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SDGsというトレンド

これはかなり前(少なくとも90年代頃にはあった)からUNのアジェンダとしてあったのですが、北米で大々的に叫ばれているのはここ5年程という印象です。

それ以前はグローバル企業のトレンドとして始まって、2020年頃から中小企業やローカルビジネスが社名に入れたり車にプリントしたりというのが目につき始めました。

まーたこんな下らないのが出て来たよ、と思ってスルーしているのですが、案外騙される純朴な人が多いので、以前書いたものを貼ってゆきます。(今はもう懐疑的な人の方が多いのかな?)

並びは古い順、見つけた都度更新です。

温暖化ビジネス、エネルギー関係は分けるかもしれないけど、とりあえずここに。


(2018年5月7日)
竹から作るレーヨン、竹布が身体にすごくいいみたいに言われていますね。

製品自体は確かに抗菌消臭作用に優れていいのかもしれませんが、製造過程にはあまり触れられていないように思えます。

身内がテキスタイルの専門家なので、作るプロセスをよく知っているのですが、相当強い薬品を使うと言っていました。強い刺激臭と汚染で、北米のレーヨン工場は何年も前に次々と閉鎖されているそうです。確かに原材料は自然素材なのですけどね。

日本の竹布も、多分そんなに環境には優しくないプロセスを経ていると思います。

自然素材とか健康志向の裏で、知らないところで実はそんなに地球に優しくないプロセスを助長しているとしたら、それもまたどうなんだろうと思います。竹布、気になりますけどね。



(2018年5月21日)

『次のゴミ捨て場となる国を探すのではなく、ゴミを減らす努力をすべきだという同氏は、先進国は持続可能な活動を通し、ゴミを出すことに責任を持つべきだとしている』

おっしゃる通り。

まず一人ひとりがリサイクルへの過度な期待と安心でどんどんゴミを増やす一方のこの生活習慣を変えないと。

3つのR(Reduce, Reuse, Recycle)で一番大事なのはReduceだと思います。



(2019年12月8日)
レジ袋有料化の件、日本が遅れているんじゃなくて他国が日本より技術的に遅れてるんですよ。

生分解される袋や超高熱焼却炉でプラスチックゴミを焼却・エネルギー化する日本と、プラスチック使い放題一回きりで捨て放題ゴミは埋めるだけの他の"先進国"とは事情が違いますから。

政府は国民の負担を強いるのではなく、分解されるレジ袋をもっと普及させるための補助金を出すとかそういう有効な税金の使い方をしてはいかがなものかと。

エコバッグを使うかどうかは個人の自由だと思います。そういうので意識高い低いとかでお互いに言い争うのもポイントずれてる気がします。



(2020年2月23日)

なるほど。人生に絶望した子供が、"環境保全"という正義の剣と盾を手に入れて再び生きる活力を見出した、ということですね。

それはそれで勇気あるドラマで、個人で何をしようが自由だと思います。

ただ、学校で先生まで一丸となってそれを礼賛し子供達が彼女に陶酔するのは洗脳にも似た危うさを感じます。

学校ではもっと色んな可能性(二酸化炭素による地球温暖化の逆の説も含めて)も教えて、広い視野で物事を捉えるような教え方をしてほしいです。子供は信じやすく熱狂しやすいので大人は冷静にならないと。



(2020年4月18日)
(北米の話です。日本はどうか知りません。)

一部で、エコバッグがウィルスを広めるからスーパーマーケットなどでプラスチックバッグを使うべき!って言われていますが。

そう言ってるのって「プラスチックが環境破壊してる」と、真っ先にストローやプラスチックバッグのバッシング始めた人達と同じだったりして。

みんな、目の前に現れる“問題"にいちいち振り回されて右往左往せずに落ち着いて!って思います。

一応書きますが、私も個人的にコツコツとゴミを減らす活動はしていますしエコバッグもずっと使っています。"流行"に流されないだけ。



(2020年7月5日)

これはその通りと思います。

よく勘違いされているのが、紙袋が環境に優しいということ。

実は製紙工場は物凄い環境汚染源というのは意外と見逃されていて、製紙には大量の強い薬品と大量の水が使われているのです。

そのため、製紙工場の周りの大気汚染と土壌汚染は相当ひどく、そこで働く人や近隣住民は健康を 害してしまいます。再生紙は更にひどいです。紙はダイオキシンの問題もありますしね。

同じ理由で、綿も実は相当環境を汚染するのでそんなにエコではないのです。竹繊維も同じ。製造プロセスを考えると、製品は身体にいいかもしれませんが、環境にはあんまり優しくない。

ひとつの問題点にだけ注目するのではなく、全体としてどうなのか、というのを比較しないと何とも言えないことって沢山ありますね。

個人で出来ることは、減らす(使用、消費、廃棄を)ことと、物の命を活かす(なるべく長く、大事に使う)ことかなと思います。



(2020年9月7日)

パンデミックによるロックダウン、ステイホームで、家庭ゴミが激増しているという記事。

リサイクル施設もゴミを埋める場所も既にキャパシティ越えだそうです。

大抵の人は、家にいるから環境に良い生活をしていると思い込みがちだけど実際はそうじゃないよと。

うわー。人々が家でどういう生活しているのか目に浮かぶようです。

ですよね。レストランはテイクトが増えて使い捨ての容器も増え、家にいて多分食べることが増えてるだろうからスナック類のゴミも増え、オンラインでの買い物が激増したためかダンボールゴミが激増しているそうです。使い捨てマスクや手袋などもバカにならない量だろうし。

人間って、どんな状況になっても相変わらずどうしようもないですね。自分も。



(2021年2月21日)
テキサス州、独立国になるために色々やってたのが裏目に出たのかなと思っていたのですが、もしかするとこれでますます独立熱が高まるかもしれませんね。

北米の電力供給グリッドは東部と西部に分かれていて、どちらかで何かあった際は供給元を切り替えてどちらかを助ける仕組みになっているらしいのですが、テキサスはそのどちらにも属さない独自の電力供給システムなので完全に孤立してしまったそうで。

電気代20倍とか、もうこんなことになった後は電気自動車なんか新規購入はしないでしょうね。

テキサスで寒波って、やっぱり地球は寒冷化でしょう。温暖化だったら安定して暖かいはずで、この寒暖の差は温暖化じゃないと思う。

今後の寒冷化に向けて南へ移動する人が増えるんじゃないかと思っていたのですが、以前書いたようにやっぱり今後北米で住むには、ミネソタはかなりいい選択だと確信しました。

ミネソタは冬と夏の寒暖の差が非常に大きくて、35℃〜マイナス30℃くらいなので、家も両方の気温に合うように作られているのです。

これは北米でも結構特殊らしく、20年前に家を建てる時に建築会社から聞いて印象に残っていました。

南の方は、セントラル・ヒーティングがもしあったとしても多分電力で、冬場極寒の際停電になったらもうおしまいというのが多いと思います。フロリダはそうでした。

ミネソタはセントラル・ヒーティング(暖房)とセントラル・エアコン(冷房)の両方がスタンダードで、暖房は大抵ガス。

そして家自体が断熱材をふんだんに使って窓も二重なので、極寒に耐えうるのです。

そして万一の際は電力会社もガス会社も、絶対に冬場供給を止めることはしない(命に関わるから)ので、家にいる限りは凍死ということはないと思います。

夏場は停電になっても窓を開け放てばいいだけで、住む家は極寒に備えて作られたものが今後は必要になると思います。

寒冷化に向けての備えとして、住む場所とか食料備蓄とか割と考えているのですが、やっぱりミネソタがいい選択肢かなと今回改めて思いました。でもまあいざとなったら実家へ帰ります。

あと、夫と話していたのですが、今後どこに住んでいても今回のテキサスみたいなことは起こりうるわけで、セントラル・ヒーティングとセントラル・エアシステムを売る企業の株価も上がるんじゃないですかね。株は全く分からないのでなんとなくです。ダイキンさんとか北米でも活躍してるので、今後南の方でもビジネスが増えるかもしれませんね。(夫は常識的な人なので温暖化が詐欺とかそういうのは信じていません。)

テキサスを見て天然ガス離れ電力化の動きに歯止めがかかるかもしれませんね。私は温暖化二酸化炭素悪者説はどうなんだろうと思っているし石油燃料は有限ではない・・あれは化石燃料ではなく断層の所で無尽蔵に出来るんだそうですよ・・という最近の研究もあるようなので、あれは壮大な詐欺だと思っています。

むしろ電気化の方が環境へのダメージも大きくいざという時に全然ダメ〜ってことになるので、電化は好きじゃないです。

そして、電気にあそこまでこだわる最大の理由って、もしかすると温暖化続行にとって(物理的に温暖化促進するために)電気を止めるのは致命的だからじゃないの?っていう疑いもほのかにあります。

だって今、世界はすごい量の電磁波グリッドに囲まれていて、携帯の電磁波だけでかなり気温は上がるという話も聞きました。本当かどうか分かりませんよ、でも実際地球は常にレンチンされている訳で。そりゃあ暑くもなるよねって思います。

今一斉に世界中の電磁波止めたら、実際の気温は相当低いんじゃないの?って思います。レンチンは単なるシロウトの思いつきなので、へえ〜でお願いします。

とりとめなく思いつくままにガーッと書いたので、まとまりなくてすみません。



(2021年4月15日)
脱プラスチック、植物由来、再生可能、というのが必ずしも“環境に良い”とは限りませんが、企業のイメージアップにはなりますね。

脱プラスチック、オール電化(自動車含む)というのは、そのプロセスにおいて実際は相当な環境破壊を起こしてしまうのですが、そこの部分とフリーエネルギー解禁がクリア出来れば、電化には賛成です。

でも現実的には今の経済は石油で回っているので切り替えは多分当面は難しいだろうし、石油を使い続ける間は石油精製の産業廃棄物から作られているプラスチック製品の数々を“減らす”ためには、余ってしまった産業廃棄物の利用方法は多分見えないところに使われてしまうだけなので余計にひどくなるんじゃないのっていう気もします。たとえば食品へ転用とかね。

大金を払わないと処分出来ない産業廃棄物からお金を生み出すシステム(農薬の産業廃棄物であるフッ素化合物を市町村に売り付けて水道水に入れたりとかね)が無くならない限り、脱プラスチックはむしろ人にも環境にも悪影響だったりするのかもって思います。

植物由来とかも、精製プロセスがものすごい環境破壊している訳で。コットンとか紙とか。竹繊維(レーヨンとかね)とか相当ひどいですよ。

では個人で何ができるのかなというと、別に“環境にいい物”を“積極的に”求める必要はなく(必要ないのに環境にいいという理由で消費が増えるよりもむしろ消費を増やさない方がいいという意味です)、安い物を大量消費・大量廃棄する生活を見直すことかなと思います。ほどほどに足ることを知る生活ですかね。

身体にいいからと言って必要ないのに積極的に大量に健康食品などを摂って健康になった気分になるのとよく似てます。

足すよりむしろ引いた方がいいことの方が多い。ジャブジャブに消費してじゃんじゃか棄てることが多いアメリカの生活様式(食事、建築、ダイエット、色んな場面で)を見ててもそう思います。 



(2022年6月20日)

水素燃料は日本がかなりリードしているので、注目しています。CO2温暖化に関しては懐疑的だけど、独占しやすい石油燃料以外の手段は増えた方がいいと思う。石油で経済を回す時代はもういいんじゃないのって思います。



(2022年8月7日)
素朴な疑問。(わざと)

原油埋蔵量世界一の北米が、なぜ露の影響でガソリン高騰するんですかね。

石油掘削リグ稼働数も去年より減っているらしく、グリーン政策のためだとは思うけれども、欧情勢に乗っかって便乗石油不足のふりをして値段を上げてるんじゃないの?

なんでシェール増産せずにガソリンの値段上げてるの?

シロウトには分からない色々があるのでしょうか。賢い人、説明してほしいです。

埋蔵量世界一って分かった時は余剰生産に需要が足りずに値下がりすることを心配していたくらいなのに。

需要が高まっている今、なぜ不足してるフリしてるのか。露の件に危機感持たせるため?



(2022年8月25日)

来た。

10年くらい前、既にプラズマ発電が完成しているっていう話がありましたね。三菱重工業さん。

フリーエネルギーに近い物も既にあるんじゃないですか?命に関わるので出せないだけで。

同時に、施設を防護するための自衛隊員増員も必須ですね。



(2023年1月1日)

EVではなくBEV、100%同意。トヨタはこれまでも都度最適なことやってきてる。うちは実家も含めて全面的にトヨタの方向性を信頼してます。水素自動車だって何十年も前から出てるのにスルーされ続けて、日本(政府?マーケット?)は見限られて当然だと思う。この物流モデルもいいと思う。



(2023年1月23日)



↓これはSDGsじゃないけど、そういうのが大好きなグリーンな方々のオーガニックビジネス。とりあえずここに貼っときます。
(2023年2月9日)
じわじわと面白い。

99%コットンじゃないよ、と。49%はオーガニックコットンだよ、と。そこのところが重要(๑•̀д•́๑)

メーカーのジレンマが感じられる、よいタグ表示。



(2023年3月9日)

最低限こういうのも必要だけど、社会全体としての方向性が違うと思う。

どんなに工夫しても過剰包装や過度な消費、廃棄によるゴミはどんどん量産されているわけで。バイオディグレーダブルも生分解自体のスピードが追いつかなければダメですよね。

ストロー問題もそうだけど、プラスチック・カトラリーにあけた穴がどれ程“地球にいい”のかは疑問に思います。むしろ、そういうのは自社の印象を良くするマーケティングですよね。消費者が罪悪感なく廃棄物を増やすことにもなりかねない。

有害物質の出ない超高温焼却炉をもっと増やして、もう最初から全部焼却するとか、そういう思いきったことやった方がいいんじゃないの?って単純に思います。発電も兼ねて。

SDGsが変な工夫で企業の利益に結びつけようとする方向へ行ってるので、なんだかなあと思います。(企業のイメージアップのために、とりあえずSDGsっぽいことやっとけ、みたいなのばっかり目に付くってことです。)



(2023年5月3日)

これでいいと思う。

外野の声を気にすることなく着実に続けていけば、いずれ世界もこの方向へ転換すると思う。

今既に存在する自動車は内燃機関なので、完全に電気自動車への移行は環境への負担も大きすぎるし非現実的。

ハイブリッド、代替燃料への移行というトヨタの方向性は合ってると思う。

日本はタクシーやバスなどで使っていたLBGインフラを水素燃料用に転用すれば早く普及するんじゃないの?



(2023年5月6日)

苦笑。

そのうち、ゴミを代替燃料ってのがしれーっとSDG'sとか思い込まされそう。

日本の技術、超高温プラズマ焼却炉(兼発電所)の世界普及を。



(2023年5月16日)

“「海に流れ出たプラスチックのうちストローの割合は極めて小さい」「プラスチックは偉大な発明品であり分解されずに品質を保てる」「自然界で分解しない以上は、正しく焼却処分(熱破壊)していれば、海ゴミ問題は少なくなる」「焼却炉の改善により、プラスチックを焼却したとしても産業廃棄物からのダイオキシンの発生はほとんど無くなっている」――。”(記事中より)

一昨日、息子に同じことを話してた。プラスチックバッグとかストローとか、そんな所にどんなに力を入れてもインパクトは極めて小さい。もっと大きなことに目を向けないと。

自然素材は一見すばらしいように勘違いさせられるけど、その製造過程は見過ごされているし、むしろ無駄な消費ゴミを増やす罪悪感を減らしているよね。

そして3つのR(reuse, reduce, recycle)が既に追いつかない規模の消費社会になってしまった今では、いわゆるSDG'sはもう無理。あれはそもそもマーケティングだし。日本は、この社長さんの言葉を借りるなら『正しく焼却』出来る技術を持っているので、それを世界に普及させればゴミ問題もエネルギー問題も解決に向かうんじゃないかと思う。



(2024年 2月13日)

なんだろう。
こういうのが出ると思った。

SDGsなんてそんなもん(まやかし)だよって最初から分かってることを、世界規模で重要なことみたいに掲げて、次に出るのはこういう“学問”。

こんな当たり前のことを、さも重大発見みたいに言う学者先生って、ほんと、庶民感覚からかけ離れているのだろうと想像します。

地に足のついてる庶民は、地球のために!とかそんなごたいそうな目標を掲げて“丁寧な暮らし”をやってる訳じゃないですよ。アヘンとかそんな訳無いじゃないですか。まともな日本人はそこまで熱狂しませんよ。

そんなことも分からずに、「みんなUNとかメディアの煽りに煽られて騙されてる」と思い込んで正義の声をあげる。

こういう、SDGsへのカウンター(反論)ビジネスみたいな物が次のトレンドですね。

まあ、読む価値なし、です。だって当たり前に普通のこと言ってるだけ。

こういうのを読んで、「そうだ!まさにその通り!」とか思っちゃう御仁は、相当浮世離れしているのでしょう。



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