28歳サラリーマンの読書記録 #164|海が見える家 旅立ち

おつかれさまです。たにしマン(@millionworkout)です。

今週は小説です。

海が見える家シリーズがついに完結しました。
新卒で入社した会社をあっという間に辞めた主人公は、父の遺した海が見える家で暮らし始めます。都会から田舎に移住した主人公がさらに次のステージに進もうとするお話です。

なん でもよ、 自分 が 使う 道具 って のは、 自分 で い じれる もん が、 いちばん いい ん さ

はらだみずき. 海が見える家 旅立ち (小学館文庫) (p.164). 株式会社小学館. Kindle 版.

田舎暮らしを通じて”生きること”について考えさせられます。分業化(≒効率化)が進んだ結果、多くの現代人は自分で食べ物を育てることも獲ることもできなくなってしまいました。

電化製品などもそうです。自分でつくることはおろか、直すこともできないものがほとんどです。

助け合ってると言えば聞こえはいいですが、個人の生きる力が著しく低下しているとも言えると思います。

「自分でできたうえで人に任せる」の「できない」のとでは意味合いが全く違いますね。

以上です。
ありがとうございました。

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