覚えてくれていてうれしかった
4月18日(木)
朝、2度目のアラームで目が覚める。小鳥の声。うっとり。カカオが足元で すやすや眠っていた。
カカオを抱っこして仕事部屋に連れて行く。ご飯をあげる。
玄関の戸を開けて朝のぜんぶに「おはよう!」と、あいさつをする。
ふかふかのクローバー畑が輝いている。ぽつりぽつり白い花が咲きはじめた。
ミケちゃんにご飯をあげる。
ウーちゃんとルーちゃんにエサをあげる。
今日は ごはんさんが退院後の受診なので付き添うことにしている。
修一郎は何時に起きてくるか分からない。食事をお弁当仕立てにしておく。
ごはんさんの車に乗って しゅっぱーつ!
フレンドリーで優しい先生。
ごはんさんの予後が良かったので ほっとする。
こもれびの森へ行く。
途中、山道を走る。小さなアナグマがトコトコ横切る。
竹林を通る。タケノコがびっくりするくらい にょきにょき出ていた。まだ顔を出したばかりのタケノコ、ずいぶん背が高くなったタケノコ、アナグマの手が出ているみたい。
「タケノコロードだね。」と、ごはんさんと話す。
途中でお昼ご飯を食べることにする。おいしい うどん屋さんに寄る。
私はアレルギーがあるので うどんは食べれない。でも、うどん屋さんにある白ご飯のおむすびは食べれる。ゆで卵があればそれも食べれる。
ごはんさんが ときどき行っていた うどん屋さんで、私は2回目。冬に初めて連れて行ってもらった。ここの おむすびはとてもおいしい。温かくてふわっと握られていて、いいお米。
ただ、具が入っていないのは「ごま塩むすび」だけだった。私はアレルギーでゴマも食べれない。なので前回、「ゴマはつけないでください。」と言った。すると、ただ白いご飯のおむすびが出てきた。なので「塩をください。」とお願いした。すると、小皿に塩を入れて出してくれた。
数ヶ月ぶりに伺った今日も「ゴマはつけないでください。」と言った。
テーブルに運んでくれたとき、「塩がいるんでしたよね。」と言ってくれた。そして、小皿に塩を入れて持ってきてくれた。びっくりした。2回目で、数ヶ月ぶりに伺ったのに覚えてくれていたなんて。感動してとてもうれしかった。
私が おむすびを 1個食べ終わるころ、ごはんさんは海老天肉うどんをぺろりと食べていた。大盛りだったかもしれない。
「ごちそうさまでした。どうもありがとう。」と言ってお店を出た。
こもれびの森に到着。緑がきれい。Yさんが来ていた。タケノコを掘っていた。
「オオデマリがきれいだよ。」と教えてくれる。
黄緑色から白になっている紫陽花みたいな花がたくさん咲いていた。とてもきれい。最近友人Wが送ってきてくれた花の写真と同じだった。オオデマリというのか。こもれびの森は、いろいろな花が咲くなぁ。と感心する。
用事をする。
こもれびの森を出る。
ごはんさんがウーちゃんとルーちゃんの水草を買いに連れて行ってくれる。
マツモがなかったので以前買ったことのある別の水草にした。ルーちゃんが ぱくぱく食べる姿が目に浮かぶ。
もう一件用事。
待っている間にハーゲンダッツのストロベリーアイスクリームを食べる。
ネパールのチャンドラからメッセージが来ていた。久しぶりだ。返事を書く。
用事が済んだ。
帰路に着く。
お買い物をする。ごはんさんが面白いことばかり言うのでお店の中でゲラゲラ笑う。
家に帰りつく。
修一郎が起きていた。
私がいない間にミケちゃんとカカオが対面したようだ。そして大変なことになったらしい。部屋が荒れていた。なんと、ミケちゃんがカカオより気が強かったということだ。
近々、ミケちゃんを こもれびの森に帰す。それまで対面させないようにしなくてはいけない。洗面所でご飯と薬をあげる。
夜、庭に出る。
空気がひんやりしている。白くてふっくらした半月が輝いている。きれい。触ったら ひんやりしていそうに白い。クローバーの花が ぼうっと月明かりに照らし出されている。夜のぜんぶに「おやすみ。」を言う。
カカオは姿を見せない。ミケちゃんとの対面がショックだったのかもしれない。
今日もいい一日だった。
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