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SEと定時退勤


定時退勤したい

 定時退勤したい。
健康、体力、集中力、生産性。どの点においても残業は良しの判断が出来ない。
特に、プライベートの時間は暇では無いのだ。自己研鑽の比率を上げたい。目下勉強中、資格試験以外でも勉強することが多過ぎる。
 睡眠時間は7時間確保したい。
これを基準にやりたいことや過ごし方の密度を込みで逆算すると、仕事は定時で終了。

激務の理由

 労基、36協定によって高残業時間からある程度守られるようになって久しい。
だが現実はザルというかソフトなザル、グレーなザルだ(自分の環境は、である)。就業時間だけで言えばそこそこの残業である。
 更にタチが悪いのは、体制が整備されず適切な作業量が割り当てられず、見切り発車で限られた工数にぶち込まれるのだ。
プロジェクト管理の失策である。
 プロジェクト管理者は、下っ端から見れば上長、経営者から見ればギリギリ管理職、顧客の中間管理職だ。
トラブルの原因は部下や外注のミス、対策は作業員の事務手続きだけ増やして、自分のメクラ印はスルー。背景に高稼働に因る疲労があっても、担当1人だけに全てを任せているような分担だったとしても、プロジェクト管理者自身がそれを反省しない限り改善は無い。部下や外注から指摘をすることは出来ない。由緒正しいブラック企業の風土の1つ。
 グダグダ書いた。
定時まで勤務を前提にプロジェクト管理がされれば良い(そのはずだよね?)。

やめる/断る/選ぶ

 今はコンプライアンス相談室が設けられている。正直、どの程度機能しているのか、実感が無い(繰り返すが、自分の環境のことだ)。
相手側のやり方は、複数かつ長期的である為、ある一点を切り取って第三者に報告するのは難しい。
 こちらの精神力を保つのも難しい。行き過ぎると他罰的になる。その前に自分から離れる方が得策だ。
 職業柄かもしれないが、どこに勤めるかよりも何をするかの方が大切。キャリアと能力を客観的に見て、コントロールを奪われる仕事はお断りをする。
 生産的に仕事を進めるうえで、顧客との立ち位置は昔と大きく異なる。win-winの関係構築、双方の拡大が築ける顧客を選択する。

仕事は好きだ

 「昔の」定時退勤したい と 「今の」定時退勤したい、はニュアンスが異なる。
今は「仕事が好き」なのだ、窓際族でも無い。
勉強中の1つが「プロジェクト管理」。自身の高稼働と顧客対応に因る心身不調が多いからこそ、取り組む。
以前プロジェクト管理の講習を受けた時、「何も問題が起きないPMからこそ、学ぶべきことが多い」と聴いた。
炎上してワーワー立ち回る自分に酔うのは、ただのヒーローコンプレックス、その前に炎上しない運営ができていないだけ。
 話逸れた。
定時退勤するには、①まず自分のコントロールの範疇で生産性を上げる、②単独で無理なら各署調整、③それでも無理ならその顧客から離れて次に切替。
1年半この状態、見切りつけた。只今③です。
 

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