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【雑談】ゆるキュンになりたかった

 こんにちは、たぴ岡です。
 今日も思うように動いてくれない老齢のパソコン(いつから一緒にいるか思い出せない)とにらめっこしながら、キーボードをぱたぱたと打っています。
 今回はちょっと宣伝気味に、自創作のお話をさせてください。


僕とお前と正義と悪と

 僕を助けてくれたヒーローはニヒルに笑った。もっと強くならないと、“悪”にまけちまうぞ――。

【あらすじ】
 幼少期いじめにあっていた日和は、当時自分を助けてくれたボロボロの見知らぬ少年をヒーローと慕い、正義の心をより強く抱くようになる。彼に会ってお礼が言いたい、それを兄の幼馴染である信人に相談すれば、彼は「ヒーローは自分の近くにいる」というヒントをくれた。
 一方、高校には天敵がいる。問題児の一年生・志藤有吾だ。いつものようにいがみ合っていたある日、日和が「ヒーロー」と口にした途端に志藤の態度が変わる。
「この世界は強いヤツが全部持ってく、そう決まってんだよ」

 どう考えてもヒーローが近くにいると思えない日和は、兄と信人に確認することにした。するとちょうどこれからヒーローが家に来ると言う。ウキウキで出迎えた日和は叫ぶ。
「し、志藤有吾! お前どうしてここにいる!」
 天敵の不良生徒である志藤有吾こそ、日和を助けたヒーローだった――!?

 とまあ、こういった青春(っぽい)物語を書きまして。
 この雑談のタイトル通り「ゆるキュンになりたかった」のですが、やっぱり手癖というものでしょうか、結局のところ核の部分にはシリアスがあるようなないような……良くも悪くも私らしい作品が完成したと思います。

 とは言え! こちらの作品、pixiv様主催のコンテスト「ゆるキュンBL(ボーイズライフ)マンガ原作コンテスト」に応募しているんですよね。
 やっぱりゆるキュンになりたかった!! このひとことに尽きます……! それでも私の中の最大限のゆるふわ感は出せたかなと思います、たぶんね。

 ここからは裏話……をしたいけれど、何を話したらいいのでしょう。
*もしかするとこの先はネタバレが含まれるかもしれません、もしくは人によってはネタバレと感じるかもしれません。お気をつけください。

 このお話は、私の大好きなキャラクターから着想を得ました。
 なんというか、正義バカとでも言いましょうか。正義に向かっていくその様は一途で強いのだけれど、一途すぎるあまり周りが見えていない、もはや偏見に染まっている……みたいな。
 そんな子を書いたことがなかったし、おバカが主人公だったらゆるふわでかわいいお話になるのでは!? と思って構想を練ったんです、当時はそう思ってたんですよ……ほんとです……。
 でもまあ、キャラクターの絡みは私らしいコメディチックな感じで描けた(と思う)し、ふたりの関係性とか着地点とかは「はわわ~」ってなりながら書いたので、私の及第点は打ち出しました。これが私のゆるキュンです!

 あとは、サブキャラについて、信人くん。彼、本当は二枚目になるはずだったんです。イケメンで爽やかで、でも怪しげで頼れる男、みたいな。
 ふたをあけたらどうだ、どうして三枚目になってるんだ! 私の自我が出すぎました、ごめんね信人くん。でも君がそうやって動いたから……。
 ですが、一応、物語全体のバランス役を担ってくれたのかな、ということでまるく納めました。

 あとは何だろうなぁ。強いて言えば、サブキャラの側のお話も書けたらこのコンテストに応募したいなぁ……と思っていたというのがありました。
 ただ時間もない中、キャラクターがすでにいるとは言え、またプロットを一から……となると正直しんどい。何より、本編を書いてみて、ふたりの間にはキュンがあるのか……? という気持ちになってしまったのが大きいですね。キュンに関しては本編のふたりもだけど。
 また気が向いたらサブキャラふたりの話も書きたいな、と言うだけ言っておきます。タダなので。

 ってなわけで、数ヶ月ぶりの長めの短編を投稿しました! というお知らせ兼雑談でした。読んでいただけるとたいへんうれしいです、私がとんでもなくにっこりします。
(本編三万字ちょっとあるので無理はなさらず……)


 なんやかんやで二回目の雑談(宣伝あるいは自創作語り)、本当にこれでいいのか……という気持ちがあります。まあ、私が楽しければいいか。楽しいので良しとします!
 また一万~二万字の短編いくつかを書きます(予定)。あとずっと言ってるテキストライブもしたいな、今月とか来月とか。それに伴ってまた雑談ができたらいいな。それではまた、そのときにお会いしましょう。

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