2021年ベスト💿

チャ！nsmです。

今年聴いた音楽を振り返ったりベストを勝手に決めたりします。

※最新の音楽シーンを追いかけているわけでもなく、ちょっと前の良き物を掘り出したりいわゆる名盤的なものを聴いて勉強しています。

※８割自分の気分や好みで選んでる。いにしえのロックが好きだったのに突然ハロプロにハマってから大きく計算がずれて大変だった。

9枚×12ヶ月

聴いていたアルバムやシングル曲のジャケ写を毎月9枚選んでまとめていたものが12ヶ月分貯まった。108枚をまとめるとこうなった。

ルール：毎月実際に聴いた曲を正直にリストアップする。リストに入れようと決めた曲はきちんと聴き込む。以前聴いたアルバムも含めて良いものとする（被りあり）

音楽まとめは去年の10月頃からやっており、ルールをゆるゆるにしてやってみたところ、途中でダルダルにダレてしまって大変だった。原因は主に二つある。

原因①：同じアルバムばっかり聴いてたせいで、新しいものを見つけようという好奇心が薄れてしまった。だったらもうまとめなくてよくない？となってしまい何ヶ月かまとめるのをサボってしまった。

原因②：サブスクに無いアーティストにハマってしまい、そもそも音楽がサブスクにある前提で進めていたこの習慣が大きく崩れてしまった。

もともと、この趣味は「自分の宝物を増やそうキャンペーン」の一貫なので、宝物が見つかったらしばらくは宝探しの旅とかに出ずに一人で抱きしめて吸ってたいという気持ちになるのはあたり前のことだ。それはそれで良いのです。だけど自分の世界を広げるのは止めたくない。
なので、新ルールとして「毎月自分の聴いたことのないアルバムを選ぶ」を追加する。となると、来年は108枚のまったく被りのないアルバムまとめが完成する、ってコト…？楽しみじゃん！！！！！！！

あと、「きちんと聴き込まなくてもいい」っていうのも追加しておく。「今月私はこれを聴いたんだぞ」ってSNSで公開するにあたって、きちんと聴いてないのにそれをリストに追加するのは責任感が問われないか？と勝手に考えていた。だけど、「このときこれを聴いた」ってことが記録として残っていればいつかまたそれをきっかけに聴き直すことができると思うから、それはそれで良いってことにした。

そして今年一番の大問題、ハロプロである。ぜんぶおまえのせいだ。サブスク解禁されていない理由もなんとなくわかってはいるけど、まとめるときに困る。しかも、ハロプロはCD音源よりライブが素晴らしいので主に見て聴いてるのがYouTubeになってしまう。罠じゃん。名盤っていうくくりでアイドルのアルバムを捉えるのが難しすぎてどうしたらいいのかわかんなかった。でもBEYOOOOONDSの1stアルバムはすごく良かったなあ。今でもようつべの違法アップロード動画にいのち救われてる日々だよ。事実は認めなければなりません。歴史がありすぎて沼から浮上するのが大変だったよ。ハロプロからロック成分を摂取し続けた一年だったなあ。ライブにも行けてよかった。

来年からは新ルール追加でまた新しい音楽を見つけられたらいいな。次からはようやく今年聴いた音楽のまとめです。

2021年の9枚（ベスト）

Juice=Juice『プラスティック・ラブ / Familia / Future Smile』
⏩《プラスティック・ラブ》

Juice=Juiceがきっかけでハロプロにハマった人間として、新曲リリースからメンバーの脱退、卒業ライブなどいろんな思い出ができた一年の締めくくりにリリースされた曲。オリジナル曲じゃなくてカバー曲で注目されるのはもったいない気持ちもするけど、私は好きだしすごく幸せ。ハロプロの取り扱ってる音楽って実はすごくジャンルの幅が広いような…？？

The Beatles『Revolver』
⏩《I'm Only Sleeping》

毎月一枚ビートルズのアルバムを聴いていこうキャンペーンをしていて、Revolverだけ良さがわからなくて「なんでだろう？？」と思いながら繰り返し聴いたり、歌詞カードを持ち歩いてじっくり読んだりしていたら一番思い入れのあるアルバムになった。何回聴いてもすごいし、自分がアニメ化したときのキャラソンにしてほしい曲ナンバーワンがこれ（着地点がこれでいいのか？）

和田彩花『私的礼讃』
⏩《#15》

リリース前からライブ映像を見ていてずっと好きだった。アイドルって枠から飛び出して活躍する姿はロックだしパンクだし、芯が強いのにたおやかな少女らしさもあって純粋で美しい。
「どこから来たっても/何者かわかっても/あなたに変わりはない」という歌詞に救われたし、アンジュルムに出会えてあやちょの歌が聴けてよかったと心の底から思った。私の中ではもうロックスターです。

Theo Katzman『Modern Johnny Sings: Songs in the Age of Vibe』
⏩《Lily of Casablanca》

vulfpeckがずっと好きで、Theo Katzmanという人はそのメンバーの一人なのだけど、ソロだと特別やさしくて暖かくていつも気づいたら聴いてた。こういうのが好きなんだよなあが詰まった最高のアルバム。来年はもっと他のアルバムとかも聴きたいな。「こういうのが好き」っていう方向性や音楽のジャンルが最近ようやくわかってきた。

The Beach Boys『Surf's Up』
⏩《'Til I Die - Remastered 2009》

ジャケ写に一目惚れして聴いたらドツボで今年のベストワンにまでなってしまった。ビーチボーイズはペットサウンズしか聴いたことなかったけど、このアルバムが好きすぎる。ジャケ写が不気味なのがすごくいいし、真っ暗な海に完璧な音楽が流れているイメージがある。明るい西海岸みたいな雰囲気もいいけど、暗いのも好きだ。このアルバムが作られた背景について調べるのもおもしろい。ブライアンウィルソン、どれだけ天才なんだ。

Oasis『Be Here Now』
⏩《Don't Go Away》

オアシスで一番理解するのに時間がかかったアルバム。だけど一番好き。そういう「忘れられないアルバム」ほど後から好きになることが多い。一年位ずっと聴いてるけど何故か飽きない。このアルバムの前作と前々作が有名すぎて陰に隠れがちっていうのは昔から言われてる逸話だけど、私はこれが一番パンクでロックで好きだ。アルバム通して一つの作品として好きなので、一曲だけは選べないのだけどこれが一番暗くて好き。それよりもこの頃のB面曲が好きだ。漠然とだけど「あの頃のオアシス」が封じ込められている気がして私は好き。特装版に入っている「Mustique Demo」は全部の楽器の演奏と歌をノエルが一人でやっているらしいのを解説で読んでからもっと好きになった。

太陽とシスコムーン/T&Cボンバー
『太陽とシスコムーン/T&Cボンバー メガベスト』
⏩《Magic of Love》

最初に聴いたのはJuice=Juiceのカバーで、こんなにライブ映えする曲があるんだ…とびっくりした。他にも宇宙でLatataとかガタメキラとかいい曲がたくさんあって、というかロックばっかり聴いてきた自分にとってすごく異物感があるのだけどそれが逆に面白くて聴いてる。2021年に太陽とシスコムーンにハマる人もっと増えていいよ。

The Style Council『Our Favourite Shop』
⏩《Boy Who Cried Wolf》

ポールウェラーが好き。好き以上に言葉が出てこない。顔も素晴らしいけど、何より声が好き。なんでこんなかっこいいんだ。私は曲において声の好き嫌いが結構重要なのだな…と最近気づいた。

アンジュルム
『はっきりしようぜ / 泳げないMermaid / 愛されルート A or B?』
⏩《愛されルート A or B?》

2021年はアンジュルムが優勝してしまったのでしょうがない。この曲を聴いて朝の身支度も通勤も仕事も頑張れたところがある。自分自身が「女である」っていうことを力強く肯定してくれるアンジュルムが好きな自分も好きだし出会えてほんとうによかった。

まとめのまとめ

ここで2020年のまとめを振り返ってみましょう。

当たり前だけど、一年前と全然ちがう（ビートルズとオアシスとポールウェラー被ってるけど）来年の9枚はどうなるのか、まったく予想ができない。

9枚×12ヶ月分まとめるのは初めてだったけど、やっぱりアルバムのジャケ写を見るとその音楽だけではなくて、それを目にして聴いていた頃の心情とか何をしていたのかっていうことを簡単に思い出すことができるな。これをやっていると大切に人生を生きていける気がする。ボケ防止や生きた証が欲しい方は是非やってみてください。

2021年みなさんほんとにお疲れ様でした。良いお年を🍵

おまけ①

Spotifyで聴けるものだけをまとめたプレイリストも作った。これもいい感じにまとまったのでお気に入り。

おまけ②

好きなプレイリスト。

おまけ③

大好きなWebラジオ。