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早く帰る教師術 一覧

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【いい感じに仕事を行う × 早く帰る】をコンセプトにしている教員ならではの仕事術を紹介しています。
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#小学校の先生

スマートな仕事術:教員が実践するTODOリストのススメ

仕事は授業だけではない。 教師になってから身に染みたのですが、教師にはやることが大なり小なり山のようにあります。 対”ヒト”の仕事に関しては、「効果性」を念頭に仕事を取り組む方がよいと考えていますが、対”コト”の仕事はシンプルに「効率性」を求めて仕事をした方がよいでしょう。 「いかに短い時間でタスクを処理できるか」を目標に働くということです。自分の動きを音で表現すると、タッタカ タッタカ 事務仕事をさばいています。 ■A4毎朝TODOリストタスク管理法をいくつか試してき

Canvaで「使える!」と思ったのは動く矢印

最近、教員SNS で Canva が流行っていますね! 流行にのって、Canva 使ってみました。 結論。「矢印」と「吹き出し」はええぞ、コレ。 僕はパワーポイントと板書の合わせ技で授業をしています。canvaを使うことで、パワーポイントに変化をつけることが可能になりました。 ※パワポに実装されているアニメション機能でも できるんですけどね笑 生徒に「注目させたいところ」に動く矢印と動く吹き出しを添えることで教育効果が発揮されると思います。 特に、目から情報が入りや

続:電話対応の極意【教員】

僕は6年間教員として働いてきました。電話に出た回数は500回以上。 その経験から得た「電話対応の極意4選【教員】」をアップデートし、この記事に追記し、10選となりました。 初任者の方へ。職場には電話対応が まずい先輩がいます。右も左も分からない状況で4月を過ごすことになると思いますが、お手本となる先輩の見極めが必要かもしれません。 では、いきましょう! ❶左手で受話器をとる 右手でペンを持って、メモをしながら話を聞くからです。(右利きに限った場合) どんなに短い電話

平常時に負荷を 緊急時に癒しを【早く帰る教師術】

■学校には、2種類の仕事がある仕事には「先回りしてどんどんすすめていける仕事」と「その場その瞬間に取り組むジャストな仕事」の2種類があります。 先回りしてできる仕事の代表格は、授業準備です。未来で何を教えるかは、すでに決まっていますよね。 ジャストな仕事の代表格は、生徒指導や保護者対応です。生徒がトラブルを起こすタイミングは読めません。トラブルが起きたことによる対応を来週に先延ばしすることもできません。いじめで困っている子を放っておくなんて、ありえませんよね。その日やその

早く行く教師術【通勤時間を短くする方法】

仕事とプライベートの時間の境目はどこか。 職員室に入ったら仕事スタート、ではありません。 朝、自分の家の玄関を出た瞬間に、仕事はスタートします。 通勤は仕事のために行う動作と言えます。 ゆえに、1日の一番はじめに行う教員の仕事は、”通勤”なのです。 ■通勤時間を短くする30分の通勤を20分に短縮できれば、10分間 時間を捻出できます。朝の10分は貴重です。 今回の早く帰る教師術は、学校内の技ではない。家の玄関のドアノブに触れた瞬間から発揮することができる技です。

教室を除霊しよう【教員】

スピリチュアルな話に聞こえるかもしれませんが、教室に「悪い気」が溜まると生徒同士のトラブルは生まれやすくなります。 「悪い気が流れている教室」とは、モアっとした空気が溜まっていて、入った瞬間に匂う教室のこと。昨日のイライラやモヤモヤは、日をまたいでも教室に残るのです。 教室に足を入れた瞬間に”悪い気”は匂ってきます。その瞬間「今日、生徒同士のトラブルが起きるな」と、根拠はないですが 第六感がはたらきます。 教員の間で「紙きれやごみなどが当たり前のように落ちているクラスは

夏休み残り1週間のアクション【中学校教員】

自分のクラスの生徒としゃべりにいきます(主に部活動中)。できるかぎり全員いきます。 名簿を用意して、会った生徒の名前にチェックを付けていき、「既に誰と会ったか・まだ誰と会っていないか」を記録していきます。 初登校日は約40日ぶりの再会ですが、生徒と先生の「久しぶり」をなくしていくのです。 ■仕事モードに切り替える ”夏休みが終わる”という事実は変わらない。 僕自身「夏休みが終わることに嘆く」という解釈をしていますが、この記事を書き終えたら「仕事モード」に切り替えよう

年度初めの必須の準備【担任 教師】

「どうしたら、生徒をやる気にさせることができますか。」 担任の先生は、このような悩みを抱えます。 おすすめの方法は、年度初めに「1冊のルーズリーフノートを買うこと」です。 中学校の担任である僕は、毎年準備しています。 ■教師の武器教師の仕事は、「生徒の自己肯定感を高め、やる気にさせること」です。 仕事の武器は”ことば”です。 話の”おもしろさ”がスピーチに求められますが、生徒は話している”人”を見ています。 好きな人の話は聴く、尊敬する人の話はもっと聴く これ

電話対応の極意4選【教員】

「ぷるるるるる・・・・」 職員室で電話が鳴ると、ドキっとします。 担任の先生は1度はこのような気持ちになったことがあるはず。 また、たまーに、とんでもない電話がかかってきます。 20分間、おじさんと電話しました。理屈が意味分からん。 早く電話を切りたいからと言って「分かりました。校門に花を置きます。」と自分の判断だけで安易に答えるわけにはいかない。 20分間、おじさんの怒りを鎮めていき、最終的に「子供のためを思ってのご意見とご指導ありがとうございます。この件は私の

Wordの文章にルビ(ふりがな)を自動で振る方法

1学期に同僚の先生から教えていただいた”早く帰る教師術”を紹介します。 授業プリント、テスト、学級通信などに出てくる ”漢字” に ”ふりがな” を自動で振る方法です。 ワンクリックするだけ。 コーヒーを淹れている間に、ルビ打ち完了です。 ■word のマクロ機能で自動化できる結論。以下のサイトにアクセスしてください。 Wordの文章にルビ(ふりがな)を自動で振れるマクロ そのサイトでは、ルビ打ちの方法がPC画面の画像とともに、分かりやすい手順で紹介されています。

教員ならではのデスク周り

まだまだ 紙文化 が根強い 小中学校。 必要な書類を10秒で出せる 作業スペースを広げ(プリントを広げ)、事務のスピードを上げる 常に整理されている状態を保ち、書類の紛失を防ぐ この3点を徹底的に追及し、今のスタイル(デスク周り)にたどり着きました。 僕は、自分のデスク周りと引き出しのレイアウトには、かなり こだわり があります。 事務の正確性とスピードがあがる早く帰る教師術を紹介します。 こだわり① 机の上は5つだけ。机の上に置くのは、次の5つだけです。仕事中