キャロットケーキ好きな大学生によるキャロットケーキ専門店「fave c」
こんにちは。millenniumの岩田茉由です。
昨年の11月に食が大好きな大学生3人によって、1日限定で開催されたキャロットケーキのポップアップカフェ「fave c」。
今回はその主催者であるミユウさんとリオさん、またお店のデザインを手がけたユウさんにインタビューを行いました。
カフェ「fave c」 を開くことになったきっかけ
まず、なぜこのポップアップカフェを開催することになったのか、主催者のお2人にその原点について聞いてみました。
ミユウ:企画、宣伝、レシピ作りを自分たちで行い、大好きなキャロットケーキの魅力を多くの人に伝えたかったからです。
リオ:キャロットケーキの美味しさをより多くの方に伝えたかったからです。
企画・開発・販売まで一貫して自分たちで行い、試行錯誤しながら、どんな味や見た目で販売したら多くの方にキャロットケーキの魅力が伝わるかを考えました。
看板メニューとして選ばれたのは「キャロットケーキ」
キャロットケーキを選択した背景には一体どのような理由があったのでしょうか。
ミユウ:メンバー全員がキャロットケーキ好きでよく食べ比べをしていたためです。笑 こだわったキャロットケーキを提供できると考えました。
リオ:メンバー全員、キャロットケーキが大好きだからです。お店によって味・ビジュアル・トッピングなどが異なり、たくさんのお店のものを食べ比べしているうちに沼にはまってしまいました…!
この美味しさや魅力をぜひ伝えたいと思い、キャロットケーキを選びました。
キャロットケーキのこだわりはバリエーションと美味しさ
自分の好きなものを発信するにあたって、どのような部分にこだわりをもって準備したのか伺いました。
ミユウ:キャロットケーキが好きな方も食べたことがない方も楽しめるように3種類のキャロットケーキを作ることを決めました。それぞれ食感やスパイスの量、水分量やフロスティング(※ケーキなどの上にかける糖衣。)の味わいに工夫を施し、試作を重ねました。
リオ:やはりキャロットケーキの味です。3種類のキャロットケーキそれぞれの食感、ビジュアル、スパイス量、フロスティングなどを工夫し、タイプの異なるキャロットケーキが楽しめるように仕上げました。クリームチーズで作るフロスティングを担当したのですが、材料の割合を変えたり、固さを変えたりしてこだわって仕上げました。
手書きで作ったこだわりデザイン
今回のカフェを営業するにあたり、デザインを担当したユウさんにもインタビューしました。
ユウ:デザイン面に関してこだわったことはfave cの雰囲気を最大限引き出すことでした。
インスタグラムのアイコン画像、2種類のメニュー、ショップカードなど、担当した媒体は様々でしたが、それぞれのデザインを見てくださった方にfave cの世界観が伝わってほしいという想いを込めて描きました。
勇気ある挑戦、そして乗り越えた壁
この挑戦に際して、直面した課題、またその壁をどう乗り越えたのかインタビューしました。
ミユウ:商品開発のみを行う場合とは異なり、担当するタスクの多さに難しさを感じました。
レシピやお店・メニューの名前、ショップカード・看板作成、撮影、SNS投稿など多くのタスクに関して課題がありましたが、ポップアップカフェの経験者やmillenniumの経営陣からアドバイスを頂いたり、メンバーの得意分野に応じて分担したりすることで着実に課題を乗り越えることができました。
リオ:商品開発やSNSでの宣伝、販売目標の設定、メニューや看板作成を担当する者との連携など準備が多岐に渡ったことです。
これこそが自分たちで一からカフェを作ることの醍醐味ですが、開発に時間をかけ、原価計算と販売目標の設定に遅れが生じました。そんな中でも、メニューはデザインの得意なメンバーへ依頼するなど、仕事を分担し支え合ったことで、無事当日を迎えることができました。
ここでもデザイン担当のユウさんにインタビューしてみました♪
ユウ:可愛さや見やすさだけでなく、見てくださる方々にお店の雰囲気が伝わるかという観点を持ってデザインに挑んだことです。
実際にお客様の手に渡るものとしてメニュー表やショップカードを製作するのは初めての経験だったので、メンバーからアドバイスをもらいながら試行錯誤し、工夫を重ねました。カフェ、ケーキ、メンバーの雰囲気を備えたものに仕上げることができたのではないかと思います。
宝物になった経験とこれからやりたいこと
こだわりをもって、全員が全力で臨んだポップアップカフェ。これからどのように活かしていきたいか今後の展望についても聞いてみました。
ミユウ:メンバーそれぞれの個性を生かすことによる、よりよい商品の創作、効率のよい進行ができた点が大きな学びでした。
始めは手探りで企画を進めていましたが、徐々にそれぞれの得意分野が明確になり、仕事を分担することでスムーズに進めていくことができました。
今後グループでの活動を行う際は、今回の経験から学んだことを生かして行動したいです。
また、自分たちで作ったケーキを食べて楽しんでいただけることが本当に嬉しいことだと感じました。キャロットケーキ好きの方がSNSの投稿を見て来店してくださり、「美味しかった」と笑顔で伝えてくれたことがとても心に残っています。
将来、商品開発を通して人を笑顔にしたいと考えており、fave cを経験したことで商品開発をしたいという気持ちがより強くなりました。大変貴重な経験をさせていただけたこと、本当に感謝しています。
リオ:今回のカフェではキャロットケーキって「こんなに美味しいんだ!」という声をいただいたり、キャロットケーキ好きの方におすすめのキャロットケーキのお店を教えていただいたり、自分の好きなものを通してわくわくをたくさん感じた一日でした。
また、開発だけでなく経営やマーケティングという視点でも、キャロットケーキのビジュアル、価格や販売個数をどのようにしたら黒字にできるのかなどを考え、自身にとって初めての実践的な学びも経験できました。
将来は、食べてくれた人が自然に笑顔になれるような商品を企画し、広めていく仕事をしたいと思っています。
fave cを通して学んだこと、興味が広がったことを自身の将来の選択につなげていきたいです。fave cに来てくださった方々、運営の協力をしてくださった方々、貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました!
【millenniumはどんな場所?🌼】
「日本の若者がワクワクして社会に飛び立つ未来を実現する」をビジョンに、学生によってコロナ禍に作られた、コミュニティとサロンの間のような場です。
ここは学生が主体となって活動する場ですが、社会人と共に『社会を知る/将来と向き合う』学生×社会人の交流場も作っています。
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小さなカフェの空間で大学生がイベント・POPUPカフェ店舗・社会人と学生の交流の場を立ち上げています。
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