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ミルモネット導入例 / 通所介護事業所① ケアフィットルーム博多光丘

ウェルモ 学生インターンの川井です。

今日は、ミルモネットを導入してくださっている事業所へのインタビューシリーズの第三弾をお届けします。

今回お話を伺ったのは、福岡市博多区にある通所介護事業所「ケアフィットルーム博多光丘」の管理者宮坂恭一(みやさかきょういち)さん。自動車販売店のディーラーとして30年近く営業職に従事され、県外から福岡への転居がきっかけで9年ほど前に介護の世界に入られた経歴をお持ちです。営業職のご経験で培われたものだと思うのですが、現在の介護事業所の運営において、地域のご利用者のニーズはどこにあるか、他の事業所との違いをどう打ち出すか、と客観的視点を強く持ってお仕事をされているスタイルがとても印象的でした。

こちらの事業所は特に機能訓練に力を入れており、トランポリンや吹き矢といった、他の事業所ではあまり見かけないような珍しいものも取り入れています。ゲーム感覚でできるため、楽しみながら取り組んでくださる方が多いとのことです。

宮坂さんがミルモネットをどのように活用してくださっているのか、今後に期待していることなど、お話を伺いました。

■事業所概要
事業所名:ナガノ電気株式会社 ケアフィットルーム博多光丘
種別:通所介護
住所:福岡県福岡市博多区福岡県福岡市博多区
体制: 管理者(生活相談員)1名、看護師1名、准看護師(機能訓練)1名、介護福祉士(生活相談員)1名、介護職員1名、理学療法士(非常勤)1名
利用者数:20名 / 日


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(吹き矢を使うご利用者の様子)

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(こちらはトランポリンを使う様子)


- 新しい事業所の立ち上げで利用者獲得に悩み、ミルモネットの活用を開始

ミルモネットとの出会いは、実は7~8年程前に鹿野社長(ウェルモの代表)にお会いしたのが最初なんです。その頃はまだミルモネットが試作段階で、こういうことをやりたいんですと構想をプレゼンいただきまして。それで、ミルモネットを導入してみないかとお話をもらって、当時管理していた事業所で使ってみたんです。まだウェルモの社員も2,3名だった頃です。

1年ほど前に現在の事業所で管理者を任されたんですが、新しい事業所の立ち上げだったので、ゼロから繋がりを作って利用者を獲得するのがとても大変だったんですね。そこでどうしようか思い悩んでいた時に、たまたまウェルモのニュースをテレビで目にして、「そういえばミルモネットがあったな」と思い出して連絡させていただき、再度使い始めました。

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- 「地図検索」で、ケアマネへの効率の良い“営業”が行えるように

事業所を立ち上げた当時、ケアマネジャー(居宅介護支援事業所)に営業をかける必要がありました。この業界だとあまり営業という言葉は使わないと思うんですが、私は営業職にいたせいか、どうアピールするのか、どう差別化するのか、など考えるんですよね。

当初、利用者を増やすための営業は、パソコンで一つ一つ居宅を検索して探したり、介護系の雑誌を当たったり、知り合いのケアマネジャーを訪問したり、とても手間のかかる方法で行っていました。ですが、博多区だけでも80ほど居宅があり、全てを1つ1つ回るのはとても厳しい状況でした。

ミルモネットを使い始めたことで、効率よく営業を行うことができるようになりましたね。一番役に立ったのは「地図機能」です。地図機能を使えば、地図上で居宅を確認することができ、一定の地域に絞って重点的に訪問することが出来るので、無駄な動きが少なくなりましたね。

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- 他事業所を参考にして、利用者ニーズを把握したり、自らを成長させたりすることができる


最近では、よく他の事業所の情報を見ていますね。他の事業所がどんなことをアピールしているのか見て、良いと思った施策を参考にしたり、私たちがどこを差別化し、アピールできるかを考えたりするのに大変役立っています。

ある時、ケアマネジャーから、「お風呂だけに入りたい人やご飯だけ利用したい利用者さんがいるが、受け入れてくれる事業所が少なくて困っている」という情報を聞きました。

ミルモネットで調べてみると、デイサービスの多くが、1日中の滞在か、午前/午後の二部制でご利用者を受け入れているところが多く、短時間の滞在メニューを持っている事業所が少ないことが分かりました。短時間の受け入れはデイサービス側の負担が増えるという事情もあるのですが、利用者ニーズがありそうだと思いました。そこで、入浴と少しの機能訓練を付けた3時間利用のメニューを作ってケアマネに発信してみたところ、そのメニューで利用したいという方がたくさん来るようになりました。

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-- ミルモネットを営業やマーケティングの視点で活用してくださっている宮坂さんに、ミルモネットへの今後の期待を伺いました。

- ケアマネとのコミュニケーションツールになることを期待

zoomなどオンラインでケアマネジャーとコミュニケーションがとれるといいなと思っていて、それがミルモネットを通じてできると良いですね。ケアマネさんは忙しくて、本当は通所に来てご利用者の様子や施設の雰囲気等を実際に見たいのに、見る時間がないんですよ。ミルモネットがそこをつないでくれたら、今までとは違う活用法が生まれてくるかもしれません。

あとは、レクリエーションの際に、PCやテレビでyoutubeの体操などを流したりするデイサービスも多いと思うのですが、ミルモネット上でオススメのコンテンツを発信していただけるといいですね。今はインターネット上にたくさん情報があるので、探すのにとても時間がかかってしまうんです。良い情報を推奨してくれたら、ミルモネットを見てみようという回数が増えますし、更に多くの事業所の方に利用してもらう入口になるのではないでしょうか。

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■編集後記
元々営業をされていた宮坂さんにとって、ミルモネットが「営業のパートナー」のような、事業所運営に欠かせない存在になっているということを知り、とても嬉しく感じました。また、長年使い続けてくださっている宮坂さんだからこそ伺うことのできた今後のミルモネットへの期待がとても新鮮でした。ミルモネットは、これからサービス事業所の皆さんにとってももっと使いやすくなるようさらに進化をしていきたいと思います!(川井)


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学生インターン 川井詩織(かわいしおり)
スポーツが得意な大学4年生。サッカー観戦が好き。

詩織写真


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