おっさんだけど、仕事辞めて北海道をチャリ旅するよ\(^o^)/ Vol. 02 誤算
2024. 0604. Tue
今日が6月4日ということは、旅に出てから4日目の夜ということになります。6月1日に出発したので、今夜は4日目ですね、当然。すべての夜が野宿なので、4連続の野宿ということになります。
…なにが言いたいかと言うと、正直言って、ほとんど何も覚えていないのです。いえ、そんなはずはありません。わたしは仕事を辞めて、また長期旅行へと繰り出したばっかりなのです。
一端のアウトドアマンを気取っていても、4連続野宿なんてもちろん初めての体験ですし、4バッグ仕様の本格旅チャリを駆るのもほぼ初めてなのです。4晩連続でメスティンでのアウトドア自炊をカマしていますし、東海地方や北陸地方の土地勘もまったくありません。
実はこの旅に出る前に、チャリや装備、持ち物の確認として、プレチャリ旅を敢行しています。6日間で紀伊半島を縦断したのです。重量を合わせるために、確実にしないであろう渓流釣りの道具まで積んで走りました。しかし、出来るだけ条件を同じにしたとしても、プレ旅はプレ旅。6日間限定のチャリ旅とおそらく2か月くらいは続くチャリ旅では、準備物から気持ちまで、かなりの部分が異なってくるのですね、やっぱり。
ほとんどすべてが初めてだらけのこの旅で、ほとんど何も覚えていないなんて…。そんな馬鹿な…。
まあ何も覚えていないというのは言い過ぎです。一日一日、たとえば写真を見ながらとかでしたら、“あの坂の途中で湧水があったな”とか、“福井の蕎麦が意外と旨かったな”とか、いろんなことを思い出します。しかし、旅を始めて4日目の夜、飯を喰い終わり、夜空を見上げ、ノートPCを開いた時点で、これといったものが思い浮かばないというものまた、まぎれもない事実なのです。
というのも、チャリ旅は異常に疲れるのです。一日の大半をチャリ漕ぎに費やし、残った時間は食事&睡眠。メインとなる夕食は自炊していますし、睡眠の場であるテントは毎日設営と撤収しているのです。そしてなにより、まだチャリツーリストとしての身体が全然できていないのです。だって、まだ4日目ですから…。1年前に敢行した6週間のパミールチャリ旅は、アジア旅行に出て3か月目からのスタートです。充分な身体づくりができていたのです。
この文章を書いている時刻は午後10時20分。…限界です。もう寝ます。
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