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雑煮より磯部   ~雑文まとめ~

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"その他" のノンフィクション系テキスト(エッセイ等)。  ※ 旅、精神疾患、瞑想、大麻、創作論、フィクション系(小説、実験作文等)は別マガジンにまとめています。
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#雑文

送り風の朝

風邪薬のせいで、いつもより熟睡できた感はあったが、 ちょうど薬効が切れた位のタイミングで、目が覚めてしまった。 AM5時。 Light Mellow という、70~80年代の日本のシティポップ、AOR、ニューミュージック界隈の曲を集めたコンピCDをかけ… 眠れないだろうなと思いつつ、また布団に入る。 - 咲き誇る日々が きっと来る 花のつぼみが 羨ましい                     (『送り風』 高田真樹子) … 今はもう、何かを、誰かを、羨んだりはしな

言葉の意味や用法は、時の移ろいの中で誤用される事で、変わってきた。 だが現代においてはネットの普及により、その機会が激減している。 検索すれば、一発で正解に辿り着いてしまう時代… 変えねばならない…立ち上がらねばならない! だからこの前上げた文のあの言葉、放置しよう。面倒だし…

喉の痛みが治らず、咳が止まらんなと思ってたら、熱っぽくなってきて、 ひっそりパブロンゴールドを飲んでみたが… 俺は風邪じゃない! ましてや春インフルとかじゃない! 元気なんだ!!  …と言い切る事で現実を手に入れる試み… ジョギングでも行ってやるかコノヤロー! ( `Д´)/

幸福

20年という月日は 長くもなく あっという間でもなく ”今” だった * やや太った俺は 容積が2倍位になった彼を見て 「誰だか分からなかった」という ただそれだけの事を 3回も まくし立て… それでもまだ  この喜びが伝わっている自信が無く… 今度は自分の境遇を べらべらと 一方的に話し始めた 言葉はしゃぼん玉となり 雑踏に 弾けて 溶ける 何を話しているのか 自分でも分からなくなるほど 上気して 俺たちは 再会を祝った ”会えて うれしい” 1人 また1人

でかすぎて収まらない、太郎岡本の「明日の神話」@渋谷。やっと見た。 元々本か何かで見ていたし、いつもの太郎なので新鮮さは無かった。 でも、でかい。と言うか、長い。 太陽の塔は「でかいという正義」を証明したが、 これは「長いという正義」。 あとやっぱり、暗さと情念=現物の凄さ…

早朝、ポスティング。タンポポを見つけた。 吹き飛ばそうとした。でも、そうしなかった。 子供の頃は、躊躇が無かった。 しゃがみ込んで吹くか、茎を千切るか… 俺が吹いたとて、綿毛が飛散するのは同じだから、 タンポポにしてみれば、それでも良いのかも知れない。 でも、違う気がした。

今日のタギルエースと、東方神起とか…

今日もタギルエース飲む。タウリン3000mg とは(!)エスカップやリポビタンDの3倍なんだけど、タウリンの効きがどういうもんか、そもそも分からない。 * 韓国で ”ミルク姫” がパクられて、パクさんもパクられそうとか… ミルク姫はパクさんにミルクを飲ませ…否、何か色々していた人であって、 ミルクダスターとは関係無い人です。 * ほんで、”線路に人が落ちたらどうすんの” 論争。 これも難しいよね。JRの言う事は正論なのかも知れないけど、 人情としては「命が最優先」

今日の栄養ドリンクと、東大の祝辞…

「タギルエース」というのを飲んでみたが、特にタギらない。 エスカップよりちょっと安い。 * 「非人間的なシステムの否定、より人間的なシステムの希求」 みたいな事だったと思う、”アナーキズム” の定義。 それでいくと、一種のアナーキストなのかな? と思った。 あの東大の名誉教授。 俺は好きです。 おおむね賛成、あの祝辞。 ただ全体的に、ある程度年齢を重ねたり、社会経験が無いと ピンと来ないだろうな、と思った。 それと、性差別についてはとても難しい。 解決が難しい問題。

境界線上より愛をこめて

俺らが語る真実より インフルエンザやら フォロワー万人超えとかが語る フェイク どっかから収集してきた もっともらしい「情報(笑)」の パズルを組み立て ホットに語る ヒトラーもどきのウソ、が、 ホントウになってしまう この世界 アメリカは かぶれる程には好きじゃない けど   中指を立てよう ファック オフ * カウンセラーに力説しちゃったよ。 「俺らは、言われるほどキ○ガイじゃないんですよ!」 …後で思ったわ。 ”それ言ってる事自体が既に…” かもね、と。

昔バイトしてたレゲエバーの、同窓会がある。行く。 初めて自分の居場所を感じる事が出来た場所。 バイトも社員も、不器用で優しくて、 集団不適合者の俺をウェルカムしてくれて、 プライベートでもよく遊んで、 いつの間にか大人になっていった。 二十数年… ちょっとセンチメンタル。

ピエール瀧は ”悪人” なのか…?

TVのニュースを観ていて、違和感を感じた。 街行く人に、「今回の逮捕を聞いてどう思うか?」という質問を投げると、「そんな人だと思わなかったから、ショック」というような回答… この意味を考えてみると、 1、「法を犯して逮捕されるような人だから、ショック」 2、「薬物をやっていた人だから、ショック」 …2だろうな、と感じる。 例えば、”誤って車で人を轢いてしまい逮捕された” というような場合、 「そんな人だと思わなかった」という、人格や性格に対する嫌悪感を表すような言葉

ピエール瀧が自殺しないか心配。

執行猶予が付くとして、復帰するとすれば早くても4~5年後では? その間、彼は生き抜かねばならない。 損害賠償は30億とか…? 仮に、一部または全てを事務所が負担するにしても、 その責任がのしかかり、精神的苦痛を伴う額だろう。 健康な人間でもキツいだろうに、 仮に薬物依存症なら、気分障害(鬱、躁鬱)があるはずなので、尚更だ。 (薬物使用者には依存症でない人もいる。先日の記事で書いた通り。) 加えて音源の回収や、出演した映像作品うんぬんの問題… 今後、ただでさえ莫大な金が必

「生きてる間は明るく楽しく」が口癖だったあの人は、 想像を絶するほど暗く重たく、悲しい過去を背負っていた。 血を吐く段になっても酒を飲み、 規定量の数倍の睡眠薬を飲んで眠り、 ある時ガンが見つかった。 32年程の彼の人生は、 哲学に富んでいて、  今でも俺を助けてくれている。

ピエール瀧 逮捕。思うところ…

正直、同情しか無いんですが… (法律の妥当性、”被害者のいない犯罪” の問題…) 但しそれは、マイノリティーな視点であって。 そういう個人的感情を排して、いくつか気になってる事を書いてみます。 ★前提として、僕はコカインの使用経験がありません。その部分は知識(使用経験のある人から聞いた話等)で書きますので、間違いもあるかも知れません。悪しからず。 ★また、文中の「薬物」と「ドラッグ」は、ざっくり同じものとしてお考え下さい。 まず、彼は病気(薬物依存症)なのか? という