空からの贈り物
8月12日(月)
朝、目が覚める。むくりと起き上がる。
朝のぜんぶに「おはよう!」と、あいさつをする。
今日も ごはんさんと こもれびの森に行く。
朝からてんやわんやだった。
こもれびの森に到着。
めまぐるしい中、今日もゲンゴロウを2匹みつけた。ずんぐりして可愛い。びゅうびゅう泳いでいる。
小さな小さな緑色のアマガエルが2匹いた。オタマジャクシたちと足の生えたオタマジャクシもゆらゆら泳いでいる。みんな可愛い。
自然が豊かで胸が躍る。
ごはんさんとはしゃぐ。
こもれびの森は、木・火・土・水 ・風のパワーがすごい。
今日も帰り道の夕焼け空が、胸がふるふる ふるえるほど美しかった。
「あの空の色を背景にした黒い山のシルエットが本当にきれい。」と、ごはんさん。
うんうんうん。と、力いっぱい同意する私。
家に帰ると、星がとてもきれいだった。ごはんさんと双眼鏡で星を見る。大きく見える。ときめく。
「そうだ、今日、ペルセウス流星群だね。」と、ごはんさんが言った。
そうだ。あんなに楽しみにしていたのに忙しくてすっかり忘れていた。
しばらく星空を眺める。「北斗七星って本当に大きいよね。」とか、「昨日の流れ星すごかったね。」とか、話しながら流星を待つ。
ごはんさんが、火球のこととか流れ星がどうやって流れ星になるのかを教えてくれた。
流星は現れていないが、ふたりとも疲れていたし明日も早いので帰ることにする。
夜、日記を書く前 庭に出る。
流星、見れるかな。と、眠いけれど夜空を眺めていた。
どっちを見ていいのか分からなかったので、星がたくさん出ているところを見ていた、
もう見れないかなと思いながら、ふと、振り返ってみた。
すると、大きな流れ星が夜空に すうっと弧を描いた。息を呑んだ。すごく神秘的。ドキドキした。空から贈り物をもらったみたい。満足して家に入る。
しくしく泣いたり、ゲラゲラ笑ったり、感動したり、幸せだったり、心も忙しかった。
そんな今日もいい一日だった。