉、明礬温泉、鉄輪温泉、柴石温泉、亀川温泉)の総称です。 別府の数多くの温泉の中の88の湯を巡り、「スパポート」と…
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2023年1月の記事一覧

別府八湯温泉道 第26番 ホテルニューツルタ

ヨットハーバーすぐ前の、ホテルです。 「ホテル」という名前はついていますが、中は畳敷きの部屋があったり、ベッドの部屋があったりで、なんだか不思議な雰囲気です。 棟が2つに分かれているので、建てられた時期が違うんでしょうね。 大通りのすぐ前に建物は建っています。 フロントではいつも気持ちのよい応対をしていただけます。外来入浴も気軽に足を運べる雰囲気があります。大浴場は上にあります。 眺めのよい大浴場です。ガラスが温泉成分で曇ってしまっているのが、ちょっと残念。 小さいですが

別府八湯温泉道 第118番 山田別荘

別府駅からしばらく北浜方面に歩きます。 一本奥の路地に入ると、一昔前の風情が漂います。駅周辺はたくさん公衆浴場があります。公衆浴場があるということは、住宅もあるんです。比較的古い建物が多く、それがいい雰囲気を出しているんだろうと思います。 見上げれば別府タワー。この角度から見るのもいいものです。 ここ、山田別荘はかつては別荘だったものだそうで、かなりの歴史があります。昭和5年建築だそうです。 なんとも入りにくい門構え…。本当に外来入浴できるんだろうか?? おそるおそる中に

別府八湯温泉道 第177番 北的が浜温泉

国道沿いの大通りに、ひっそりと存在している温泉です。近くに大分ガスのタンクがあります。国道をはさめばすぐ前は海です。本当に別府ではどこに温泉があるか分かったもんではありません。油断できません(笑) ここも1階が温泉、2階が公民館という造りのパターンです。ですので、建物は「北的ヶ浜公民館」と名前がついています。 以前は番台右側が男湯、左側が女湯でしたが、今は逆になっています。いつ変わったんだろう?? 左右対称の温泉なので、大して変わりはありませんが、両方画像はあります。

別府八湯温泉道 第181番 南的が浜温泉

北的ヶ浜温泉の近くにある温泉です。 でっかいパチンコ屋さん(現在はドンキになっています)のところから、山側にしばらく行った、昔の通りに面したところに、南的ヶ浜温泉がありました。 近くのラーメン屋さん(あけぼのラーメン)がちょっぴり気になります。いつも行くといい匂いが流れていて、気になるのですが、ご飯時じゃないので、結局入らずじまいです。 外観は結構しゃれた作りになっています。建物自体はかなり古いと思うのですが、デザインがモダンですよね。公衆浴場。って感じはしません。 この

九州・別府八湯温泉道 別府のお宿加賀屋

この温泉は以前別府温泉道に入っていたものの、1回脱退し、また復帰するという出戻りの珍しい温泉です。 おそらくオーナーさんが変わったんでしょうね。 以前は全く商売っ気がなく、閉まっているのか開いているのかわからないような状態でした。何回か行って閉まっていた。断られた。ということもあって、あまりいい印象は持っていませんでした。 今回はまた別府温泉道に復帰し、九州温泉道にも再登録されたので行ってみることにしました。ただの日帰りの入浴にも関わらず、とても快く出迎えてくれました。 建

別府八湯温泉道 第180番 此花温泉

此花温泉は以前、路地裏の本当に分かりにくい温泉でした。 2010年、火事により消失。その後、様々な人々の尽力により、再建されました。再建前に一度だけ行ったのですが、当時は写真を撮っていなかったので、記録が残っていません。なので、再建後の姿をレポートします。 以前は、入口はなかなか見つけることが難しく、路地裏にある温泉でしたが、再建をするときに、法律の規定で、道路が狭すぎて再建ができないという問題が起こったそうです。周りの家々が少しずつ自分の土地を削り、道路を作ったことで再建

別府八湯温泉道 第91番 京町温泉

別府駅からはだいぶ離れていますが、住宅地の真ん中にいくつかこういう共同浴場が点在しているのがこのあたりです。 公民館を探せば温泉が見つかるの法則にぴったり当てはまる温泉です。 結構別府では町中でも田んぼがドカンとあったり、新しいマンションがあったりといろいろな表情を見せますが、京町温泉の近くは昔ながらの住宅地です。一方通行の道路が多いので、よそ者は徒歩で温泉をめぐるのが一番良いと思います。 地味な温泉ですが、積極的にリニューアルをしているようで、外壁も塗り替えられていまし

別府八湯温泉道 第14番 梅園温泉(再建前)

2016年4月の熊本大分地震で被災し、取り壊しに。地元の人たちの尽力により、2018年12月にリニューアルオープンとなりました。 被災前の姿を残しておこうと思います。現在の様子はこちらで。 まず、温泉を探すことからスタートです。 路地裏にありますので、最初はなかなか苦労しました…。 そもそも路地に入る前の道が、すでにこの細さですからね。飲み屋街の一角にある感じです。 こちらからも入れますし、後ろの通りからも入れます。 後ろの路地から入った場合は、この「たんぽぽ美容室」か

別府八湯温泉道 第14番 梅園温泉

2016年4月の熊本大分地震で被災し、取り壊しに。地元の人たちの尽力により、2018年12月にリニューアルオープンとなりました。 以前の様子はこちらで。 久しぶりに行ったら、道に迷った(笑) 以前は路地の裏にあり、発見がなかなか難しかったのですが、入り口がとても分かりやすくなりました。足湯も設置され、温泉っぽくなりました(笑) 行った時は、番台は無人でした。入り口の料金箱にお金を入れ(300円に値上げです。これは仕方ないですね…)中に入ります。 脱衣場は狭いですが、バ

九州・別府八湯温泉道 竹瓦温泉

温泉番号1番。これぞ「ザ・別府」という温泉がここです。 何回行ったことか…。でも、行く時期や時間によって、いろいろな風景が見られる、別府の象徴です。 タイトル画像は正月バージョン。 まだ門松が置いています。いろいろなバージョンをご紹介。 典型的な別府の公衆浴場なので、当然地元の人の利用もありながら、観光客も受け入れています。 ちょっと他の温泉と雰囲気が違うんですよね。 常に人は入っていて、にぎわっているのですが、雰囲気を味わいたいのあれば、朝一番と夜がおすすめです。 空い

別府八湯温泉道 第7番 駅前高等温泉

ある意味、別府では一番有名な温泉かもしれません。 駅前を出てすぐの通りに、非常に目立つ建物がデーンとあります。 しかもなかなかしゃれた建物です。ただ、最初は少し入りにくいかも。 以前は「高等湯」「並湯」と分かれていたんですが、今は「あつ湯」「ぬる湯」となっています。 番台でどちらかを選んで、券売機でチケットを買う仕組みです。貴重品ロッカーは番台の横にありますので、そちらへ入れてください。 それでは「あつ湯」(旧並湯) 熱いといえば熱いんですが、別府だったらもっと熱いところ