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変化

こんにちは、はなびです。

みなさん、おひさしぶりです。
最後に投稿してから7ヶ月。
ゆっくりやっていこうと思っていましたが、ゆっくりすぎましたね。

今日は、変化の話をしようと思います。

あれから、わたしの生活ではたくさんのことがありました。たくさんの出会いと、たくさんの変化と、そしてたくさんの別れがありました。みなさんもきっと、たくさんのことがあったでしょう。時間というのはそういうものです。

そうと分かっているのに、すべては時間が経つにつれて変わるものとわかっているのに。ものごとはすべて流れていて、留まりを知らず、そして止まりもしない。仏さまも哲学者も、たくさんの人々がそう仰っています。

なのに変化することを恐れ、変化するものを恐れ、変化しているものを恐れ、変化したものを恐れている。それが人間ですね。ホメオスタシスがあるように、生き物は変化を望みません。もちろん周りの環境も、そして自分自身でさえも。人間が知性を持ったゆえに、そして考えることを始めてしまったがゆえに起こる矛盾です。

変化しなければいけない。この状況を打開しなければいけない。この考え方を変えなければいけない。もっとこうでなければ。こうでなければいけないんだ、と。

周りと比べて、自分の考え方と比べて、自分の生き方と比べて、人間は変わろうとする。それが苦しいことと分かっていながら、もっと苦しいであろう現状を打開しようとする。だから人間は知性を持って変化を求め、色々なことを発明できたのでしょう。

でも、変化って本当に苦しいこともあります。

わたしは今が変化の時です。
そして、それはすごくすごく辛いものです。

頭ばかり変化しなければと固まってしまい、自分自身がばらばらになったようで、こころもからだも追いついていないような、そんな気がします。

ゆっくりでいい、なんて頭では思っていても、今すぐに変わらなければ、こんな辛い現状を打破しなければなどと頑なになってしまうのです。

きっとこの痛みも、辛さも、苦しさも、この感情でさえ、7ヶ月後には忘れていることでしょう。わたしがここに綴るのを始めた日の感情を覚えていないのと同じように。
でも、この痛みは覚えておきたかった。
わたしがいちばん幸せで、1番辛かった日々のことを。

この文章を読んで、未来のわたしが、こんなこともあったなあと、それでも乗り越えてこれたのだなあと思えるように、今回はこの文章を書いています。

みなさん、などと言ってしまってごめんなさい。これは、わたしが未来のわたしのために書いているものなのです。

わたしは、年に1度か、そのくらい、どうしても暗い暗い谷の奥深くに落ちてしまうときがあります。

少しの穴に足がはまるくらいならいいのです。少し力を入れて足を抜けば、すぐにまた歩けだせます。そのくらいなら、何度でもします。

暗い暗い谷の奥深くに落ちてしまうと、もう空しか見えません。まだ、空が見えているだけいいのかもしれませんが、空は遠く、そしてそこにたどり着く道すらも、見えないのです。

その闇にしばらく留まり、眠りにつき、暗さにやっと目が慣れてきたころ、少しだけ道が見えてきます。

道が見えてくることもわかっています。でも、見えない瞬間が永遠のように思えるのです。もうあの空を拝むことは出来ないのだな、と思ってしまうのです。

それが、今。
わたしは今、暗い暗い谷の奥深くに落ちています。

いつどんな風に上がってこれるのかはわかりません。
いまは、静かに自分の谷を見つめて、目が慣れるのを静かにじっと待つのみです。

変化は訪れます。必ず。いい意味でも、悪い意味でも。

では、また。

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