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そのままの作品を認められること【歌あり】

こんにちは。WSD32期のみぃです。Advent Calendar 2020にお声がけ頂き、WSD卒業からの1年を振り返ってみました。

1.WSDとの出会い

私は普段は組織の中でメンバーの調整役をしています。お互いがわかりあえない中で、諦め、疲れていく人達をたくさん見てきました。もっと私にできることはないのか。そんな思いをいつも抱えています。

組織の壁は高くそびえて、負けそうな毎日。休日は素の自分の時間を大切に、一人で好きなイベントに出かけていました。読書会、ドラムサークル、カードワークショップ、LEGO、リフレクション、まちづくりゲーム、対話会などなど。

行く先々、会の主催者がほぼ「WSD」の方。これは偶然か?必然か?「WSD」ってどんなところですか?って聞いてみたら、ある方に

「あなたの探し物がみつかる場所だよ」

そう言われました。そして導かれるように32期生となりました。

2.WSD卒業に向けて言われたこと

次のステージへむけて、活動の増幅の先は「ジレンママネジメント」

最後の補講でカーリーに言われたこと。あることに対してYesの考え方の人もNoの考え方の人もいる。でも、関心があるのは共通項。対立という共通項の再構築、ジレンマを解決しようと意識してマネジメントすること。佐伯先生の言われた「ゲリラ活動」とも重なって、何かWSD卒業生の使命の様に感じました。

3.2020年の活動

【価値観ババ抜き×「Faces」で価値観探し】

※「Faces」とはコーチングゲーム:Points of You®のツールです。

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私は小さい頃から思いを言葉にするのが苦手でした。でも思っていることはたくさんあって。そんな私だからできることは?言えない思いや自分らしさを言葉や写真のカードを通して表現できたら。自分を認めること、それと同じように他の誰かを認めること、それってやっぱりいいな。そんなふうに思います。

【Nendo×Artワークショップ】

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今年の前半はアート思考にはまりました。多分私は縛られることから解放されたかったのかな。ねんどで手を動かしてできたものをみんなで対話。正解も不正解もない。その人が感じたことを受け入れること。そしてお互いの世界が広がっていく感覚はとても素敵。

この本で、「情報」ではなく「見えてない主観的な意味」を話す対話型美術鑑賞に興味を持ち、京都芸術大学のACOP対話型鑑賞ファシリテーション講座も受講しました。

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でもね、残念ながら本業の現場ではワークショップする社風は全くないんです。。前提のある人や組織はそう簡単には動きません。まさに「ジレンママネジメント」です。

壁にぶち当たっている私にちょっとヒントをくれたのは「成人発達理論」。子供の発達段階があるように、成人にも発達段階がある。相手をよく観察して、段階に応じてアプローチすることも必要だよって。ちょっと気持ちが楽になりました。

次の発達段階への成長の為にリフレクションカードを使った支援も使えますね。

4.これから

12/19(土)、12/26(土)にWSD20期のシゲオさんとナラティブアプローチのワークショップやります。問題があった時に「誰かを責める」んじゃなく、「問題を問題」としてとらえてみようという対話会です。ナラティブに興味を持ったのはWSDでの「社会構成主義」からの流れ。誰かを責めるのはもう嫌だな、と思った方は、ぜひ。

2021年はしいたけ占いによると、「過去を卒業した自分」らしいです。「模索中」を卒業して、現場に入ってみよう!ということでプロボノの事務局に入ることにしました。「強み」を結集して社会に貢献する仕組みを体験から学びたい。楽しみです。

あと、最後になりましたが、音楽活動をしているムスメが、待望の1曲目を配信中です。作詞は本人です。作曲は和田春さん。

友達、学校、家庭、恋愛、きっと色んなことがあって、心の叫びかな。最後の部分の歌詞がこのnoteのタイトルに書いた「そのままの作品みとめられること」です。続きの歌詞は「本当はそれを待ち望んでる」です。社会の不合理にぶち当たりながらも、偽らない自分でいたい。そのままの自分を認めて欲しい、そんなメッセージに感じました。ゲリラ候補生ですね (笑)

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