臆病なコミュニケーション
私は臆病である。
何に対して臆病かというと、人とのコミュニケーション、対話が苦手だ。
対話は苦手だが、嫌いではない。むしろ人とのおしゃべりは好きな方である。
なぜ、苦手なのか。
それは対話のスタートダッシュ、いわゆる「話しかける」という行為が得意ではないからだ。
「何を話そうかな」「今話しかけても迷惑じゃないかな」
「どんな話題だと盛りあがるかな」
と、話しかける前に色んなことを考えてしまう。
そんな私は大抵、人に話しかける前にシミレーションをする。
話たいことや、面白そうなトピックスをピックアップして
頭の中で文章を組み立てるのだ。
(完璧に文章を作るわけではないけど、いったん考える)
そんな私が実践するコミュニケーションだから、
「臆病なコミュニケーション」と名付けた。
臆病なコミュニケーションと聞くと、至ってマイナスなものとして捉えられるだろうか。
『「臆病なコミュニケーション」と名付けた』
と書いたが、私が名付けたわけではない。(大変失礼しました)
名付け親は、大学4回生の就活時期にお世話になった、メンター的なイケオジで
「みみちゃんのコミュニケーションは臆病、でもそれが強み」
と言ってくれたことがあった。
臆病だからこそ、人の気持ちに寄り添えたり、俯瞰で物事を捉えることができる。
今まで苦手だ、得意じゃないと思っていたことが
強みとして言語化された瞬間だった。
「臆病なコミュニケーション」結構気に入っている。イケオジよありがとう。
(かなり端折ったが、すごく向き合ってくれて、私のエントリーシートが良い感じに出来上がったのはこの方のおかげである。感謝カンゲキ雨嵐)
私は思ったことをすぐに口に出すことができない。
だって臆病だから。
基本的には一晩寝かせたいタイプです。
時々、なんでも言える人が羨ましいと感じる事もある。
でも私は、「臆病なコミュニケーション」を大切にしていきたい。
だってみんながみんな思ったことを口に出してたらやかましいもんな!
もちろん、時には思ったこともズバッと言わなければいけない時もある。
その時は頑張るしかない。(まだまだズバッとは練習生かな)
私には私にしかできないことがある。
臆病だっていい。
自分なりにゆっくりと、対話を続けて行こう。
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