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したくないことに時間を使わない

ミニマリスト的な考え方のひとつに、
したくないことに時間を費やさない
というのがあります。

例えば仕事。
好きなことを仕事にできている人は、ストレスにならないならいくらそれに時間を使ってもいいと思います。

私は現在、生活のために「嫌いではないけどそれほど好きではない」経理の仕事をしています。

会社の人は仕事中、愚痴や悪口を言いながら、ダラダラと会社にいる人が多いです。

特に1番近くで一緒に仕事をする、50代半ばの男性が象徴的です。

今までの会社での苦労話や、自分がどれだけ沢山の仕事をやらされているか、上司はみんなバカだ、会社のやり方が間違っている、などの言葉を毎日私に言います。

さらに残業を沢山している人こそ頑張っている人と思っていて、定時に帰る人はやるべき仕事をやっていない人と考えています。

在宅勤務の状況で、ちゃんと仕事をスタートしたことを確認するため毎朝始業前に1度その人に電話すること、定時前にその日どれぐらい残業するかを報告するためにまた電話をすることを義務付けられました。

ただの業務連絡ならいいのですが、毎回前述した通りのネガティブな一方的な会話で、10分から30分ほど拘束されます。

その人は私の意見なんてどうでもよく、何か意見を言おうものならキレ気味になるのですが、ハイハイと適当に聞き流していると満足らしいのでそうしています。

私の目的はその会社で自分の役割を果たして生活費を稼ぐことなので、会社の人と上手くやることが大事なので、表面上上手くやれていればそれでいいと思っています。

ただ、そういう昔ながらの考え方しかできないサラリーマンの時間の使い方は、本当に無駄だと思っています。

家庭では、当然その考え方によって奥さんとは上手くいっておらず、奥さんの愚痴までよく聞かされますが、家庭をかえりみず働いて稼いでいる自分がエラいとでも思っているのでしょう。
逆にそこにしか自分の価値を見いだせないのだと思いますが、それで上手くいくわけがありません。

会社で費やす時間が長すぎるのです。

やるべき事は時間内にいかに収めるか考えて、収まらないなら他の人と手分けする、場合によっては残業もいたしかたないが、最低限の時間で抑えられるよう努力して、あとの時間は家庭で過ごす、または自分自身のことをする時間として切り替える、という発想をしたいものです。

ただ、会社全体がそんな雰囲気の中、自分一人がその考えを持ってしても、浮いたり批判されたりするだけです。

ただ、私はこういう働き方に疑問しかわかないので、ずっとそこで働きたいと思わないです。

そうしたい人はそれでいいと思いますが、家庭や自分のプライベートの時間を大切にしたい人は、どうやったらその環境を手に入れるかと考えるべきでしょうね。

世の中には色んな考え方の人がいるので、会社人間を否定するつもりはありませんが、もっと自由に楽しく働いていたい。

おそらくそんな私の雰囲気を察しているのでしょう。
有給は、遊ぶためにあるものではない、緊急な時に使うもの、土日は月曜日から元気に働くために身体を休める時間だから遊んで疲れるなんてもってのほか、などと会社人間語録を日々聞かされますが、私は聞き流しています。

私の考えは、プライベートありきの仕事です。
好きでもない仕事のために人生を捧げるなんて馬鹿らしいし、人生の時間の無駄遣い。

楽しい気持ちで過ごす時間をより多くしていくためにどうするか。

仕事はテキパキ終わらせて、疲れ切るまでやらないで、プライベートに余力を残す。

理想は全ての時間がやりたいことで埋め尽くされていること。

やりたくないことや好きではないことは最小限にしたい。

愚痴や悪口も、全て悪とは言いませんが、それに費やすエネルギーと感情と時間が無駄だと思います。

限りある時間、みんなに平等に与えられている24時間、大半を笑って楽しく過ごす。

それで幸福度は爆上がりではないでしょうか。



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