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九十九里町・見廻り隊2(町役場)

 九十九里町役場です。黒松が植えられています。この役場から浜にかけた黒松林では、春に松露(ショウロ)、零余子に似たキノコが採れます。大人の親指(直径2センチ)ほどの大きさです。
 日本料理では珍味とされ日本のトリュフとも云われ「梅宮辰雄の食いしん坊万歳」でも紹介されました。新緑の松の香りあり、すまし汁は淡白でコクがある。春を味わえるお吸い物がベストです。

「しぐれきてはては松風海の音」・正岡子規
「ありそべの松の林に砂ほりて松露の玉を取ればうれしも」・正岡子規
「砂原と空と寄合ふ九十九里の磯行く人ら蟻のごとしも」・伊藤左千夫
 

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