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視点の転換
ほとんどの人がひとつの事柄をある方面からしか見れていないことが多いと思う。
あるリンゴ農園の話をしよう。
今年も大事に育てた食べ頃のリンゴがちょうど収穫時期を迎えようとしていた時、巨大な台風によってほとんどのリンゴが傷つけられ地面に落ちてしまい大打撃を受けた。
リンゴ農園の人々はひどく落ち込み嘆いていた。
しかしあるリンゴ農家は違った。落ちてしまったリンゴの木々を見ていた時に台風にも負けず立派に木になっているリンゴを見て思いつく。
この落ちなかったリンゴを「落ちないリンゴ」として売り出そうと。
そしてその発想が話題を呼び、受験生の願掛けとして高値で売れるようになっていった。
周りの人とは違う側面を見て違う捉え方をしたら成功したというお話だ。
この発想の転換こそ、物事を違う方面から見れた瞬間だろう。
明暗という言葉通り、明るい側面と暗い側面は両極端でありながら表裏一体なのだ。
どこから見るか、どの立場に立つか、
どの側面を捉えるのか、どこを見ようとするのか、それによってひとつの事柄が何通りもの見え方に変わる。
その視点をいくつも持てるような思考が出来ると色んな人の立場に立てるようになれたり、問題を違う方面からアプローチできたり、全く違う発想が出来たりするようになるのだろう。
あなたは色んな側面から物事を捉えていますか?
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