霧島未麻

霧島未麻

最近の記事

雑音

ツイッターに何かを書き込むのが、人の目がやっぱり気になってしまって、怖くなってきたので、散文としてここに置いておきます。(それでもまだ、この独り言が人の目には触れてほしいとか、自分を理解しようとしていてほしいとか、そういう欲があるのが自分でもよくわからないんだけども) 何も考えず事実について話したくて 体のせいでいろんなことが受け付けなくなっていて、いつもなら流し見できるクソみたいなツイッターのレトリック芸とか、コンテンツに深くハマった幸せそうなオタクとか、いろんなものに縋

    • 演劇についての自戒

      ※このブログには論理的に正しくない部分があると思うが、それも含めてどういう気持ちで何を話しているのか、伝わればと思っている。言う必要があるのかわからないが、以下に述べることは押し付けではない。それぞれがそれぞれの好きなようにして。忙しければ太字だけ読んで。  ☆自戒 演劇をしない期間、途端にガッツリ予定が空くので、何をしたらいいのかわからなくなる、体力も時間も余っているのにやることがなくて余計なことを考えて辛くなる とか 人と会わなくなるために自分の交友関係の狭さを感じた

      • 夏についての雑記

        出来が良かったからちょっと直してあげる 2022年度夏公演ブログ用  私は四季の中で夏が一番好きです。特に、狭くてじめじめした暗い灰色のような日本の夏がとても好きです。調和の取れていない虫の声も、瞳を鈍く打つような木々の青色も、むせ返るような入道雲の匂いも、全てが心地悪く感じられます。心地が悪いことが、私が一体の生物として生きていることを強く感じさせてくれるような気がするのです。  行きつく先まで行った精神性を持つ人間は、動物としての実感が薄いと生きているのかすらわからな

        • 評決についての雑記

          胸がずっとドキドキしていて。多分初回の稽古から今までずっと。 私は人間が好きで、人間に感動するために演劇をしてる。声も顔も言葉も仕草も空気もアイディアも、それがギラリと光るその一瞬(黒曜石の断面みたい)が見たくてやっていて。でも私は器用貧乏(器用でもないかも。≒努力不足)だから、無難な、その場をやり過ごすようなナルシスト混じりの演技しかできなくて。周りはどんどん新しくなっていくのに、私だけ何も新しいものが見せられない。私はここにいていいのかと今でも思ってる。 でも、もう少し