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29歳サラリーマンの読書記録 #224|アルジャーノンに花束を

おつかれさまです。たにしマン(@millionworkout)です。

ダニエル・キイスさんの長編です。
知能が回復する男の物語です。

何も分からなけば、嫌なことも苦しいことも感じずに生きていけます。しかし、分からないことがあると気づいてしまうと、分かろうとするのが人間です。

そして、この世の中についての理解が深まれば深まるほど、苦しみや悲しみは増えていきます。もちろん、喜びも。

衰えると脳が委縮してだんだん記憶力が落ち、今日が何月何日で自分が誰なのかさえ分からなくなっていきます。

それはある意味で、人間がもった最強の防衛本能なのかもしれません。

以上です。
今週もありがとうございました。

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