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【俳句】78 春 「木の芽」

世の営みはみな不毛なり木の芽吹く

"エルサレムの王、ダビデの子、伝道者のことば。
空の空。伝道者は言う。
空の空。すべては空。
日の下でどんなに労苦しても、
それが人に何の益になるだろうか。
一つの世代が去り、次の世代が来る。
しかし、地はいつまでも変わらない。
日は昇り、日は沈む。
そしてまた、元の昇るところへと急ぐ。
風は南に吹き、巡って北に吹く。
巡り巡って風は吹く。
しかし、その巡る道に風は帰る。
川はみな海に流れ込むが、
海は満ちることがない。
川は流れる場所に、
また帰って行く。
すべてのことは物憂く、
人は語ることさえできない。
目は見て満足することがなく、
耳も聞いて満ち足りることがない。
昔あったものは、これからもあり、
かつて起こったことは、これからも起こる。
日の下には新しいものは一つもない。
「これを見よ。これは新しい」
と言われるものがあっても、
それは、私たちよりはるか前の時代に
すでにあったものだ。
前にあったことは記憶に残っていない。
これから後に起こることも、
さらに後の時代の人々には
記憶されないだろう。"
伝道者の書 1章1~11節
聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会



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