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猫とアウトドアと私


野生を忘れていないペット

もともと飼い猫を外に連れていく、ということを考えたことはなかった。けれどたまたま見つけたYouTubeのチャンネルで、2匹の飼い猫さんが野山を生き生きと駆け回る姿を見てうちの子たちもあんな風に自由に自然の中で冒険できたら…と考え始めたのがうちの猫たちをアウトドアに連れて行くきっかけだった。ちなみにこの2匹の猫さんは野良の仔猫時代にいまの飼い主さんに保護され、生まれ育った山が庭のようになっている状態なので同じ野良出身でもうちとはだいぶ状況が違う。

私は3匹の猫を飼っていて、みんなだいたい1歳半くらい。3匹とも毎日一緒に遊んで食べて寝てととにかく忙しい。ソラは天真爛漫でおてんば女子、ルナはお姫様気質で怖いもの知らず、寅はちょっと臆病な甘えん坊。性格も見た目も十人十色で本当に毎日飽きない。この子たちがうちにやって来た経緯は今後触れるかもしれない。

話を戻して、猫を連れて外出することに関して。猫を飼うにあたって、結構な時間を猫のことについて勉強するのに費やした。実家は犬派でこれまで猫を飼ったことがなかったので不安もあったけど、とにかく猫と暮らすことが楽しみでしかなかった私はほぼ四六時中、猫たちが快適に暮らすにはという命題で本を読んだり動画を見たりして、猫たちが譲渡されるまでの2ヶ月間くらいを過ごした。色んな意見があるとは思うけど、個人的に猫は人間なしでは生きていけない生き物なんだという理解でいる。


一緒に楽しめる形の模索

私は、飼い猫は放し飼いにすべきではない、つまり飼い主の目の届かない状態に片時でもすべきではないと考えている。なので前述の野山を翔ぶように駆け巡る2匹の猫さんたちの姿はいまの私の目指す形ではない。猫たちの健康リスクや自然環境に与える影響を考えたら、残念だけど飼い主がある程度行動を管理するしかないと思っている。

そこで行き着いたのがハーネス、リード付きで一緒に自然を楽しむスタイルだ。猫にハーネスなんてと反感を買うかもしれないけれど、いまの状況で私が考えられる、実行可能な最善策がこれ。何種類かのハーネスを試して、猫たちにストレスを与えすぎずなおかつ脱走などが簡単にできないハーネスに最近行き着いたので、いつか紹介したい。

ハーネストレーニング中。窓から身を乗り出してお外に興味津々のソラとルナ。


ただ猫が家にいることで、もともと出不精な性格に拍車がかかってしまった。ハイキング?週末キャンプ?うーん、行きたいけど疲れてるから今日は家で猫とゴロゴロもしたい…。そんなことを言っていたらアウトドア派なパートナーが、じゃあキャラバンで猫を一緒に旅行に連れて行けるようにしようか、と提案してくれたのも後押ししてくれた。キャンプに行く際は彼が人間の快適さを、私が猫の快適さを最優先に考えることで人と猫がともに気持ちよく過ごせるようになっていると思う。

とは言ってもまだまだ手探り状態なので、今後もっと猫たちとアウトドア時間を楽しめるように飼い主としては頑張りたい。これからの様子や(お互いの)成長を記録するためにここで徒然書いていこうと思う。


うちの子記念日

ところで明日4月16日はソラとルナが私のもとにやってきたうちの子1周年記念日。私のもとで健康に過ごしてくれてありがとう。2人が寅とも仲良くしてくれるからすごく助かってるよ。ありがとう。これからもずっとよろしくね。

ソラ(右)とルナ(左)。月齢8ヶ月ころ。


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