あゆ

しゃかいじんになりました / 文化人類学

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最近の記事

絶賛対照実験中

最近、人といるとひどく疲れるのだ。 自分の時間がないと、空間で一人の時間がないと、 気が狂いそうになる。 自分の機嫌を自分で取れなくなる。 私の中で、コロナの残した弊害は大きかった。 好きな人とだけ、本当の意味で気の合う人としか 関係を築かなくていい時間が長かった。 そしてその環境に私は完全に飼い慣らされたと思う。 ぬるま湯だったのだ。 大学時代、サークルの仲間と海外に行ったとき、彼らの何気なく口にする一言が許せなかった。 先週末、会社の仲のいい数名で海外に行ったとき、何

    • コロナと食べ物と新たな世界

      有り難いことに就職活動が無事に終わり、 それはそれでやることがなくなった 来年になるともうあまり本も読めなくなるかもと 今馬鹿みたいに図書館で本を借りている 今読んでいる本は 辺見庸さんの『もの食う人びと』(1994年発売) TBSの番組で嵐の櫻井翔くんが紹介(?)してたことがきっかけで 食を通して見える世界のエッセイがとても興味深い 英語だとinterestingな方の面白さなんだけど、 何で日本語になるとこんなに表現が難しいんだろう この本を読んでいると、食と人

      • 働くための前段階が苦しい

        やらなきゃいけないことがいっぱいあって、 就活も本格的に始まって、 こんなことをグダグダ考えてる時間なんてどこにもないのに 頑張れない自分が悔しくて、 なぜか毎晩泣いている日々で エントリーシートでやたらと言語化を求められるけれど 私のやってきたことがそんなにたいしたことではないという気持ちと 頑張ってることや頑張ったことを人にアピールする性分ではないことが 災いしてまったくもって就活が前に進まない地獄 ガクチカはなんとか作り上げた。自己PRだってある。 何人もの人に見て

        • ふつーって普通じゃなくない

          こんばんは、おひさしぶりです ぜんぜんこうしんできてませんでした 今日は脱毛に行って施術してもらってる間にウトウト寝ちゃって 自分で自分の唇噛んじゃって目を覚ましました あの、あれですね食べてるときに間違えて唇噛んじゃうやつ サロンのお姉さんに 「寝てるときに唇噛んじゃう人初めて見ました」って言われちゃった☆ そんなこんなをしながら喫茶店のバイトに行って、 うちの喫茶店たばこ吸えるから最近人多くて、この前2時間で16人も来て バイト二人じゃ回らねえ~~~~!!!!!!

        絶賛対照実験中

          その先が受容だった

          私は大学で文化人類学を専攻している 専攻も所属する学生団体も色々な価値観をよしとする場所だ だから自分は「多様性を受容できる人間」だと思っていた 偉そうにそう思っていたくせにこの投稿を見てその感覚が崩れた 「フィクトセクシュアル」ってみなさんは聞いたことありますか? フィクトセクシュアルとは、架空のキャラクターに性的な魅力を感じるセクシュアリティです。一方、感じるのが恋愛的な魅力であればそれはフィクトロマンティックと言えるでしょう。 私は専攻の分野にLGBTQも入っ

          その先が受容だった

          初めてラジオ取材を受けた話

          この前生まれて初めてラジオ取材受けました (タイトル通り)(なんやねん!!!!!) 1年生の頃から行ってる中国のハンセン病快復村のことについての取材で、 3名も大人の方がいらっしゃって絶賛就活中の私にとって大人は怖かった~ めちゃめちゃぴえ~~ってなってた泣ける 私は別にハンセン病に興味も関心もなく、海外に行くきっかけとか動機でしかなかったのでまじで話せることなんて何もなかったんですけど、 記者さんから 『ハンセン病の差別をなくすぞ!偏見をなくすぞ!みたいな気持ち

          初めてラジオ取材を受けた話

          「協力する」の魔力

          「何でも協力するよ」「できることあったら遠慮なく言ってね」 この言葉頻繁に言ってるけど 自分が言われた相手だったらその人に頼めるだろうか 頼られないのは私の人徳云々ではなく 単純にみんな自分でやった方が早いって思って そう思って頼らないだけなのか 相手が自然と頼れる言い方を今模索してます ラインの確認に対して反応するとか 誰かの意見に対して「なるほどね」って一度肯定の言葉を入れてみるとか 色々実践してるけど難しい もう少し考えて探してみないと

          「協力する」の魔力

          一人暮らしと実家

          めっっっっっっちゃ久しぶりの投稿です 久しぶりすぎてnoteの存在忘れてました 今日から毎日書こうと思います(決意) (決意って書いて継続した試しがない) 実家に帰省したら時間があっという間に過ぎていって ここは誰わたしはどこ状態に陥りました(言い過ぎ もう帰省して2ヶ月経ったんですけど 一人で暮らしてるときより圧倒的に読書もしないし人とも会わないし まあもちろん人と会わないのはコロナの影響もあるんですが 家族といるとご飯食べる時間も楽しいし食費に気を取られないし

          一人暮らしと実家

          サポートって難しいなあっていう話

          大学入ったころから海外ワークキャンプの学生団体に所属してて、 今3年生なのでもう中堅というか老害になってきたころなんですが 自分がある程度経験を積んできたからこそ、 できるようになって勝手がわかるものを 後輩とともに作り上げる難しさに直面しました 今までは自分が作り上げる側だったので、 良くも悪くも好き勝手に企画運営して、まあ言っちゃえば めちゃくちゃ楽  だったんです。 今までこの楽さに甘えて運営とか企画してました ここからが今日の思考部分なんですけど 今日3人ぐ

          サポートって難しいなあっていう話

          思い立ったが吉日って思っとく

          脳みそ言葉にしてるーーーーーーーーー ずーーーーーーっと就活の文字がちらつくようになって早一ヶ月 業界も志望動機がうまく作れるやつ、てな感じで選んでた ずっとハンセン病の活動してたからそれを生かすかあ、みたいな ハンセン病を手段として使う人好かんわあって言ってたくせに自分が一番手段化してた だいすきなじいちゃんばあちゃんたちごめん、 まあ何でこうなったのかって言うと、 今日本当に実家帰りたすぎて、地元の言葉が聞きたくてたまらんくなって https://yout

          思い立ったが吉日って思っとく

          「じじつ」と「しんじつ」

          今年の本屋大賞を受賞した『流浪の月』 なぜ人は憶測で考えて、それをあたかも事実のように語ってしまうのだろう 彼女と彼にとってあの時間がどれだけ尊いもので素敵だったか私たちは知らないのに 社会という主体性を持たないけれど、姿はないけれど、確実にあるもの 私たちはいつからか自分の意思とは裏腹に組み込まれている そしてその社会の常識や当たり前を脳に刷り込まれて、視野が狭くなる 自分が更紗の友達だったら?なんて声をかけるんだろう この本のほとんどの人と同じように私も誘拐

          「じじつ」と「しんじつ」

          みんな誰かより優位でいたい

          誰でもいい、とりあえず自分が誰かより優位であれば心の安定が保てる そんな人が溢れている社会な気がしてならない 村田沙耶香『コンビニ人間』 何年か前、大人の発達障害という言葉があちこちから聞こえた。 何度も何度もその言葉を聞くうちに、それが免罪符のように聞こえた。 相手ができないことに対して、諦める根拠のように聞こえた。 「障害だから仕方ないよね」 目に見える障害ではなく、目に見えない障害 他人に「障害者」というレッテルを貼って安心している人は自分を「障害者」だ

          みんな誰かより優位でいたい

          結局サイレントマジョリティ?

          こんばんは。初投稿です。 なんかふと思ったことがありまして。 ホームレスの男性が亡くなられた事件 に関してなんですけど、 私も犯人たちと同じ大学生で、これに関しては擁護するつもりなんか一切ないんですが、 ホームレスの男性のことを新聞記事で知った人間がTwitter上でこんなに優しい人を殺すなんて!加害者は極刑!なんて言ってるの不思議だなあと もちろん人を殺めるのは悪いことだし決して許される行為ではないんだけど、特に今回は悪質だから、という意見ももちろん分かるんです

          結局サイレントマジョリティ?