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【シャニマス】狂犬灯織の起源の話

⚠️⚠️⚠️注意⚠️⚠️⚠️
シャニアニのネタバレがあります。ご注意ください。

本記事は、enza版シャニマスの風野灯織LandingPointやS.T.E.P.、及びイルミネのユニットイベント【Light up the illumination】のネタバレを含みます。
この辺りが未履修だったり、特にシャニアニからシャニマスを知った方、enza版の方のネタバレにもご注意ください。


Summary


最初に結論から書いておくと、灯織の狂犬化は
灯織の優しさ・強さの裏返し
です。

この記事は決して、狂犬灯織を責めたり傷つけたり笑いものにしたいわけではなく、風野灯織の境遇と思考パターンを知ってもらったうえで、灯織はそういう行動を取ったんだってことを知ってもらい、もっと灯織を好きになってもらいたいという趣旨です。お間違えのないようにお願いします。

初めに

どうも、近藤玲奈のオタク兼、風野灯織のオタクです。
最近感情がれいれい一色に染まりつつありますが、シャニアニのおかげでシャニマスに少し帰ってきました。(でも翌々日のれいれいトークショーで元に戻りました。) 近藤玲奈が好きすぎる病にかかってしまった。れいれいの笑顔、もはや文化遺産だよね。

まぁそんなオタクですが、シャニアニで久しぶりにこれを観て、懐かしくなりました。この後はシャニソンも控えてるので、ここしばらくは『櫻木さん』を目にする機会も増えるかも。

今日はこの灯織の裏側の話をします。公式で名言されているわけではなく、あくまで憶測なのでご注意ください。

狂犬灯織とは

こんな感じで、【W.I.N.G.】や【Light up the illumination】など、イルミネやPと打ち解ける前の、言葉にトゲが目立つ灯織を『狂犬』と表現するのをよく見かけます。
特に【S.T.E.P.】などを見ていると中学時代の灯織が顕著で、クラスメートに対して言葉が足らずの会話をして、相手を傷つけた上に自分も傷つくという行為を繰り返しています。

シャニアニの灯織、この台詞がキレッキレすぎて「ぴゃっ」てなっちゃいました。その前の、「ステップのこと考えすぎてて音聴けてないから…」みたいなとこも、結構声の圧が強くて、初期灯織のキツイ感じが強く表面に出てましたね…。

この台詞を言う直前、内面ではこう考えている灯織ですが、シャニアニの灯織はそのあたりもカットされたので、誤解されやすくはなっちゃってそうです。まぁ下手に情報入れるよりは、「一旦灯織はこういう演出で、後で答え合わせ」ってした方が、新規勢には情報が錯綜しなくてよいとは思います。1章がここで終わっちゃうので尚更。
どうせ、僕含めてenza履修勢はこのシーン笑顔で見てるので。

んで、灯織が狂犬になった理由ですが、風野家の家庭環境に依存していると思われます。

忙しい風野家【LP】

LandingPointで語られていたエピソードです。

両親は忙しくしている。
父は単身赴任。灯織が小学生の頃は家から出勤していたが、帰りはすごく遅かった。母も灯織が物心ついた頃には復職していて、夕飯を一緒に食べられる時間には帰ってこれていなかった。

 風野家家庭環境 灯織LPより

そんな環境で、灯織はこんなふうに思いました。

自分でご飯などの家事をできるようになれば、両親の負担を減らすことができるだろうと。多忙な両親への負荷を少しでも減らしてあげたいという、灯織の優しさです。小学生でこう思えるの、とても凄いと思います。

【補足】 両親のことは好きな灯織

灯織の両親の名誉のために書いておきますが、ふたりは忙しかったけれども、決して灯織のことを蔑ろにしているわけではありません。
それは今の灯織の両親、特に父親への態度からも見て取れます。

公式4コマで「Dear my father」とかやってますし、【伸ばす手に乗せるのは】で真剣に父親へのサプライズを考えています。灯織だいぶパパっ子ですよね。これだけ忙しいのにこれだけ懐かれてるお父さん、灯織と接せる短い時間をどれだけ大切にしているのかが伝わってきます。

そんなこんなでちゃんと両親のことが好きな灯織は、多忙な両親の自由時間を自分のために費やさせてしまうことに罪悪感を覚え、家事を手伝うようになりました。これが灯織の料理好きの発端ですが、同時に灯織を狂犬化させた強い要因でもあると思います。

狂犬灯織の特徴

狂犬灯織の特徴は主に以下の2点です。

  • 言葉が足りない

  • 指摘が責めるベース(褒めない)

こうなってしまった原因について、1つ1つ見ていきたいと思います。

何でも自己解決してしまう風野灯織

この狂犬化の大きな要因は、小学生灯織の決意した「できるかぎり、自分のことは自分でやろう」という姿勢だと考えています。

「仕事で忙しい両親を、自分のことで心配させない」というスタンスなので、あらゆる物事に対して、灯織は両親へ相談せずに自己解決を図るようになります。この癖がついてくると、学校でも先生や友人に相談せずに、何事も自分の中で結論を出すようになってきてしまいます。
灯織の決めつけ癖はここから来ているように思います。

なので、「これこれこういう理由だから、それは不要なんじゃない?」と頭の中で紆余曲折あったとしても、「要らないでしょ」と結論だけが口に出てしまい、相手は自分の意見を頭ごなしに否定されたと思ってしまいます。灯織自身も相手の反応からそれを察し、「あ、またやった」となります。

しかもすぐに謝れればいいのですが、相手とコミュニケーションを取り続ける両者のメリットが薄いと勝手に結論づけた結果、謝れずにますますコミュニケーションは悪化していきます。(自分は相手とコミュニケーション取る気無いし、相手も自分なんかと関わらない方がいいと思ってる)

これが、灯織を言葉足らずにしてしまった過程だと思います。

欠点を意識しがちな風野灯織

次に欠点ベースの指摘についてです。

先ほどの「心配させないスタンス」の悪影響がもうひとつあって、それは物事の良い部分よりも悪い部分を探してしまう癖がついてしまったことです。

何かに労力を割く場合、良いところをより良くするよりも、悪いところを直した方が、心配をさせないという意味では効果的です。
テストの点数を例にすると、80点が100点になってもおそらく両方とも「お子さんはよく頑張っていますよ」という評価ですが、50点が70点になった場合、「もう少し勉強方法を見直してみては?」などのマイナス評価が「よく頑張っていますよ」に変わるかもしれません。

そのため、灯織のアドバイスは欠点の指摘ベースになっているように思います。この傾向は初期イルミネの練習風景でよく見られたように思います。

灯織が自分の事を「まだまだ完璧じゃない」と評するのも、この傾向の現れのようにも感じます。まだまだできていない場所がこんなにあるんだから、満足できない。達成率99.9%で満足できないのが風野灯織です。

灯織に必要だったのは相談相手

今の灯織は、イルミネのおかげでだいぶ改善されてきたとは思います。
真乃めぐるという相談相手が生まれたので、他人の意見というものをだいぶ考慮することができるようになりました。
アドバイスについても、めぐるが褒め上手だったこともあって、互いに互いの良いところを吸収しあっているイルミネ灯織は、ちゃんと褒めることも覚えてきました。

一方で、悪い部分を見つける目は未だに残っているのでストイックな性格は健在ですし、誰かに相談しづらい自分の内面なんかは、自分だけで結論づけがちな部分は残っていると思います。
これも灯織の個性ですし、そのストイックさはイルミネトライアングルの一角として星々を輝かせることに貢献していると思います。

まとめ

狂犬要素は、灯織の優しさから生まれた「心配させないように」が悪い方向で作用してしまっただけです。その優しさは灯織の素敵な要素ですので、大切にしていってほしいと思います。

近藤玲奈、ウサギになる

灯織が狂犬になっている裏で、れいれいはウサギになっていました。
れいなぴょんがいたりれいなにゃんがいたりします。
知りたい方はれいれいの近況報告を見てください。(宣伝)
可愛い。

れいなぴょん

れいなにゃん

P.S.

狂犬台詞見てたらこんなこと言ってたんですけど、これ割と好きなんですよね。何か言う際に、自分の事を棚に上げず、責任持てって話。

最近れいれいにリプを送るようになってしまったんですが、「頑張って!」と送るときには、その言葉に負けないように自分も仕事等を頑張るようにしています。相手にだけ頑張れ!って言っておいて、自分は布団でぐーたらしているようじゃ、本心から応援なんてできませんから。
(勝手に自分を奮い立たせる理由にしているだけなので、皆さんは自由に頑張れリプ送っていいと思います。リプ送られる側は送られてきた方が嬉しいと思うので。)

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