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切迫早産・入院生活|新米ダディの子育てダイアリー Vol.10

妊娠33週に入ったころから、NICUを有する大規模病院での入院生活が始まりました。

病院は、職場からも、自宅からも1時間ほどの場所にあり、面会時間も20時までと限られていたため、面会に行けない日もありましたが、
少しでも妻の顔見たい、妻と会話をしたい、お腹をなでたり、お腹の中の赤ちゃんに話しかけたい、という気持ちが強く、可能な限り面会に行きました。

楽しみにしていた、スタジオで撮影予定のマタニティフォトは、キャンセルをしなくてはいけなくなってしまったので、病室でオリジナルマタニティフォトを撮影しました。
面会時間が終わる直前に、ボディクリームでお腹に文字を書いて撮影するということが日課になりました。
お腹の中の赤ちゃんへのメッセージを書いたり、好きなプロ野球チームのロゴを書いたり、命名予定の名前を書いたり。

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2人で全シリーズを鑑賞した「24」の話題になった日は・・・

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妻「ジャックみたいになったらどうするの!」
私「ジャックは勇敢な人だよ、命知らずだけど(苦笑)」
なんて、笑いながら話をしたことを記憶しています。

病院の食事に飽きてしまったという妻のために、仕事が休みの日には、お弁当を作って病院に持っていきました。
恥ずかしながら、人生で初めてお弁当を作りました。
「おいしい」と喜んでくれた時の笑顔は、今も忘れません。
喜んでくれて、本当にうれしかった。

「あと〇日で、34週だ、頑張ろう」
そんな会話をする入院生活が続きました。

常に早産という不安はありましたが、
面会時間に間に合うように急いで病院へ向かった日々、
限られた時間の中で、妻の顔を見て、急ぐようにいろいろな会話をした日々は、
私たち夫婦にとって、とても大切で幸せな時間でした。

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