よき祖先をめぐる時間と思考の旅~『グッド・アンセスター』
"How to think long term in a short-term world"、そんなサブタイトルがつく本『グッド・アンセスター』が出版された。著者はイギリスの哲学者ローマン・クルツナリックさん、訳者は現代僧侶の松本紹圭さんだ。環境問題やパンデミックをはじめ、人類は先延ばしできない緊急性の高い課題に直面している。これらの課題に対応していくために、今を生きるわたしたちが「いかにしてよき祖先になれるか」、そう問いかけることで読者を長期思考へ誘い、よりよい選択肢bet