オタクがサマソニ東京を耐え抜くための装備を考える
SUMMER SONIC 2024がいよいよ近づいてきました。私自身は一応ここ数年続けてサマソニ東京に参加していますが、今回はJO1の初出演ということで、例年以上に期待が高まっています!
ただ、同時にあのアスファルトだらけの沿岸部で、野外イベント慣れしていないアイドルファンの方々が体調を崩さないか危惧しています。
(JO1は屋内のマウンテンステージとはいえ、めざましライブみたいな短めのイベントでも体調不良結構あった聞いたからJAMの装備心配だよ…。)
これからサマソニ東京の準備する方に向けて、わたしは基本的に何を持っていくか、どういうものを選んでいるかをまとめたので、参考になればと思います!
(ただし、ほぼマリン側・メッセ側ほぼすべてのステージを巡るタイプのものなので、人によってはやや過剰であることをご了承ください。)
0.前提
今年のサマソニはすでにソールドアウトのため、きっとどこいっても混んでいるし、休憩するにも場所がなく、それによるトラブルも起こりがち。なので、そのための備えと心構えが必要です。
■倒れないために、ちゃんと寝て、ご飯食べてから来る
■トイレや飲食エリアは、基本清掃の手が追い付かない
→机が汚かったり、トイレの紙が無いこと多々
■一日いるならクローク使って手荷物少なく
→メッセ側なら飲み物冷たいまま置ける!
■公式のファッションスナップは参考にしない
■タイテを見て「○時~○時は室内で休む」と決めておく
■防水対策はしといて損はない
→ゲリラのこともあるけど、マリン側にはこちらの意思関係なく水かけてくるスタッフがいるので…
1.服装
基本は明るい色味にしましょう。あと薄いものでいいから腕は隠した方がいい。日焼けはマジで体力奪われるし、ライブ中に人が密集すると汗だらけの肌がお互いに触れ合ってテンションが下がります。
形状でいうなら首・胴・足首・腕が詰まったデザイン(例:カーゴパンツ、ハイネック)や上下つながるデザイン(例:ワンピース、サロペット)は避けたほうが、熱やトイレや汚れがちな床に対応できます。
■Tシャツ
グッズでもスポーツ用でもなんでもいい。ただそれなりに汚れることは覚悟で。あと化繊に負けやすい私みたいな人は素材に注意しましょう。
■スニーカー
人に足踏まれる前提で、とにかく履き慣れたものを。スポーツ系ふくめサンダルなんぞ言語道断です。底がぺラいと移動や屋外待機で足が超しんどくなるのでそこも気を付けて。事前に乾燥剤などで湿気取ると当日ムレが軽減される気がする。
※ビーチステージは砂浜が深く足取られるので特に靴は大事。横に穴あいた靴やローカットだと、無限に砂が入ってきて不愉快だし体力無駄に奪われます。(ちなみにこの砂湿ってる上にクソ熱いからな…。)
↑私が過去にビーチステージに履いていってしまった穴の開いたスニーカーはこういうやつ
■パーカー or アームカバーなどの日差し除け
パーカーの場合、デザイン気にしないならユニクロのUVカットメッシュパーカーとかでいい気がします。指先までかくれてパーカー大き目だし。簡易な撥水性があるものなら雨具分荷物減らせてより良いかと◎
アームカバーの場合には、首回りや後頭部をタオルか帽子でカバーすること!
■帽子
キャップよりはハットで。撥水機能があって通気性いいやつがおすすめです。ひも付きや首に日除けついてるのだとなお良し。屋内に入ったタイミングでは時折帽子外して、こもった熱を放出させてあげましょう。
■ハーフパンツ
レギンス履く前提でハーフパンツにしています。熱がこもらないように裾が広めで、地べたに座っても大丈夫なくらいの丈感(膝丈~膝ちょい上)がいいかと思います。長いボトムにするなら足首は露出すること。
■レギンス
あるとないのとだと如実に足の疲れが変わります!!!!サイズが合わないと意味ないので、登山かランニングのを専門店にいって試着して買えたらベスト。今後使わないなら日よけ用途と割り切ってお手軽なもので済ますのもあり。
2.持ち物
(1)基本の荷物
■チケット
会場近隣での発券はできないものと思いましょう。
■スマホ
きちんと充電すること。モバイルバッテリーは必要に応じて持参し、電子マネーは適宜チャージを。(電波なくなって使えなくなる可能性にも注意)
■かばん
肩ひも太めのボディバックで。フィット感高いとなお良し。中身詰め込みすぎでジャンプしてるとチャック緩んで口が空きっぱなしになるから気を付けて…!(←実体験)黒のものしか持ってなかったら、パーカーの中におさめるとか、直射日光に当たらないようにするのを推奨します。ペットボトルとかがすぐあったまっちゃうので。
※クロークはごみ袋1枚渡されるだけなので、預けたいものは別途大き目のかばんにまとめておくと。(私は昔ライブで買った口がチャックになってる大き目のトートをよく使っています。)
■財布(小銭多めの現金、身分証・保険証、クレカ1枚、チャージ済み交通系IC)
盗難・紛失対策と荷物軽量化のため、財布自体をカードと小銭入れが一体化した旅行用タイプに。(安価なもので構わないが、小銭の出しやすさは大事。)そして、チェーンや紐などで、かばんとつないでおくとより安全性が高まります。
※万が一紛失したときのために、かばんのポケットやスマホケースに数千円いれとくと安心。
■飲み物
最低2本冷凍+1本冷蔵を用意。冷蔵は手荷物として保冷ケースに入れて持ち運び、残りはビニール袋に入れてクローク荷物へ。冷凍はハンドタオルとヘアゴム巻いておくと水気防止になるし後々体が拭けて気持ちいい。朝イチの待機が屋外になる場合には冷蔵をもう1本追加しておきます。
※がぶ飲みすると体が水分吸収しきれずに尿として出るので、一口ずつ・こまめに飲むことを意識して!
■タオル
首にかけられるものならグッズでもなんでもOK。ヘアゴムで固定するとなくしづらい。
■日焼け止め
昨今人気のスプレータイプですが、人混みだとなかなか使用がはばかられるので、クリームとスティックタイプ併用してます。とにかく汗で流れるからこまめに塗りなおすこと。特に首まわりと耳の後ろは入念に。
■ティッシュ(トイレに流せるタイプ)
前述のとおり、トイレっとペーパーの補充間に合ってないことがあるので、流せる紙もってるだけでトイレ待ち短縮可能です。
■ウェットティッシュ
飲食スペースの机や椅子は基本汚いので、あるとかなり便利。
百均の2パックセットのうち1つ持っていけばかさばらないよ。
■日傘
出来る限りコンパクトで、開閉が楽なものを。
■常備薬(必要であれば生理用品も)
(2)あったら便利なものたち
太字は特におすすめなものです。
■手荷物
・サングラス+ストラップ
(ツルが髪に引っかからないもの)
・ライブ用耳栓
・目薬(コンタクトに潮風がつらい)
・汗ふきシート
・アミノバイタル(味が苦手だけど疲れにくさがやっぱり変わるからがんばって1日3本飲んでる)
・塩飴(数個手持ち、残りはクローク)
・冷タオル(同上)
・荷物フック(仮設トイレで便利)
・ペットボトル用保冷カバー
・ハンドタオル
・ヘアゴム
■クローク荷物に入れておく
・ビニール袋何枚か
・雨具(幕張の雨雲通知登録して適宜出す)
・着替え(Tシャツ、インナー、靴下)
着替える際に体を拭くのも一緒にやるとよりすっきりします。
3.ホテルか家に戻ってやること
・汗と日焼け止めをしっかり落とす(でもあたためすぎないこと)
・めちゃくちゃ保湿する
・ストレッチ
・日焼けしたところや熱っぽいところは冷やす
・水分をとる
以上、つらつらと書き連ねてきましたが、基本的にはじめてのフェスって「せっかく来たんだからあれもこれも見たい!」になりがちなので、それがカバーできる装備を記載しています。なので、「室内だけですますよ~」という方はここから適宜荷物を減らしてもらえたらな、と思います。
また、本当に体力に暑さや人混みが苦手だったり、直近で体調崩していたりで何かしら不安がある方は、
・室内ですごす
・途中でしっかり休む
・人の密集するエリアからは離れてみる
・遅めに来て早めにかえる
を意識して無理せずすごしましょう。
最後となりますが、2023年のサマソニは報道でもあったようにかなり大変な状況でした。ピークの時間、私自身はマリンスタジアムのスタンド前方に
いたのですが、外周の通路を常に車いすが稼働しており、それでも追い付かなくてスタッフに抱きかかえられて救護室に向かう観客のあまりの多さにかなりショックであり、悲しさがまさって途中で別のステージに移動したことを覚えています。
サマソニはちゃんと準備しないと推し見る前に倒れます!病院送りになったらライブ配信1回分、入院になったら遠征1回分飛ぶんだから体調も荷物も服装も気を抜かないように!サマソニでしっかと推し拝んで、他も楽しんで、夏の推しを振り返りながら健やかに一日を終えましょう!