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10年ぶりにLOLにハマり直した話(2/2)

前回までのあらすじ

CoDに飽きを見せていたCoDキッズは、ある時VIPdeLOLという村に迷い込んだ。その村で少年は闇のゲームに囚われ、尊厳を弄ばれ、残ったものは燃えカスだった。
少年は復讐を誓い、自身も闇のゲームの住人となるのだった。2015年終わりまでは・・・。

お別れ

2013年にLOLを始めた私だったが、当時のLoLというゲームはサモナーレベルが30(最大レベル)になるまで人権は無かった。
なぜなら当時からあったルーンとマスタリーは、レベル30にならなければ、強力な物が装備出来なかったのだ。(効果は今よりも複雑)
またこの2つは、さらにルーンアイテムを揃えることにも大量のIP(ブルーエッセンスの前身)を要求されていた

一言で言えば、当時のLoLにおいてはTime to Win的要素が強かったと思う。

当時のルーン編集画面(このマスを埋めるにもIP(BE)が必要だった)

レベル30までにはかなりの時間が掛かったが、その間様々な相手と相対し、学び、勝ち方を見つけることが出来た。
これは今のLoLで言われている「プレイヤーレベル100まではクイックで」に通ずるところだろうか。

レベル30になった私がよくプレイしていたのは、ドラフトピックだった。
各プレイヤーがレーンをチャットで叫び、BanPickフェーズを踏まえて戦うゲームモードだった。(チャットコールは早い物勝ちだったので、プレイするロールは必然サポートをプレイする機会も増えた)
このシステムでは当然自分のやりたいことがやれないことが多かったが、
同時にサポートの重要性を知ることも出来たし、またドラフトシステムのおかげで相手に勝つために、「どのチャンプを当てるか」、「カウンターを取られたらどうすべきか」を考えられる良い機会だった。
(今はブラインドピックのみだが、ドラフトピックを復活させて欲しい・・・)

そして転機が訪れた。
当時はシーズン5、キンドレッドが追加されたころだった。
日本サーバーの追加が仄めかされ、日本人声優による日本語音声がCloudSoundにアップロードされていた。
Master Yiが藤原啓治さん、Wukongが野沢雅子さんだったりとキャラにマッチした声優さんの演技に感動したものだった。

またそれまでプレイしていたNA鯖では200Ping近くでプレイしていたので、日本サーバーが出来るのは非常に楽しみにしていた。

だが、そうして引き続きLoLを楽しんでいた私に衝撃が走る。
「CoD Black Ops 3 発売(2015年11月)」
眠っていたCoD民としての血が騒いだ。
正直言って武器、マップ、アビリティ全てが私にマッチしていた。
2024年現在でもブーストゲーという点において完璧なゲームだと思っており、是非リメイクして欲しいものだ。
FPSの沼に戻された私は、2年間の思い出が詰まったLeague of Legendsを手放した。
その後、LoLには今(2024年)に至るまで戻ることは無かった・・・。

そして今に至る

今更ながら「なぜ今LoLなのか」を書こう。
前提として私はここ数年はValorantを下手なりにプレイしていた。
(Pingの都合、半年ほどCSに逃げていたが)
連携が重視されるゲームにおいて、VCを繋げ、連携を決めラウンドを取り、勝利する快感は、電子ドラッグを脳に叩き込まれるような快感といえるだろう。

ではLoLはどうなのか、を考えたとき、連携→勝利の流れはValorantと同様である。
しかしValorantではロールの制限はありつつも、銃で相手を倒すことはロールに関係無く行うことである。

LoLでは制限がさらに厳しい。
タンク、キャリー、サポートが個々では勝てず、それぞれが役割を果たしたとき勝利出来る。
Valorantとの対比したとき、極論を言えば誰にも負けない最強エイムがあれば、Valorantは1人でも勝てるのに対してLoLでは絶対に勝てない。
キャリーが相手集団に突っ込み戦闘開始したところで、行動不能スキルを貰って、その間に瞬殺されるだろう。
だからチーム全員が連携し、勝利を目指している。この瞬間が最高に気持ちが良い。

先ほどValorantでは連携を決めて勝利するのは電子ドラッグと書いた。
Valorantはラウンド毎に実質リセットだが、LoLは試合開始から終わりまでが一つのゲームだ。つまりはゲーム中常にドラッグを浴びるチャンスがある。

個人技で勝てばドラッグ、集団戦で勝ってもドラッグ、相手のネクサスを壊した(勝利した)瞬間もドラッグだ。
もちろん接戦であれば接戦であるほど脳が震える。
この快感を知ってしまうと、もはや抜け出せない。私もその内の一人だ。

離れていた10年で追加されたチャンピオンも多くいる。
昔からいるチャンピオンでもリワークによって新キャラに見える。
というかクレッド(2016年8月実装)以降は全員が新チャンピオンにしか見えていない。
さらにシステムも大きく変化しており、昔あったシステムを変に覚えているせいで足を引っ張る瞬間が多々ある。
こうしたこともあって今は環境への適応期間中であるが、今のモチベーションは10年前に負けず劣らずと感じている。
それ位に今この瞬間はLoLというゲームにハマりまくっている。

まとめ

LoLは正直面白さを伝えるのが難しい。
タワーを壊して~ドラゴン取って~ネクサス壊す、と流れを説明しても意味不明だし、面白さも伝わらないだろう。
プロの名シーンを見せても、基礎知識が無いから何がすごいかも分からず、つまらないだろう。

ただLoLの明確な強みは167体の利用可能なキャラクターがいることだ。
普通の人間からロボット、エイリアン、半獣人、ミニドラゴン等、もはや性癖のオンパレードである。
しかも能力はそれぞれが唯一無二なものだ。

最後にLoL公式サイトに飛んで貰いチャンピオン紹介ページを見てみて欲しい。
そして1、2体またはそれ以上に興味が惹かれたキャラクターを見つ蹴ることが出来たならば、友人を誘って是非LoLをプレイしてみて欲しい。


でもTeemoは使わないでね。泣いちゃうよ



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