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10年ぶりにLOLにハマり直した話(1/2)

League of Legends(通称LoL)とは

2009年にアメリカでRiot Gamesによってサービスが開始されたMOBAゲーム
10人のプレイヤーがそれぞれ5対5の2陣営に分かれ、取るか取られるかを制し、遂に相手本拠地にあるネクサスを破壊することで勝者が決まるゲームである。

ゲームのコアは、やはり個性的なキャラクターたち。
その数はサービスから14年目となった2024年6月現在、【167体】もいるらしい。癖に刺さるキャラは絶対にいるので一度はプレイをしてみよう。

注意

タイトルのとおり、この記事では10年越しにLOLに再度ハマった人間が、これから歳を重ねく内、いずれ忘れる記憶を思い出として残すものであり、LoLの歴史を書いていく訳ではないので、悪しからず。
私がLoLを始めた時、確かKha Zixが新チャンピオンとして紹介されており、Kha Zixの追加は2012年9月らしいので、私がLoLを初めたのはシーズン2の終わりの頃となるらしい(シーズン2は2012年10月で終了)

なお最初に保険をかけておくと、昔にプレイしていただけで私は未だにWoods DivisionなNOOBである。(久々にランクやったらブロンズ認定で笑った)

LoLに出会う前

LoLと出会う前の私はCoDキッズだった。
2009年にCoD4(PS3)でFPSに出会い、mw2(ほぼ終盤)で更にFPSに熱中。
BO(2010)、mw3(2011)、BO2(2012)のリリースの際は、当時海外版が日本版より2週間ほど早く発売していたので、海外版を購入して早期プレイするほどのCoDキッズだった。

そのままCoDだけをプレイしていれば、こんな記事は書いていない。
私の中でCoDそのものに飽きが来た。4年も同じようなゲームをしていれば飽きも来るのは一般的だろう。
私の場合、それがBO2で来た。
どうしても新作CoDにのめり込めず、惰性的にプレイする日々が続いた。

そしてLoLに出会う

さてCoDには飽きていたが、他にやるゲームも無かったため仕方なくBO2をしていた私だったが、ニュー速VIPでVIPdeLOLというスレが目に付いた。
League of Legendsというゲームのプレイヤーが集まるスレらしい。
それまでMOBAゲーはしたこともなかったし、存在も初めて知った。

遊びに飢えていた私はゲームをインストールした。
今では一般的だが、無料でプレイが可能課金要素は見た目だけ、勝敗に影響しない(Not Pay to Win)というのもプレイするに至った要因である。
その後ゲームを教えてくれるという親切なスレ住人とパーティーを組んで試合に挑んだ。(確かフルパだった)

ゲームが始まった。
当時(2012年10月頃)でもチャンピオン数は、100を超えていたと思う。
私は「海賊ってカッコいいじゃん」と思い、Gangprankをピックした。
最初はどうやってスキルを使うのかも分からなかった。
スキル欄にQ、W、E、Rと振られているので、とりあえずQを押すが発動しない。
(当時は日本語が実装されていなかったので、英語でスキル内容を理解する必要があった)
たまたまミニオンにカーソルがあった状態で再度Qを押したらスキルが発動し、スキルでの攻撃が出来るようになった。

最大の敵との対面

CSはほぼ取れないながらも、ゴールドが貯まった私は促されるままホームへリコール。
今なお初心者が躓くポイントの筆頭が襲う。
どのアイテムを買えば良いか分からないのだ。

とはいえ今のLoLはおすすめアイテムを表示してくれるので、例えばVeigarでADアイテムを買うミスは殆ど起きないだろう。
しかし当時はショップ画面に【おすすめ】機能は無く、欲しいアイテムを自分で探し当て、買う必要があった。(元に戻すボタンも無かった気がする)
何も分からない私は、Gangprankに全く必要の無いアイテムを買ったり、低~中ティアなアイテムを買えるだけ買っていた。
靴すら買っていなかった。
当然それでは火力は出ないし、相手の攻撃に耐えることも出来ない、何をすればいいかも分からない、という最悪なナイナイ状態である。

増えるゴミアイテムに嵩むデス
最悪なGangprank(私)を見た親切なVIP住人は、チームチャットで言い放つ。
「このGangprankは居ないものと見なして、ゲームをプレイしましょう!」(ほぼ原文ママ)

その後のことは覚えていない。とりあえずパーティは試合後、即抜けた。
スレにも書き連ねてやろうかと思ったが、VIPPERに煽られるのが目に見えたので止めた。
腹の底から悔しかった。あの瞬間の私なら歴史書が言う憤死を再現出来た。
クソゲーだよ!メリケンが作るゲームはこれだから!!!とCoDキッズは心から吠えた。(言わずもがなCoDもメリケンゲーである)


しかし私は若かった。コテンパンにやられて引き下がれるほど、聞き分けの良いガキでも、ましてや大人でも無かった。

こんな穏やかな顔ではなかった。

クソみたいな体験をしたが、それは自分の知識不足に依るところは自覚していた。
もうあんな惨めなことは味わいたくなかった。
そこからWikiなどを何度も読み返して、ゲームシステムを把握した。
アイテムの買う順番などはMOBAFireなどを見た。
ボコボコにされながらも、もう一度、これがラストと思い、プレイする。
全ては自らの力で勝利するために。

こうしてキャラの育て方を理解した私は私なりの勝ち方を会得した。

経験をバネに

そうしてExhaust + Igniteを抱えた Gangprankが生まれた(汚物である)。
GhostもFlashも不要だと思っていた。殴り勝てれば良いのだからと。
何よりUltimateのスローが掛かった敵に、Exhaustをさらに掛け、Igniteで燃えた敵を追いかけ回すのが気持ちよかった。当時の私の顔はニチャニチャしていたことだろう。
狂気というかトロールに近かったが、とはいえそのビルド一本で勝ててたし、育てば最終的に相手をワンパンできるのだからもっと楽しかった。
(当時のGPはQに全てを賭けるキャラだった)

こうして私はLoLの奥深さに足を踏み入れた。
その後はFlashのありがたみに平伏し、メタを追い、時にオフメタやネタビルドを試し、各チャンプ対策は何かを調べ、相手の構成に合わせたビルドを考えるようになった。
試合一つをとっても同じ展開は無く、考えを巡らし、味方と協力し、勝利を目指す感覚に私は熱中した。
なによりWomboComboが完璧に刺さった時は脳が震えた。
もちろん当時はNA鯖でプレイしていたので、アメリカ人と罵り合いという名の異文化交流も楽しめた。(あの瞬間だけは英語Writing力は高かった気がする)

こうしてCoDをプレイしなくなった当時の私は、LoLを最も最高のゲームだと考えていた。


2015年11月までは・・・。(続く)
※盛り上がって書いてたら長くなりすぎて、今ハマってどうなのかを全く書けなくなりました。タイトル詐欺さーせん。


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