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滝を見た美しかった

5月19日(日)
朝、目が覚める。二度寝する。むくりと起きあがる。

玄関の戸を開けて朝のぜんぶに「おはよう!」と、あいさつをする。

カカオにご飯をあげる。
ウーちゃんとルーちゃんにエサをあげる。

今日も こもれびの森に行く予定。
私のいろいろで出発するのが遅くなってしまい、Iさんをすっかりお待たせしてしまった。それでも笑顔の Iさん。

あれこれ用事をしているとMさんとRくんがやってきた。

Mさんが、
「みるちゃん、いつもお世話になってるから。」と言って、

"MIRU” のネームプレートをつけたキティちゃんのストラップ付きぬいぐるみをプレゼントしてくれた。Rくんと選んでくれたらしい。私が食べれるプリンも買ってきてくれた。とてもうれしかった。

「可愛いね、ありがとう。とってもうれしい。」と言うと、ふたりもとてもうれしそうだった。そして、

「ごはんちゃんにも。」と言って、見せてくれたのは ”GOHAN SAMA” のネームプレートをつけた、サンリオのキャラクター、シナモンロールのストラップ付きぬいぐるみだった。

Iさんが帰ったあと、4人でプリンをいただく。とろけるおいしいプリンだった。

「おいしいね。」と何度も言いながら食べた。

そして、ごはんさんにMさんからのプレゼントを見せた。ごはんさんが真顔だ。

「鞄か車に…。」と言いかけると、即座に

「鞄にはつけません。車につける。」と言った。

みんなでお昼ご飯を食べに行く。大満足して F町へ しゅっぱーつ!

目的地に行く前に、近くにある白糸の滝を見に行くことにした。
去年、ごはんさんに連れて行ってもらって感動した場所だ。

車を停めて山を登ってゆく。暑い日だったけれど、山の中は ひんやりしている。ザーザーと水の音が聞こえる。Rくんが先頭に立ってどんどん登ってゆく。私も追いかける。ごはんさんとMさんは用事で後から来ることになった。

Rくんが途中で待っていてくれた。いっしょに登ってゆく。

「水の音が聞こえる!」

「ザーザー言ってるね!」

「見て!滝!」

「もっと上にすごく大きな滝があるよ!」

と、大きな声で言いながら登ってゆく。

小さな橋を渡る。Rくんがはしゃいでいる。一番上にある大きな滝のところに来た。すごくきれい。迫力がある。水しぶきが飛んでくるくらい近くで見る。滝壺にでこぼこと岩が並んでいるのでそこを渡ろうということになる。

私が先に渡る。今日はふわふわした長いワンピースに長靴だ。岩を渡ってさらに滝に近づいてゆく。Rくんも慎重についてくる。水の神様がいた。ふたりでお参りする。そしてさらに岩を上がって滝に近づく。すごい迫力。

滝が流れる岩肌にきれいな蝶々が飛んでいた。青くて大きい。岩の上には大きな赤いトンボもいた。

「蝶々がいるよ!」と、私。

「ほんとだ!蝶々だ!」と、Rくん。

岩の上に立って じっと滝を眺める。そうやってしばらく眺める。

「まだ見る?もう戻る?」と、聞く。

「見る。」と、Rくん。よかった。

またじっと眺める。全然飽きない。ザーザーと大迫力だ。

「あの滝の上に川があってそこから流れてきてるのかな。」と、私。

「多分、そう。川があるんだよ。うん。」と、Rくん。

隣に大きな苔むした樹が立っていた。そっと触れる。しっとりとしていてきもちがいい。顔をくっつける。Rくんも樹肌を撫でていた。

Rくんは滝を見るのが初めてだそうだ。Rくんにとって初めて見た滝が楽しい思い出になるといいなぁと思った。

ごはんさんとMさんがやってきた。ごはんさんも上まで登ってきた。写真を撮ってくれた。下りることにする。

途中で ごはんさんが叫んでいる。やまびこを待っている。みんなでゲラゲラ笑う。

「滝、見れてよかったね。」と、話す。

目的地に到着。
用事を済ませて、こもれびの森へ戻ることにする。

途中、猫たちがたくさん集まる場所に寄った。そこで車の窓を開けて、昨日ごはんさんが聞いたように、猫たちに大きな声で聞いてみた。

「うちのキミィを知りませんか?」

Rくんも大きな声で聞いた。

「キミィはどこですか?」

ちょっと反応しながらくつろいでいる猫たち。

猫たちに「またね。」と言って出発。

長い距離を走って戻ると、Nさんがやってきた。
少しお話をして帰ることにする。帰りの車の中で

「疲れたね〜。お疲れさま〜。」と、労いあう。

今後のことで またひとつ課題が出てきた。ひとつひとつ解決してゆこう。

いつものお店でお買い物をする。
お店から出ると、鮮やかな夕焼け空が瞳に飛び込んできた。

「この駐車場から見る夕焼けはいつもきれい。」と、ごはんさん。

「本当にきれい。」と、うなずく私。

帰り着く。
ごはんさんの かっこいいホイールのついた働き者の車に、Mさんからもらったシナモンロールのぬいぐるみを掛ける。

家に帰り、簡単に夕食の支度をする。
修一郎が起きてきた。

しばらく ぐーぐー眠る。

むくりと起きる。注文分の絵本を投函するのを忘れていた。
夜中だけど冷たい空気の中 てくてく歩いてポストに行く。真っ暗。ふっくらした月が強い光を放っている。北斗七星がきれい。小さな星も ぽつりぽつり瞬いていた。

夜のぜんぶに「おやすみ。」と言って家に入る。

弟とLINEのやり取りで爆笑する。

カカオは遊びに出かけている。

今日もいい一日だった。

All Photos: ごはんさん

落差25mの滝

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