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大物主神とは、悪魔の王であるルシファーだったのか。

今回は、大物主神(おおものぬしのかみ)について考えていきたいと思います。

大物主神とは、奈良県桜井市三輪にある大神神社(おおみわじんじゃ)の主祭神です。

大神神社は三輪山(三諸山)を神体山として直接、拝するようになっているため本殿をもたず、山中には上から奥津磐座(おきついわくら)・中津磐座(なかついわくら)・辺津磐座(へついわくら)の3つの磐座がある。大神神社は拝殿から三輪山自体を神体として仰ぎ見る古神道(原始神道)の形態を残している。

大神神社 - Wikipedia


大物主神を祀る大神神社は三輪山を神体山とし、三輪山には奥津磐座(おきついわくら)・中津磐座(なかついわくら)・辺津磐座(へついわくら)と呼ばれる三つの磐座があります。


これらの磐座はその名称から、宗像大社(むなかたたいしゃ)の沖津宮(おきつぐう)・中津宮(なかつぐう)・辺津宮(へつぐう)に相当するものとして信仰されているのではないでしょうか。


このことは、今まで私には全く考えが及ばなかったことです。しかし宗像大社の沖津宮がある沖ノ島も、三輪山と同じく島自体が神体とされており、島に立ち入り見聞きした事を口外してはならないとされています。


沖津宮のある海上交通の要所に位置する沖ノ島は、古来より島に立ち入り見聞きした事を口外してはならず「お不言さま(おいわずさま)」と呼ばれ、島全体が神体である。

宗像大社 - Wikipedia


ここで以前に三輪山に登拝した際、登拝中は私語を慎むこと・山中で見聞きしたことを下山後も口外してはならないことを、神社の方から言われたことを思い出しました。


このことによっても大物主を祀る三輪山信仰と、宗像大社の信仰との繋がりを強く感じます。


次に、宗像大社で祀られている宗像三女神について以前に考察した内容を綴ります。



宗像大社とは、福岡県宗像市にある沖津宮・中津宮・辺津宮の三宮の総称であり、田心姫神(たごりひめのかみ)・湍津姫神(たぎつひめのかみ)・市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)の三女神がそれぞれ祀られています。


この三女神のルーツは古代エジプトにあるのではないかという考えが浮かんできたため、三女神・エジプトと検索しました。

すると、ケティシュという女神がトップに検出されました。

ケティシュ(Qetesh、あるいはカデシュ(Qadesh)、ケデシュ(Qedesh))は、青銅器時代末期カナンの宗教から古代エジプトの新王国に入った女神である。彼女は神聖な狂喜と性的快楽を象徴する豊饒の女神であり[1]、人気の神となった。
神を表す石碑では、ケティシュはエジプトの神ミンとカナンの軍神ラシャプの間のライオンの背にヌードで立っているように描かれている。彼女は左手にを、もう右手には蓮華の花束を創造のシンボルとして持っている。

三女神が一体になる
ケティシュ・アスタルト・アナトは単一の女神の代表であり、三人の女神の組合:ケティシュ(アーシラト、アシェラ)、アスタルトとアナト。これはカナン人エジプト人の間で、一つの融合の過程を通じて、別の神々を単一の実体として融合させる一般的な方法である。

ウィンチェスター・カレッジが所有していた「三女神の石」には「ケティシュ・アスタルト・アナト」と刻まれている。彼女たちを一つの女神に統合し、ケティシュがアーシラトの代わりに三女神の一柱となることを示している。ケティシュはアーシラトの異名として使われており、カナン人の偉大なる母なる女神である[2]

ケティシュ - Wikipedia


カナン人と古代エジプト人にとっての三女神は、「ケティシュ・アスタルト・アナト」であると上記に書かれています。そしてアスタルト(アシュタロト)は、天照大神であることがRAPT理論によって解明されています。



「天照大神」と「スサノオ」の正体。またはルシファーの正体。彼らこそが悪魔の三位一体です。


宗像三女神は、この「ケティシュ・アスタルト・アナト」の三女神信仰の思想を基にして祀られているのではないでしょうか。


なぜなら宗像三女神は、天照大神(アスタルト)とスサノオとの誓約によって生まれた神であり天照大神の子にあたる神だからです。


Wikipediaに以前掲載されていた情報によると、アスタルトが明けの明星を産み、アナトが宵の明星を産んだとされていましたので、宗像三女神は金星信仰に関わりがあるのではないかと考えられます。


三女神 (ネオペイガニズム)

三女神(さんめがみ、Triple Goddess)は、多くのネオペイガニズムの人々の主要な神。一般的な共通の認識では、三女神は三人の女性で表象され、それぞれ処女老婦人英語版)であり、女性のライフサイクルと月相の両方を象徴している。それぞれが満月、満ちる過程にある月、掛けた月に照応しているという[1]。また、しばしば地上、地下世界、天を一人ずつが支配しているとされる。この女神は、三人でより大きな単一の神格であると認識される場合と、それぞれが独立した神格であると認識される場合とがある。ウイッカ二神論英語版)によれば、三女神は男性の配偶神である有角神を持つ場合がある。

三女神 (ネオペイガニズム) - Wikipedia


上記の三女神(ネオペイガズム)の思想は、ケルトの持つ思想と同じです。


トリスケル

トリスケル(トリプル・スパイラル、トリスケリオン)
聖なる数字3と、回転するエネルギーが組み合わさったものです。
多くは月や女神など、女性性に通じるシンボルであったようです。
女神の三要素である『少女(処女)』『母』『老婆』、また満ちていく月、欠けていく月、満月を表現するともいわれています。
その中心は、神秘の領域と考えられているようです。

ケルトの世界に触れてみよう!――ケルトの文化と歴史、音楽


ケルトの暦


三女神(ネオペイガニズム)という概念から、ウィッカという宗教についても知りました。

ウイッカ: Wicca)は、ネオペイガニズム[注 1]の一派であり、欧州古代の多神教的信仰、特に女神崇拝を復活させたとする新宗教である[3]。ネオペイガニズムの一種である魔女術[1]ウイッチクラフト)のなかでも多数派を占めるとされ[4]、少人数で集団儀式を行うことを特徴とする[1]。主に英語圏でみられるが、日本にも存在する。ウイッカを信仰・実践する人をウイッカン: Wiccan)という。

ウイッカンは女神を主神として崇拝する。また、ほとんどの場合、女神の子どもであり配偶者になる男神も崇拝の対象となる。ウイッカンは年に8回開かれる季節の祝祭であるサバトと、エスバト英語版)(Esbat、通常は満月の集会)によって神々を讃える。

ウイッカ - Wikipedia


ここで注目すべき点は、ウイッカとは特に女神崇拝を復活させたとする新宗教であること、これは宗像三女神の信仰に繋がります。さらにウィッカを信仰する人々は、サバトと呼ばれる年8回の祭日を祝うということです。


一年の車輪


この一年の車輪の図は、八咫鏡(大型内行花文鏡)の文様に似ています。


大型内行花文鏡


八咫鏡は天照大神のご神体であると言われていますし、宗像大社の辺津宮では八咫鏡が依代(よりしろ)とされています。

ここで、ウィッカ(魔女宗)とケルトの暦である一年の車輪と、宗像大社の八咫鏡とが繋がりました。
 

八咫鏡(大型内行花文鏡)は、神武天皇の母と言われる玉依姫(たまよりひめ)の墓(平原遺跡一号墓)から、5面も見つかっています。


そして神武天皇には、太伯の末裔であるとの説があります。太伯とは、紀元前585年頃~紀元前473年の中国に存在した呉という国の始祖です。

中国では早くから、日本は太伯の末裔だとする説があり、たとえば『翰苑』巻30にある『魏略逸文や『晋書』東夷伝[4]、『梁書』東夷伝[5]などには、倭について「自謂太伯之後」(自ら太伯の後と謂う)とある[6]

イエズス会宣教師ジョアン・ロドリゲスの『日本教会史』は、神武天皇は太伯の2番目の弟である季歴(虞仲と季歴を混同したものか)の第6代の子孫であるとしている[9]。江戸時代に入ってからは、儒学者林羅山が『神武天皇論』で神武天皇の太伯末裔説を肯定した[10]

太伯・虞仲 - Wikipedia


さらに太白とはWikipediaによりますと、古代中国で金星を指すそうです。ここで、神武天皇とも金星というキーワードで繋がってきました。

神武天皇が太伯の末裔であり、金星の子孫であると仮定します。すると神武天皇の母の墓から出土した八咫鏡をご神体とする天照大神も、金星の神格を持っていることが導かれます。

カナン人と古代エジプト人にとっての三女神である、「ケティシュ・アスタルト・アナト」のうち、アスタルト(天照大神)が明けの明星(金星)を産み、アナトが宵の明星(金星)を産んだという説も合わせて思い起こされます。

このように金星というキーワードから、神武天皇・八咫鏡・天照大神・宗像三女神へと、繋がってきました。

宗像三女神とは、やはり金星という神格を持っていることが、ここでも再び導き出されました。

そしてもう一つ重大なことがあります。金星(明けの明星)とは、ルシファー(悪魔・堕天使)のことを表すのです。

ルシファー(Lucifer、ルキフェルルシフェルとも)は、明けの明星を指すラテン語であり、「光を掲げる者」という意味をもつ悪魔堕天使の名である。

ルシファー - Wikipedia


これらのことから宗像三女神とは、女神を主神として崇拝するという異端の宗教の形態であり、三女神が一体となってより大きな神格となり、金星の神格を持つルシファーという強力な悪魔を拝む、悪魔崇拝の三女神であるのではないかとの結論に至りました。




大分県宇佐市にある宇佐神宮奥宮の大元神社(おおもとじんじゃ)では、宗像三女神である田心姫神(たごりひめのかみ)・湍津姫神(たぎつひめのかみ)・市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)が、比売大神(ひめおおかみ)として祀られています。


境外社
大元神社 (おもと-) - 奥宮
境内南方に立つ御許山(おもとさん)山頂に鎮座。御許山は、比売大神が地上に最初に降り立った地とされている。3つの巨石を比売大神(宗像三女神)の顕現として祀る。日本書紀第六段第三の一書には宇佐島に降り立ちその後宗像に遷座とあり、神社では宇佐島を当地に比定する。

宇佐神宮 - Wikipedia


大元神社のある御許山(おもとさん)は、宗像三女神が地上に最初に降り立った地とされており、その後三女神は宗像に遷座したとのことです。


宇佐神宮奥宮の大元神社とは、宗像三女神の大元(おおもと)の地となるため、三女神信仰において宇佐神宮とは特に重要なところであると考えられます。


その宇佐神宮で行われる御神幸祭(ごしんこうさい)と言われる、夏越祭り(なごしまつり)の中で注目すべき点がありました。

上宮での祭典の後、本殿より三所のご神体が三基の神輿(みこし)に乗り境内の頓宮(とんぐう)(御仮屋)まで御神幸になります。

 神幸行列は、天狗のように赤く鼻高の猿田彦が道案内として先頭に立ち、鮮やかな色彩の装束をまとった「蝶」「鳥」「駒(馬)」の稚児が列を成します。

祭儀の詳細 | 八幡総本宮 宇佐神宮

宇佐神宮で行われる御神幸祭の神幸行列では、猿田彦が道案内として先頭に立つということなのです。


前回の記事では、猿田彦の神と古代エジプトのトート神との繋がりと、ミシャグチという名の悪魔との繋がりが見つかりました。


ここで、宗像三女神(比売大神)を祀る宇佐神宮と猿田彦という神が繋がりました。


それではこの宗像三女神と、三輪山にある奥津磐座・中津磐座・辺津磐座を通して繋がっていると考えられる大物主神は、猿田彦とトート神とも繋がっていると言えるでしょうか。


大物主が倭(やまと)の御諸山(みもろのやま)とも言われる三輪山に祀られることとなった経緯は、古事記に書かれています。

記紀神話』によれば、大国主神とともに国造りを行っていた少名毘古那神常世の国へ去り、大国主神がこれからどうやってこの国を造って行けば良いのかと思い悩んでいた時に、海の向こうから光り輝く神が現れて、我を倭の青垣の東の山の上に奉れば国造りはうまく行くと言い、大国主神はこの神を祀ることで国造りを終えた。この山が三輪山とされる。

大物主 - Wikipedia


ここで注目すべき点は、「海の向こうから光り輝く神が現れて」という記載です。大物主は海の向こうから、光り輝く存在としてやって来たのです。



光は、闇の中でより輝きます。海と光でイメージされるのは、月光です。トート神は月神の一面を持っていました。では大物主という神も、月神であると言えるでしょうか。


大物主神を祀る大神神社で執り行われる、お祭りに焦点を当てて見ていきます。

当社では1日に月次祭、15日には講社崇敬会月次祭、十二支の卯の日(上の卯)に卯の日祭が毎月執り行われます。
卯の日祭は崇神天皇が卯の日に大神祭(おおみわのまつり)を始められて以来、大神祭が「卯の日神事」と呼ばれるほどに卯の日がご神縁の日であり、その干支の日を大切にして毎月行われるものです。

三輪明神 大神神社 (おおみわじんじゃ)
四季のおまつり 


大神神社で毎月執り行われるお祭りとして、一日に三輪のお朔日詣り(おついたちまいり)と呼ばれるお祭り、十五日には講社崇敬会月次祭、卯の日には卯の日祭があります。


朔日(ついたち)とは、月の満ち欠けの周期を基にした太陰暦に関わる言葉になります。

(さく、英語:new moon)とは、太陽視黄経が等しくなること、また、その時刻のことである[1]。現代的な定義での新月(しんげつ)と同義である。
朔の瞬間を含む朔日という。
陰暦(太陰太陽暦を含む太陰暦)では、朔日をの始まる日「1日」とする。月の始まりは「月立ち(つきたち)」が転じて「ついたち」と言うため、朔日は「ついたち」と訓読みし、「朔」だけでも「ついたち」と読む。

朔は世界中で同タイミングに発生する。

朔 - Wikipedia


朔(さく)とは、現代的な定義での新月であるとのことで、一日に行われるお朔日詣りとは、新月の日にお詣りをするということになります。


そして十五日のお祭りとは、言うまでもなく満月の日にお詣りをするということになります。


卯の日祭とは、月と言えば兎(うさぎ)ですので、やはり月信仰との関連が考えられます。


さらに大神神社では、仲秋の名月の日に満月をたたえる観月祭が行われています。


これらのことから大物主神とは月の神格を持ち、猿田彦神とトート神とも繋がっていると言えるのではないでしょうか。

大物主神の神名の「大」は「偉大な」、「物」は「鬼、魔物、精霊」と解し、名義は「偉大な、精霊の主」と考えられる[1]

大物主 - Wikipedia


上記の大物主の神の名の解釈として、偉大な精霊の主というよりも「偉大な魔王」という方がしっくりとくると思います。


さらに大物主神と繋がっている、宗像三女神の名も見てみます。

宗像三女神(むなかたさんじょしん)は、宗像大社福岡県宗像市)を総本宮として、日本全国各地に祀られている三柱の女神の総称である。記紀に於いてアマテラスとスサノオの誓約で生まれた女神らで宗像大神(むなかたのおおかみ)、道主貴(みちぬしのむち)とも呼ばれ、あらゆる「道」の最高神として航海安全交通安全などを祈願する神様として崇敬を集めている。

宗像三女神 - Wikipedia


宗像三女神は、道主貴(みちぬしのむち)とも呼ばれ、あらゆる「道」の最高神とのことです。


前回の記事で、悪魔とは「道」に現れることが分かりました。


宗像三女神とは、あらゆる道に現れる悪魔の最高位に相当することになります。そして宗像三女神から、ルシファーが導かれることも分かりました。


悪魔の中で最も位が高いのは、ルシファーです。


大物主神の神体山である三輪山には、奥津磐座・中津磐座・辺津磐座という三つの磐座があり、ルシファー信仰に繋がる宗像三女神が祀られている可能性があります。


そのため「偉大な魔王」という名を持つ大物主神とは、悪魔の王「ルシファー」である可能性が高い、という結論に至りました。


そして悪魔(サタン)やルシファーについての真実と、聖なる神様について、この世界の真理について、どこまでも詳しく分かり易く教えてくださっているのがRAPTさんです。


サタンの頭・ルシファーに勝利できる実力を身につけてこそ、自分も他人も救い、主の御心を大きく成していくことができる。


真理はサタンを滅ぼすことができるが、非真理はサタンを滅ぼせない。真理にはサタンに勝利する力があるが、非真理にはサタンに勝利する力がない。


悪魔(サタン)が存在するのであれば、神様も本当に存在していらっしゃいます。


これまで私たちはサタンが支配する世界の中で神様の愛を受けていたから、神様の愛を誤解せざるを得なかった。しかし、これからは神様がこの世を支配される中で神様の愛を思う存分受けられるから、全ての誤解を解いていきなさい。


神様の愛を奪う者となりなさい。この世で誰かの愛を奪う競争をすれば、ただ破壊と混乱が生じるばかりだが、神様の愛を奪う競争が激しくなれば、天も地も恵みに満ち溢れる。


神様の愛だけが人間の心を完全に満たすことができる。


神様の愛という最高の宝物。


どうか一人でも多くの方が、神様の人類への深い愛に気付き、RAPTさんの伝えてくださるこの世界の真理を受け入れ、真の救いを得られますように心からお祈りしています。


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