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ミルモネット導入例 / 居宅介護支援事業所②アースケアケアプランセンター

ウェルモ(福岡担当)の富永です。今日は、ミルモネットを導入してくださっている事業所へのインタビューシリーズの第二弾をお届けします。

福岡市南区にある居宅介護支援事業所「アースケアケアプランセンター」の主任ケアマネジャー相良孔明(さがらこうめい)さん。介護保険制度の立ち上げのタイミングで長崎県の市町村役場の保健福祉系の部署に勤務され、その後ヘルパー経験を経てケアマネジャーへ。いつも明るく安心する話しぶりに、またお会いしたいな、という気持ちになります。きっと、利用者さんも同じ気持ちを感じているんじゃないかな。

そんな相良さんがミルモネットをどのように活用してくださっているのか、感じる効果など、お話を伺いました。

■事業所概要
事業所名 :アースケアケアプランセンター
種別:居宅介護支援事業所
住所:福岡県福岡市南区
体制:管理者1名(管理者/主任ケアマネジャー)
利用者数:29名~30名

- インテーク時に、ニーズに合わせて事業所の情報を検索して提示

私は2年ほど「ミルモブック(ミルモネットの冊子版)」を使っていて、半年ほど前から「ミルモネット」を使い始めました。半年ほど前に、南区のケアマネ連絡会で富永さんが「ミルモネット」のことを説明しているのを聞いて知ったんです。インテークのときに様々な冊子を持ってご利用者宅を訪問しているのですが、これが結構重くて・・・。「ミルモブック」も持って行っていたので、ミルモブックをパソコンで使えるなら荷物を減らせて良さそうだと思いました。

今は、インテークの時にiPad(タブレット)で情報をお見せしながらお話することが多いんです。つい先日も、要介護4で70歳男性の方のインテークで、通所リハ、通所介護、訪問介護、訪問リハなどの情報をお見せして、「近くにこういう事業所がありますよ」とご説明したところです。入浴サービスの利用希望があったのですが、写真付きで雰囲気が伝わりやすかったですし、個浴か大浴場かが一目で分かり、スムーズに選定を進めることができました。

ご利用者の反応も、よいですよ!70代くらいだとパソコンを使っている人も多くて、インターネットやパソコンへの抵抗感も意外とないです。「どんな感じなの?」と言われて、すぐにお見せできるので、むしろ喜ばれます。もちろん紙の方が見やすそうな方には、印刷して紙でお見せすることもあります。

※インテ―ク:ケースワークで最初に行われる面接のこと

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- 知らない事業所を知る機会が増えた

一番よいと思うところは、ゼロから探す手間が省けることですよね。南区は特に介護事業所の数が多いので、ミルモネットの地図検索で「近くにこんなところもあるんだ」と気づくこともよくあります。

事業所を探すときは、曜日での検索をよく使いますね。ご利用者に提案したり事業所にコンタクトした後に、利用したい曜日にやっていないことが分かると結局無駄になってしまいますから。まず曜日で絞って、そこからさらに絞り込んでいく感じです。こういう風に使えるのは、とてもいいですね。


- 情報の項目が揃っていて、ご利用者が比較・検討しやすい

写真が豊富なのがよいですよね。通所系やショートステイは、我々も実際に足を運んだことがあるところばかりではないので、写真で中の様子や雰囲気が分かるのは助かります。特に、お風呂場や手洗いなどを訪問前に確認できて、体験の前の不安を払拭できていると感じます。介護保険を利用するのが初めてでご不安な方もいらっしゃいますからね。

写真が豊富なだけではなく、情報の項目が揃っている点が、事業所を比較するときに使いやすいです。事業所が独自に作っているチラシやパンフレットを並べるのとはそこが違いますよね。お風呂場やお手洗いなど同じ項目を比較して見せられるので、ご利用者も検討しやすいんです。

すっかりミルモを使いこなしてくださっている相良さんに、ミルモへの期待を伺ってみました。

-  介護事業所や保険外サービスと、双方向でコミュニケーションが取れるツールへ

ときどき古い情報が混じっているので情報の更新頻度を上げてほしいのと、スタッフの方の性別が分かるともっといいなと思いますね。さきほど入浴サービスを希望されていた70代男性のインテークの話をしましたが、入浴はできれば同性にお願いしたいという希望があったんです。そういったご利用者からの希望が多い内容については、どの事業所もミルモネットに載っていたらもっと確認がスムーズに進むと思います。

また、もう少し長い目で見ると、事業所とのコミュニケーションツールとしての期待はありますね。例えば、facebookのメッセンジャーのように、「ミルモネット」から空き状況の確認のメッセージが送れたりしないかな、とか。見学や体験の申込も「ミルモネット」上でできると、インテークの際に申込まで行けるのでさらに便利に使えそうです。

ケマアネ同士は連絡会などもあって横のつながりが結構あるのですが、他事業所とは連携を取る機会が少ないんですよ。保険外サービスなどの社会資源も積極的に利用するようになっているので、他サービス事業所や主治医、保険外サービスなど、種別を超えて双方向でコミュニケーションが取れると、ミルモネットが地域包括ケアになくてはならないツールになると思います。

なるほど、ミルモネットが事業所間コミュニケーションの役割を担えれば、より密な連携ができそうですね!大きな機能追加で時間はかかってしまいそうですが、社内に持ち帰って議論を重ねたいと思います。貴重なご意見をありがとうございました!


■編集後記
冒頭にも少し似たことを書いたのですが、相良さんとお話すると、何だかエネルギーが湧いてくるんですよね。自然と前向きな気持ちになる、エンパワーメントしていただいたようなインタビューでした。相良さんをはじめケアマネジャーの皆さんに、ミルモネットがないと困る!と言われるようなサービスを目指していきたいですね。

<会社情報・お問い合わせ先>
株式会社ウェルモについて: コーポレートサイト
ミルモネットについて詳しく知りたい方: ミルモネットブランドサイト
ご要望やお問い合わせ: 問い合わせフォーム

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地域ケアプラットフォーム推進本部
福岡エリア担当 富永沙和(とみながさわ)
ケアマネさんの価値向上に貢献したい!地元宮崎の祖父(95)は毎日芋焼酎を欠かさない。

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