邪馬台国が隠されてきたのは、神様の存在を隠すためだったのか。
今回は、邪馬台国について考えていきたいと思います。
少し前まで、邪馬台国は旧大和国である奈良県にあったに違いない、と思っていました。
しかしながら、疑問に思う点が一つありました。
ある専門家の方が、倭国の女王と言われる卑弥呼の墓は、奈良県桜井市にある箸墓古墳以外に考えられないという趣旨のことを言っていた点です。
それにも関わらず、倭国の都にあたる邪馬台国がどこにあったのか、長い間決着がついていないのは何故なのでしょうか。
改めて考えてみた時に、邪馬台国(やまたいこく)という呼称から思い起こされるのは、「山(やま)」です。
奈良県の旧国名は、大和と書いて「やまと」と読みます。
さらに隼人と書いて「はやと」と読むことから、山人と書いて「やまと」と読むと考えても差し支えないかと思います。
山人(やまひと)とは、山に住む人のことです。
ここで注目すべき点は、山人とは「山中の住人」であり「先住民の子孫, 山の神またはその奉仕者」を表しているのだという点です。
「やまと」と呼ばれる人々が、「山の神に奉仕していた」というのです。
しかしながら邪馬台国の候補地として挙げられている、奈良県桜井市の纏向遺跡(まきむくいせき)は、平地にあります。桜井からほど近い田原本町にある、弥生遺跡として有名な唐古・鍵遺跡(からこかぎいせき)もまた然りです。
さらに奈良県桜井市の箸墓古墳の近くにある三輪山は、形は美しいのですが標高が467mしかなく、邪馬台国という国名に謳われるほどの山としては、あまりにも標高が低過ぎると思わざるを得ません。
そこで邪馬台国の候補地として注目されるのが、「日本とユダヤのハーモニー&古代史の研究」さんの、投馬国から40日の旅路を経て見えてくる山上国家の姿の中で説かれている、邪馬台国は四国剣山周辺の山上国家であったというものです。
この邪馬台国四国山上国家説を採ると、邪馬台国大和説では腑に落ちなかったことが、いくつも解決出来そうなのです。
上記の魏志倭人伝の記述には、「体に入れ墨して蛟龍の害を避けた。今、倭の水人は、沈没して魚や蛤を捕ることを好み、入れ墨はまた大魚や水鳥を押さえる為であったが、後には次第に飾りとなった。」とあります。
この「大魚」の注釈として、原田大六著『邪馬台国論争』三一書房1969年447頁では「鱶(フカ)」、すなわち「鮫(サメ)」であるとされています。
倭人は、鮫(サメ)などの害を避けるためにも入れ墨をしていたのです。
このように魏志倭人伝に書かれている倭国の記録には、海の気配が濃厚に漂っていると感じます。
しかしながら、邪馬台国の候補地として名高い大和国、奈良県には海がありません。
対して四国は海に囲まれているとともに、剣山などの標高の高い山々があります。
そして日本神話に書かれている国生みでは、最初に誕生したのが淡路島です。その次に生まれたのが、四国なのです。次に隠岐島、九州、壱岐島、対馬、佐渡島、本州の順となっています。
国生みの順番は、大和国のある本州は一番最後であり、日本の中の「島々」が優先順位に置かれていることが分かります。
そして注目すべきこととして、淡路島と四国には、イスラエル(ユダヤ)遺跡と呼ばれるものがあります。
「淡路島に残るイスラエルの足跡」をホームページにアップしました
四国にある古代イスラエルの礼拝所と忌部氏
古代イスラエル人が、古代日本に渡来していたことを念頭に入れると、魏志倭人伝の記述と聖書の記述の中で一つ気付いたことがあります。
聖書のヨハネの黙示録の中に、「地と海とは不幸である」と書かれています。
地と海が不幸である理由は、地に堕とされた竜がいるからだと解釈できます。地上だけではなく、海にも竜がいるということです。
魏志倭人伝の中で倭人は、「体に入れ墨して蛟龍の害を避けた。今、倭の水人は、沈没して魚や蛤を捕ることを好み、入れ墨はまた大魚や水鳥を押さえる為であったが、後には次第に飾りとなった。」と書かれています。
魏志倭人伝は、中国人によって書かれた史書です。
そこで当時の倭人が、中国で竜だと認識されていた蛟龍(こうりゅう)という概念を持ち、その害を避けるために入れ墨をしていたという事実が意味することとは何でしょうか。
聖書には、竜とはサタン(悪魔)であると書かれています。そしてサタンは私たち人間に害をもたらす存在です。
魏志倭人伝の記述と聖書とを照らし合わせて解釈すると、倭人が入れ墨によって、蛟龍(サタン)の害を避けたいと願っていたという可能性が浮かび上がってきます。
このことからも、邪馬台国時代の倭人の中には、聖書を信奉していたユダヤ人(古代イスラエル人)がいた可能性が考えられるのです。
さらに弥生時代の特徴の一つとして、高地性集落と呼ばれるものがあります。
弥生時代に高地性集落が形成された理由として、倭国大乱などの争いが挙げられたりしますが、何故か納得できないものがありました。
そこで高地性集落の起源について賛同できるのが、「日本とユダヤのハーモニー&古代史の研究」さんの、投馬国から40日の旅路を経て見えてくる山上国家の姿の中で説かれている、【神の降臨という宗教観に結び付けて解釈する】という説です。
キリスト教の聖地であるエルサレムは、標高800mに位置しています。
さらにモーセが神様から十戒を授かったとされるシナイ山は、標高2285mというかなり高い山です。
上記のように、聖書の中で神様は、「山」で驚くべき御業を成してくださることが書かれています。
そのため古代日本に渡来した古代イスラエル人は、やはり「山」を神様が降臨される神聖なものとして崇め、東の島々で聖なる山を探し求めていたと考えられます。
このことによっても、「山」が国名として掲げられている「邪馬台国」とは、倭国という「東の海の島々」で、高い山で神を崇める人々が「山」に住んでいた国であることが、導き出されるのではないでしょうか。
邪馬台国が四国剣山周辺の山上国家であったとする説において、剣山が徳島県の最高峰である1955mという高さを誇る点は、やはり重要であると考えられます。
さらに剣山のある徳島県(阿波国)に、現代においても高地性集落が多く存在することは、四国剣山周辺に邪馬台国が存在していたことを裏付ける、一つの要素となるのではないかと考えられます。
そして忘れてはならないのが、神様の契約の箱(失われたアーク)が、四国剣山に秘匿されていたのではないかという説です。
神宝を守るために何処に隠すのかと考えた時に、やはり当時の都(みやこ)でなければ警備体制を確保することが出来なかったのではないか、と考えられます。
そのため邪馬台国の候補地である四国剣山は、険しく神聖な山であり神宝を安置し守るために相応しい場所であったように見えます。
以上のことによって、「邪馬台国は四国剣山周辺の山上国家であった」という説に賛同できるのです。
今までこの邪馬台国が剣山周辺にあったとする説を隠すために、邪馬台国は九州と大和のどちらかであるという論説に目を向けるように誘導されてきたのではないかと考えられます。
そして邪馬台国のあった場所を隠す真の目的は、聖書の記述に従ってユダヤ人が古代日本に渡来し、東の島々の高い山で神を奉じ、日本建国にも深く関わっていることを秘匿するとともに神宝を守るためであり、さらには神様の存在を隠すためだった、ということなのではないでしょうか。
それでは神様の存在を隠すことが何故必要なのか、についてですが、それは悪魔の存在を隠すすことと神様の存在を隠すことが、表裏一体であると考えられるためです。
この日本という国は、世界最古の悪魔崇拝の聖地であるということが、RAPT理論によって解明されています。
この悪魔(サタン)という存在は、人間のことをとてつもなく憎み嫉妬し私たち人類を滅ぼそうとしているため、悪魔崇拝者達は神様の存在とサタンの存在を隠し、サタンの都合の良いようにこの世を造ってきたのです。
サタンが絶えず巧妙、狡猾に自分を攻撃・妨害していることを意識し、常にサタンに抵抗して生きる者となりなさい。
人類が真に戦うべき相手はサタンであり、サタンとの戦いが他のどんな戦いよりも過酷な戦いだ。だから、主はサタンと戦う人と共にして戦う方法を教え、戦う力を与えて勝利へと導いてくださる。
サタンはこの百年間で数多くの文化・芸術を通して無神論をこの世に広めてきたが、神様はこれからの千年間で、数多くの優れた天の文化・芸術を通して、世の人々が神様につながるように計画している。
2023年から、神様がこの世を統治される時代となり、サタンや悪人を完全に滅ぼすことができるようになりました。
今年からは神様がこの世を統治する時代になったので、サタンや悪人を完全に滅ぼすことが可能になった。だから、これまで以上に彼らの滅びを祈り、彼らをこの世から完全に根絶やしにしなさい。
これまで長い間、真の神様の存在が隠され、神様に反逆しサタン(悪魔)を崇拝するという悪魔崇拝が、世界各地で行われてきました。
しかしながら、今この時代を生きる私たちには、人類史上最高次元の完全なる真理と、真のキリスト教の神様による全く新しい成約時代の御言葉が与えられました。
本当に神様とRAPTさんに、心から感謝をささげます。
神様は長い間、人類から反逆されてきたことに心を痛め、苦しんでいらっしゃる。そんな神様の心情を分かって慰め、癒やしてさしあげる者を、主は嬉しく思って愛し祝福してくださる。
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