パニック障害あるある⑯駆け込み乗車はキケン！いわゆる駆け込み乗車ではなく……。

「駆け込み乗車はキケン！」

といっても。

それは、いわゆる「本当の駆け込み乗車」ではない。

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電車の時間ギリギリだな。

急がなくちゃ。

小走りで駅につく。

うっすら汗ばむ。

息もあがる。

そんな状態での乗車は「キケン」なのだ。

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身体が暑くなった状態で。

心拍数も上がっている。

そして電車にのる。

車内はモワッとした空気。


「や、やばい！」

くる、くる、くる。

ヤバい、ヤバい。

と、なるのだ。

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発作の前兆がやってくる。

あつい。

ヤバイ。

首元のボタンをゆるめ、上着をぬぐ。

だが。

時すでに遅し。

血の気がひく。

息が苦しくなる。

もうダメだ。

これは発作だ。

慌てて、次の駅でおりる。

外の空気にふれて、なんとか助かった。

という気持ちになる。

しばらくは動けない。

自販機で冷たい水をかって、身体を冷やす。

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あぁ。

まただ。

そうか。

余裕を持って行動して。

心身ともに落ち着いた状態になってからだな。

電車に乗るのは。

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(教訓)

「ギリギリの行動は発作のもと」

「早め早めに行動し、落ち着い状態をたもつのが吉」