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Clover's Cry~神と神降ろしの少女~考察!

初めまして、永吉昴Pのすみみと申します。イベントから約3か月、clever cloverの配信ライブからもしばらく経ってしまいましたが、劇中劇「Clover's Cry~神と神降ろしの少女~」の考察をしていきたいと思います!ぜひぜひ読んでいってください~

なお、考察には先日の配信の有料パートで行われた朗読劇の内容も含みますが、有料の内容なので(一応)劇の内容をここでしっかり紹介することは避けています。ご了承くださいませ。

1.イベントコミュの時系列整理

ミリシタ内イベントコミュを時系列順でまとめます。考察のためにコミュ何回か見直して書き出したりしたんですけど、公開順に読んでくとほんっっと時系列バラバラ…..(笑)
いやお話として読んでいって面白いのはもちろん公開順だと思うんですけど、話の流れを理解するには公開順では無理だ!!初見イミフメイだったのは当然ですわ( ・ω・)

という訳で時系列を簡単にまとめました。分かってるよ~という方は飛ばしていただいて構いません!



(厄災十数年前)
ヘルミ、父に連れられ一度村を訪れる、アウロラとエマに会う

(厄災の年)
ヘルミ、廃教会を訪れアウロラに協力(現村長を手にかける&リンネアでない者を生け贄にする)を申し出る

馬車事故で現村長死亡、ヨハンナが新村長に

(儀式2週間前)
ヘルミが、ヨハンナには「リンネアを生け贄にするように」と伝え、エマには「生け贄に指名されたリンネアを庇ってエマが生け贄になるよう」誘導

ヘルミの言葉通りヨハンナはリンネアを指名、エマがそれを庇う

神降ろしの儀式

(儀式2日後·昼)
ヘルミが院(エマ·アウロラ·リンネアが住む孤児院)を訪れ、リンネアにザクロを渡しヨハンナ殺害を指示&エマの腕のアザを見る

(儀式2日後·夜)
ヘルミ、吹雪の中アウロラと接触
ヨハンナの所に辿り着き「厄災は終わらない」発言

村人の多くが廃教会へ、リンネアの様子がおかしいためリンネア鎮静剤を打たれる

みんな寝静まったあと、リンネアがヨハンナを殺め、その後エマ殺害しリンネアも自殺

院で目覚めるエマ。リンネア&ヨハンナお嬢様の名前変わってる
アウロラがエマを「神様エマ」呼びする




2.物語の中の謎

ではいよいよ、考察に入っていきたいと思います。項目が➀~➃まであるんですけど、この記事のメインは➂と➃です!➀と➁は考察として面白いなと感じたことを書いているだけなので、本筋だけ読みたいよという方は➂まで飛んで頂いて構いません!



考察の前提として、主な登場人物5人は

エマ·アウロラ·ヘルミ先生の神様サイド

リンネア·ヨハンナお嬢様の村人サイド

という2グループに分けられるとしています。


ミリシタイベントコミュ メイン#3より
iPadで書いたからか字が波打ってる(笑)


ミリシタイベントコミュ メイン#4より
ミリシタイベントコミュ メイン#4より

なぜヘルミ先生まで神様サイドに含まれるのかなど、この2グループについては詳しくは③で説明します。


①劇中のザクロの役割

②劇中、MVに散りばめられた「反転」要素

③ヘルミとアウロラがひとつの存在として扱われた謎

④結局何が起きていたの?



※イベントコミュは「メイン」「虚実」「畏怖」の3つに分かれそれぞれに話数がありましたが、簡略化のため話数は#で表します。
例:虚実第3話→虚実#3


①劇中のザクロの役割

畏怖#4で、院を訪れたヘルミがリンネアにザクロを渡し、リンネアに食べるよう促します。と同時に「正当な後継者であるリンネアこそが村長に相応しい」として、リンネアへヨハンナお嬢様(現村長)の殺害をそそのかしています。

注目したいのは、きっとこのあとザクロを食べたであろうリンネアの変化です。
ザクロを持ってきたヘルミがリンネアの元を去ったあと、それまでだんまりだった(リンネアの前では話すことがなかった)アウロラが急に話し出しています。

これはリンネアがザクロを食べたことでアウロラたち神様サイドに近づいたためではないでしょうか。
ザクロは神話でもよく登場する果物です。ギリシャ神話でのザクロが一番有名でしょうか。簡単に言うと、ザクロは冥界の食べ物で、それを食べると冥界で過ごさなければならなくなるという恐ろしい果実です。一方で子孫繁栄も象徴する果実でもありますが。

そんなザクロをリンネアが口にしてしまったことで、リンネアは神様の世界に存在が近づき、神様サイドのアウロラの言葉が聞き取れるようになったのではないでしょうか。ついでにその後のシーンのリンネア(メイン#3と#4)の様子もおかしかったですし……

ついでにイベント報酬のSRカードで「誰がための儀式 馬場このみ」がありましたが、こちらもカード絵・セリフともにえらい感じになってます。リンネアぁ………

エマメッチャドンビキ
SR 誰がための儀式 馬場このみ より

「みんなで食べましょう?」じゃないんすよリンネアさん?アウロラもヘルミ先生も訳知り顔じゃん……このアウロラすごく恐いですね、、、

ヘルミ先生がリンネアに、ヨハンナお嬢様殺害を唆していましたが、ザクロを食べる前までのリンネアは殺人をするような女性ではない気がします。
ザクロを食べてしまったがために、リンネアのSAN値(スラングです。SAN値=正気度)が下がり、同日夜に村人が廃教会に集まったときに「ま、窓に……っ!」とか「どうせみんな死ぬのよ!」とか正気とは思えない発言をし、双子の妹であるヨハンナお嬢様を殺めてしまったと……。おのれザクロめ!(?)




②劇中、MVに散りばめられた「反転」要素

Clover's Cry~神と神降ろしの少女~の歌詞の一部を見てみます。

Clover 咲かせた さかさま

何故ゆえに 裏返り 真実など知らずに

THE IDOLM@STER MILLION THE@TER SEASON CLEVER CLOVER  歌詞カードより

「さかさま」「裏返り」という言葉が目立ちますね。CD買って初めてフルで聴いたとき、2番の「裏返り」って部分にぞくっとしました。「裏切り」じゃないですよ(空目した人)

しかしコミュ内では「さかさま」「裏返り」などの単語は出てきません。ではなぜ、歌詞の中に「反転」を示す言葉が2つも入れられているのでしょうか。



結論から申し上げますと、


まっったく分かりません!!


この物語の中には様々な「反転」要素が散りばめられています。が、それが何を意味するのかはさっぱりです。
「反転」についてどなたか考察した方いたら助けてください(切実)


……気を取り直して、コミュ及びMVの中の「反転」要素を拾っていきます!

まずはMV。
・曲が始まった時はリンネア&ヨハンナお嬢様が向かって右、アウロラ&ヘルミ先生が向かって左だったのに、曲終わりの時は「左右が反転」

Clover's Cry~神と神降ろしの少女~ MV冒頭
Clover's Cry~神と神降ろしの少女~ サビ
立ち位置反転してることが分かります



・「助けたい」の感情の込めかたがリンネア&ヨハンナお嬢様は切実な感じなのに対し、アウロラ&ヘルミ先生&エマはただセリフを読んでるだけ感がある、「感情の反転」

2つめの「感情の反転」については、CDでヨハンナ役(木下ひなた役)の田村奈央さん、配信ライブでリンネア役(馬場このみ役)の髙橋ミナミさんが2番の歌詞「お願い ねぇ助けて」も感情たっぷりに歌っていました。村人サイドと神様サイドで歌いかたが分けられている気がします。

次にコミュ内の「反転」要素です。
・アウロラとヘルミ先生の入れ替わり
・リンネアとヨハンナお嬢様の性格とSAN値

1つめについては項目③で述べるのでのちほど。
2つめが、物語の中で最大の「反転」要素だと思います。ほんと見事に「反転」してました。

表にするとこんな感じです。

儀式前後の2人の変化(性格とSAN値)

手書きですみません、エクセルで作ってみたら見づらかったもので……

リンネアの病弱→元気は分かりやすいですね。リンネア自身メイン#3で、「(儀式が成功して)厄災が鎮まってから、とっても元気なのよ、私!」って言ってました。
ヨハンナお嬢様も、儀式前はヒステリーを起こして部屋をぐちゃぐちゃにしたりする厳しめの人物として描かれていましたが、儀式後は屋敷の備蓄を空にしてまで村人に食事を振る舞い、笑顔を見せるような村長になりました。


イベントコミュ畏怖#3より
儀式前は度々ヒステリーを起こしていたらしいお嬢様


前村長(ヨハンナ父)の手紙によれば、ヨハンナお嬢様は元々大人しく、気の優しい性格(ひなたちゃんみたいな感じですね)だそうなので、儀式後に本来の性格を外に出せるようになったと言うこともできるかもしれませんね。

説明が長くなりましたが、要するに2人とも性格が「反転」しているのです。

村長からの手紙
ミリシタイベントコミュ 虚実#4より

SAN値についても、双子(リンネア、ヨハンナお嬢様)で「反転」。
ヨハンナお嬢様はヒステリーを起こしているとき、リンネアは儀式2日後の夜、廃教会に集まったときに両者「窓に……!」的発言をしています。
あとダメ押しでもういっこ。イベントキービジュアルのリンネアとヨハンナお嬢様が上下「反転」してます。



「反転」がどうしてこんなにあるのかは結局分かりませんでしたが、考察要素としては面白いです。また公式で新編朗読劇とかやっていただけたら「反転」についての考察ができるかもです。




③ヘルミとアウロラがひとつの存在として扱われた謎

これがこの考察記事のメインディッシュです(*`▽´*)
結論としては、




エマ、アウロラ、ヘルミ先生は3人で1つの存在かつ神である


「三位一体」という言葉を皆さん一度は聞いたことがあると思います。キリスト教において「父なる神·子なる神·聖霊」の3つが合わさって初めて1つの神であるという考え……らしいです。詳しくないので微妙に間違ってるかも。
そしてキリスト教ではクローバーが「三位一体」を象徴するとのこと。
楽曲 Clover's Cryも、シーズンのグループ名CLEVER CLOVERも、思いっきりクローバーです。これを「三位一体」と結びつけずにはいられません。

エマ、アウロラ、ヘルミ先生はリンネア、ヨハンナお嬢様や村人たちとはまったく別の存在で、それぞれが父なる神·子なる神·聖霊のいずれかに該当すると考えられます。
ほんっと詳しくないので正確なことは言えませんが、アウロラはエマに心酔してる感じだったのでエマが父なる神、アウロラが子なる神、残ったヘルミ先生は聖霊でしょうか。


この考えに至った根拠はいくつかありまして、まずはアウロラとヘルミ先生が途中入れ替わる演出があったこと。入れ替わるというより2人がニアイコールであるという表現の方が近いでしょうか。
朗読劇の中で、初めはヘルミ先生の影だったものが途中でアウロラの影に変わっていたり、#2で姿が明らかにされないままヘルミ先生とアウロラが喋っていたり。色んな場面で、ヘルミ先生≒アウロラの構図が示されています。


そしてこちら。


ノーロ皿さん(@nohrosara)のツイートを見てはっとしました(許可頂きましたありがとうございます!!)。確かに朗読劇で画家ロコちゃんは「彼女たち」と言っていたのに、例のスケッチに描かれていたのは一塊……
エマとアウロラも2人で1つの存在と考えられますね。

算数みたいになってしまいますが(笑)、「エマ≒アウロラかつアウロラ≒ヘルミ先生」 なので「エマ≒アウロラ≒ヘルミ先生」です、先ほどの三位一体の定義にどんぴしゃです……
つまりこの3人は3人で1つの神である、と考察することができます。

いかがでしょうか?

他にも根拠がありまして、ループ直後(畏怖#4)にリンネアとヨハンナお嬢様の名前が変わっていることが明かされますが、エマとアウロラの名前は変わっていません。ヘルミ先生は不明ですが、恐らく変わっていないんじゃないかな~と思います(希望)
あと②の「反転」のところでも触れましたが、神の3人とそれ以外の2人で「いや違う 助けたい」の歌いかたが違っている、キービジュアルのザクロ汁で神サイド/村人サイドが分けられていることも根拠になります。

イベントキービジュアル



④結局何が起こっていたの?

さて、エマ、アウロラ、ヘルミ先生が3人で神だとして。

・そもそも何で村はループしていたのか
・エマの腕のクローバーのアザ
・「記憶の引き継ぎ」はあるのか
・アウロラ「リンネアだと都合が悪い」 はどうしてか
・イベントキービジュアルの目の色

など謎は残ります。

さてさてこれらの考察については、大半が妄想になります(のワの)<コンキョガミツカラナカッタヨ

ちょっともうどこから妄想を説明したらいいか分からないので(笑)、とりあえず図解します!

舞台妄想(図解)

辻褄を合わせようと張り切った結果、ちょっと込み入った妄想になってしまった感じがします(苦笑)

大前提として、あのループは神の3人が造り出したもの。そしてアウロラ以外の2人は基本、神としての記憶を失っています(だからエマは「ごめんなさい、私、記憶が………」とか言ったり、急に記憶混濁みたいな状態になったりとかしてた)。
なんでそんなことをしたのかについても考えたんですけど、説明が長くなりすぎてしまうので、この記事の次の記事で小説として投稿しようと思います!漫画のほうが伝わりやすいと思うんですけど、私の画力では無理でした!!!

図の中に「小ループ」「大ループ」っていうのがありますが、「小ループ」はリンネアが生け贄になり神降ろしの儀式が失敗し厄災が終わらないために起こるもので、「大ループ」はエマが生け贄になり儀式は成功するものの、神に神を捧げたので厄災が終わらずに起こるものです。

「小ループ」は人間世界の時間軸とは隔絶された状態で幾度も幾度も起こっており、人間世界の時間に換算すれば何千、何万年分も小ループを繰り返しています。でもヘルミ父ほか様々な人が村に立ち入っているので、空間的な隔絶は完全にはされていないと思われます。

その「小ループ」が繰り返される中、人間世界で人間としてのヘルミが生まれ、幼少期に一度、大人になってから複数回村を訪れます。ヘルミはアウロラの「リンネアだと都合が悪い」という誘導を受け、策を弄してリンネアの代わりにエマを生け贄に仕立て上げます。

エマが生け贄になると「大ループ」確定演出なので、人間世界もろとも全てが最初に戻ります。村の「小ループ」も1回目からやり直しです。
そしてまた長い長い時が流れ、再び大人ヘルミが村にやってきてエマを生け贄に仕立て上げ、再び「大ループ」…………というのが妄想の大枠です。

つまり、私たちPがコミュで見せられていたのは「大ループ」発生直前~発生直後という、あの世界的にはほんの一瞬の出来事なのではないでしょうか。


ここで軽く要点だけまとめます。
「小ループ」:エマ、アウロラ、リンネア、ヨハンナお嬢様含む"鳥"たちの村で何度も起こる
毎回リンネアが生け贄になる

「大ループ」:村の時間軸だけでなく世界がループする。アウロラの誘導によりヘルミ先生がキーパーソンになる
エマが生け贄になる


舞台設定についてもう一つだけ妄想を説明させてください(長いわ)!

③でクローバーについて少し触れましたが、3つ葉のクローバーの花言葉は「愛·信仰」「私を思い出して」「約束」「復讐」です。
「愛·信仰」はアウロラ→エマの心情に当てはまると思います。コミュラストを見てもアウロラがエマを慕い、エマを特別視しているのは明らかです。
「約束」ですが、これは大小のループを設定する際に神であるエマとアウロラが交わしたもの、と考えています。内容は「エマ、君は今から自分が何者であるかの記憶を失くすけど、自分が自分の生け贄になる前に思い出してね。約束だよ」です。これはクローバーの別の花言葉「私を思い出して」を元にしました。
「約束」という言葉は曲に何回か出てきてますね。
次に投稿する小説でちゃんと説明する予定なのですが、つまるところこれらループの根本は"エマが自分の正体に気づけるかゲーム"で、なぜこんなゲームを始めたかを一言で言うと、神の暇潰しです。"鳥"たちすごいとばっちり受けてますね……

ゲームが破綻しないよう、アウロラはあちこちに目を光らせます。たとえばヘルミがエマに必要以上に接近するとエマが"神"について思い出してしまうかもしれないから邪魔をしたり(虚実#3)、ヘルミや画家がエマの正体に気づいたときはヘルミを手に掛けたります(メイン#3、朗読劇)。
ヘルミがエマの正体に気づくきっかけとなったあのクローバーのアザは、先ほど述べた「約束」をエマが違えた証ではないかと思います。同時に「三位一体」を表すクローバーということで、エマが神である証です。

本筋の内容は以上なんですが、この考察妄想はあくまで妄想にすぎません。こんな可能性もあるかな?っていうものなので、こういう考えの人もいるのかくらいの認識で受け取ってほしいです!


3.そのほか考えたこと

ここからは書ききれなかったものを並べていきます!きちんと文章にすると長くなってしまうため、箇条書きですすみません!

・MVサビの窓の外はコズミックホラーを表してる、スポットライトの色は雪の白、あとはキービジュアルのアウロラ・リンネア・ヨハンナの目の色(赤・青・緑)

・アウロラ「本当に気の毒。どうして、人の心に値する理解なんて持ってしまったんだろうね(畏怖#4)」は、神の記憶を失い、長く人("鳥")として生き人の心を得てしまったエマに対するセリフ。キービジュアルでも、左に神、右に村人って構図になってるけどエマはその間に描かれてる(オッドアイのアウロラどういうことやねん)、あとザクロ汁で神サイド/村人サイド分けられてる
続けて「今回も、結果は変わらなかったけど……それなりに、面白かったんじゃないかな」と言っているのでこれは神が楽しむためのループである

曲ロゴにあるザクロ、最初虫かと思ってた
イベントキービジュアル再び

・お屋敷勢にあんなに低姿勢だったリンネアがヨハンナお嬢様に対して「いや!………触らないで!」とか言ってるの、リンネアにはヨハンナお嬢様がヤバイものに見えてるかも
リンネア「来たわ、来てしまったのよ……『あれ』が!」の直後にヨハンナお嬢様がドア開けて入ってきてる(メイン#4)
キービジュアルの恐めのヨハンナお嬢様は、このときのリンネアから見たイメージ

・ところでヨハンナお嬢様の罪ってなんなん

ヨハンナの罪??
SR+ 誰がための儀式 馬場このみ


・「すべて」と「全て」
2つが使い分けられてる?流れからいくと
「すべて」=村人が"鳥"であること、村は神と契約していてその対価としてループに巻き込まれていること
「全て」=エマが神であること
「全て」に勘づいた者はアウロラが始末する、だから学者ヘルミ(メイン#3)と画家(朗読劇)はロコされてる

・随所で今までの周回の記憶がちらついてる描写があるけど、ひぐらし解みたいな感じだと思う(ネタバレなし、ヨシ!!)

・ループ内での確定事項
小ループではリンネアが生け贄にされて儀式失敗
エマの正体を知った者はアウロラが始末
ヘルミの登場、エマの腕のアザは大ループ確定演出

・「リンネアだと都合が悪い」のは、ヘルミ先生が登場して大ループの準備(エマを生け贄にする)が進んでいるのにリンネアが生け贄にされそうだから

・アウロラは普通に話せる周回と話せない周回を作ることで自分もループを楽しんでる?

・曲冒頭「愛は微笑う哀しみの畔で」は愛(=アウロラ、クローバーの花言葉)がエマの哀しみの隣で「懲りないよね」という微笑を浮かべている描写
ところで産声は「祈りのように」「祝祭のような」「捧げる」トレフル「愛と微笑みと~」って最初と最後歌ってるけどクロクラの「愛は微笑う」ほかお互いの歌詞と一致しすぎて意図的にやってるんじゃないかって思った、産声→祝祭→神降ろしが一連の流れになってるって考察どこかで拝見して震えたの思い出した
「わらう」って漢字変換しても「微笑う」にはならないあたりもう

・歌詞「天と地が出会う頃 愚かに咲いたClover」は、神に神が捧げられるという愚かな行為によりエマの腕に咲いたクローバー

・曲名「Clover's Cry」は、人の心を知ってしまったエマが、「大ループ」が起こるときに全てを思い出して「なんでこんなこと始めちゃったんだろう……リンネアも、村のみんなも永遠に死に続けるのは私の、せいだ………」って悲しみに暮れるエマを表してる




4.おわりに

だいぶ、ほんっとうにだいぶ話が膨らんでしまって分かりにくい所も多々あったと思いますが、ここまで読んでくださってありがとうございます!!!感謝感謝感謝です!
一部でも共感していただける所があればもうそれだけで嬉しいです。

お疲れでしょう、素敵な姉妹をどうぞ……スッ
R+ 穏やかな昼下がり 篠宮可憐

クロクラは最後まで「どういうことなんだ……」ってなるお話でしたが、このお話の救いのない点は、もし記憶の蓄積によって村の誰かがループに気づいたとしても、それを打破できるのはエマだけ(と思われる)というところでしょうか。私の考察(?)が当たっていたとしたら、エマがゲームクリアするのはだいぶ先のことになりそうですね…でもそこが好き。
もう一度断っておくと、この記事に書いてあることはあくまで想像です。こんな可能性もあるんじゃないかな?みたいな感じ。

そして今回ツイートを引用させて頂いたノーロ皿さん(@nohrosara)のYouTubeの動画が好きでよく拝見しているんですけど、ガシャでひなたちゃんのカード引けたときの喜びが音声だけで凄く凄く伝わってくるのでぜひ見てほしいです!
いつも元気貰ってますありがとうございます~!!

最後に考察とは関係ない話を2つだけ。
クリスカのイベントが始まり、MTGシリーズの激つよB面で実装されていない楽曲も絞られてきました。個人的にMTG05のB面Everlastingがめちゃ楽しみです。ドラマCDの中であの曲を聴いてもうクリスとエドガーの情景が半端なく目に浮かんで涙目になったことが忘れられないのと、あの4人の、A面同様音圧と歌唱力で殴ってくる(褒)感じがたまらないので!!
ちょっと逸れますが(ネタバレはしないよ!)、そのMTG05の「昏き星、遠い月」もTC03の「誰ソ彼ノ淵」も、エピローグの数分で考察の幅をぐわ~っって何十倍にも拡げてきてて天才か?って思いました(話逸らし終わり)。

あとはMTGに限らず言えばSSS、Cut, Cut, Cut. 、HELLO, YOUR ANGEL、ギブミーメタファーとかいっっぱいありますね!フェスも引き続き楽しみだ~~アマテラス来てくれ!!

もうひとつはミリシタのセールスポイントについて。今回この記事を書いて改めて思ったんですけど、ミリシタ、というかミリオン、劇中劇強い!!考察要素も山ほどあって楽しいの一言に尽きます(ニッコリ)
もし「ミリオンの良いところ5つ挙げて」って言われたら
1.曲(作詞作曲編曲陣がつよい)
2.担当以外副担当になりがち(そういうPほんとよく見かける、私もそう)
3.振り付け(ライブで再現できる、けどすごく凝ってて癖になる振り付け、見てて楽しい)
4.ユニットはあるけどシリーズ毎に変わるからみんなの新しい面がざくざく見られる(直近だと環ちゃんとか)
5.劇中劇
って5つの中に入れるくらい力入ってると思う(個人の感想)。スローガン的な言葉に「最高更新し続けるんだ」「てづくりのぶどーかん」「一人も手放さない」とか色々ありますが、それを実際にやってのけてるのも凄いところ。
ミリオン知って初めて聴いた劇中劇のCDがTBのラスアクだった気がするんですけど、その考察記事に圧倒されたのは今でも忘れられません。そのくらいミリオンの劇中劇は強い!
全世界に声を大にして広めたい。新PV良すぎた!!!!!!!!


という訳で、終わりです!次に投稿してある神3人の妄想小説も、お時間ある方はぜひ(ФωФ)

ありがとうございました!



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