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ドキドキした〜

4月23日(火)
午後、目が覚める。
このところ、私にとっては睡眠不足気味が続いていた。他の人にとっては普通だと思うし、ある人にとっては多いくらいだろう。今日は久しぶりに12時間眠った。すっきり。

カカオは足元で眠っていなかった。
私が起きるのを待てずに先に起きたのだろう。

玄関の戸を開けて朝のぜんぶに「おはよう!」と、あいさつをする。午後だけど。
大きく育ったクローバーの葉っぱが風に揺れている。うっとり。

ウーちゃんとルーちゃんにエサをあげる。
カカオが帰ってきたのでご飯をあげる。

さつまいもをオーブンに入れて焼き芋にする。

仕事をする。
修一郎が起きてきたので食事の支度をする。

ピンポーン。チャイムが鳴った。

「は〜い!」と言って玄関の戸を開ける。

お向かいのTさんのお兄さんが立っていた。小ぶりの植木鉢をいくつか手にしている。

「どうぞ。」と言って手渡してくれた。そして、

「今日は熊本から妹が来ているんです。」と、紹介してくれた。年齢よりずっと若く見える素敵な女性だった。

「このクローバー畑、すごいですね!こんなに元気なクローバー見たことない。びっくりしちゃって。」と、妹さん。

「いつ、花がいっぱいになるんでしたっけ?」と、T兄さん。

「5月です。白い花がいっぱいになりますよ。」と、私。

「楽しみだなぁ。」と言って、T兄さんが笑顔になった。

お散歩に行く。楽しい。霊園の緑も元気だ。ぐんぐん育っている。ピンク色のツツジがきれい。

あっという間に夕方になった。
ごはんさんが淡いピンク色のヒドジョウのお水を換えていた。ひまわりちゃんとドーナツくん。この2匹はいつも寄り添っていてとても仲良し。見ているだけで和む。可愛いな。

ごはんさんとお買い物に行くことにする。
今日は、私が ごはんさんの小さい方の車を運転することにした。大きい方の車は運転できないけれど、この小さい方の車はとても運転しやすい。座席が高く目線も高くなり、ハンドルも軽いので近距離なら運転していて楽しい。

いつものお店へ しゅっぱーつ!
今日はなんと、立派なカリフラワーがあった。びっくりした。いそいそとカゴに入れる。

あれこれ買って帰路に着く。

このお店の駐車場はちょっと出にくい。
今日は車が多かった。ごはんさんが、

「今出て。真ん中くらいまで出て。待ってくれてるから行けるよ。」と、教えてくれる。

うまく出れた。少し走ったとき、ガコンと音がした。なんだろうと思って後ろを見る。と、そのとき、

「ブレーキ!」と、ごはんさんが叫んだ。

慌てて前を見ると前の車が止まっていた。急いでブレーキを踏んだ。その前に ごはんさんがサイドブレーキを引いてくれていた。ドキドキした。当たらなくてよかった。

「ドキドキした〜。」と、車を走らせながら、私。

「まだドキドキしてる?」と、ごはんさん。

「うん。」と、私。

「もう大丈夫。大丈夫。」と、ごはんさんが言ってくれた。

ごはんさんと車に乗っていると心強い。
以前、ごはんさんが運転する車に乗っていたとき、突然前の車が止まったのだったか、突然横から車が出てきたのだったか忘れたけれど、そういうことがあった。

そのとき、急ブレーキとまではいかないけれど咄嗟に強くブレーキをかけながら、助手席に乗っている私が前に飛び出さないように左手を伸ばして防いでくれた。

とてもびっくりした。そういう状況で咄嗟にそういうことができるなんてすごいなぁと感動した。私なら思いもつかない。

お買い物した品物が車の後部座席にすっかりぜんぶ散らばっていた。卵があったので ひやりとしたけれど、割れていなくて ほっとした。

これから ますます気をつけて運転しよう。と思った。

家に帰りつく。
夕食のあと、ミルクを飲みながら焼き芋を少し食べる。

東京のトッツィーからLINEが来ているのに気がついた。
noteを読んで、先日の受賞をとても喜んでくれていた。トッツィーからのLINEは、いつもとても優しくて心温まる。

仕事をする。
遠賀信用金庫さん用のメチャくんのカットはラフを鉛筆で描いて、そのあと IllustratorかPhotoshopで描くことにする。

あっという間に夜になった。12時間眠ると一日が短く感じる。実際、起きている時間が短いからそう感じるのは当たり前だな。

庭に出る。
空一面墨色。少し雨が降っている。手を伸ばす。ぽたぽた。ぽつぽつ。遠くでカエルの鳴く声がする。ゲコゲコ。夜のぜんぶに「おやすみ。」を言う。

カカオが帰ってきた。背中が少し濡れている。ティッシュで ふきふきしてあげる。きもちよさそうに目を細めた。

今日もいい一日だった。

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