ICL体験記完全版！

こんにちは！目の中にレンズを入れて視力矯正をする、ICL手術を体験してきたので、自分の記録として、そしてこれからやってみようかなって思っている人への情報として、書き残そうと思います。

実はYouTubeか何かに残そうかなとか思ってはいたものの、手術中は撮影禁止だったので、、、。noteを久しぶりに開いてみました。

私の20年間のメガネ・コンタクト生活

さて、私についてまず書いておくと、現在27歳の会社員、千葉県の端っこに住んでいます。

小学校に入るころからだんだん視力が悪くなってきて、ついに7歳か8歳、小学校2年生でメガネデビュー。周りのみんなはまだ裸眼だったから、いやだなぁとか思ったのをかすかに覚えてます。確か夏休み中の誕生日前後だった記憶が。

母は写真撮るとき、いっつも私にメガネを外すように言っていました。すでに出っ歯でチビだったのに、メガネまで掛けたらかわいそうだと思ってたのかな、と思います（笑）だから幼いころのアルバムに残ってる写真はほとんどすべて、メガネ取った写真。

ダイソーで母が水色のメガネチェーンを買ってきてくれて、それを小学校とかにも掛けていってました。小学校の高学年になってからは同級生にからかわれてメガネの鼻にかけるところを鼻の穴に突っ込まれて笑われたのはトラウマだし、メガネかけてきた人はだれしも何かしらこんな嫌な経験あるんじゃないかなー。

中学になってからは「写真撮るときはメガネを外す」のさえもめんどくさくなり、仕方なくメガネ姿で全部写ってました。

そして、中3の冬に母からの提案でコンタクトデビュー。初めて家で入れたときは、その前に手を洗うという概念がなく、めっちゃくちゃ痛かったのを覚えてます。コンタクト毎朝こんなに痛いんだ～、、、世の中の人は苦労してるんだなぁ、、、と、、、。

そしてメガネをかけ始めてから20年、コンタクトにしてから約12年、ずっと興味はあったものの、一大決心をしました！

レーシックかICLか？

みんなこれで悩むと思うのですが、私は2年ほど前テレビでICLのことをやってるのを見て、ICLにしようと思いました。

これは1人1人の判断なので、よく調べればいいと思います！あとは、何にするか目星をつけて病院に行ってから、検査を受けて自分に合ってるかどうか、判断してもらえると思います。

私は、ICLだと可逆的だというのがポイントで、多少高くてもレーシックはやめようと思ってました。レーシックだと目をレーザーで削っちゃうから、ほとんどないけど万の万が一失敗なんてしたら、、、なんて考えちゃいました。あとは、さっしーとかがやったのをそのテレビ番組でやってて、特に目が悪い私にとっては大有りだなぁ～なんて思ってました。

時期については30くらいになったらやろうかな？とぼんやりと思ってて、特に私は今から韓国に移住する予定だったので韓国で手術した方が安いしいいかな～なんてぼんやりと思ってました。

コロナで手術の決心

そして、ここでコロナが契機になったのです。

事態宣言が出たときから、都内への通勤はほぼなくなり、1か月に1回だけ行ったり行かなくなったり、、、。ほぼ100%在宅勤務になって、人と会うこともほぼなくなりました。うちの会社はミーティングも顔出さなくていいので、ほぼほぼ人に（画面越しでさえも）顔を合わせることもなくなりました。

そんなある日、シャワーを浴びながらぼんやり考えてるとき、ぴかーんとアイディアが湧いてきて、もしかして今がそのタイミングなのでは？！と思い、調べ始めることを決心。

予約から検査まで

意外と勢いがあるので、そのまま1月10日にいろいろと調べ始めました。「ICL」についてはある程度知っていたと思っていたものの、ちゃんと調べ始めたらまさかの長方形でびっくり。（なお、19万円もするそのレンズを結局1度も目にすることはなく目玉の中に挿入されました、、、。）

私は視力がマイナス6で、視力で言うと0.066くらいらしいです。これ、結構視力悪い方で、調べていくうちにだいたいの医院はマイナス3.5を境に価格が変わることもわかりました。15万くらい値段が違うので、目が悪ければ悪いほど損、、、。

自分なりに調べて、家も近くてある程度の知名度があって、価格も安い方で行くと、品川近視クリニックに決定。さっそく翌日意を決して11日の朝にネットで予約をして、完了。

その日11日昼過ぎに確認の電話がかかってきて、20分くらい通話。自分のコンディションと、当日の時間や流れ、金額、持ち物と注意事項などの案内、あとは3日前からコンタクトは取ってくださいね～といわれました。

メガネが5年くらい前に買ったものだったので、わかっていたものの度があっておらず、メガネ生活は本当に疲れました、、、。仕事もしないといけないけど集中が全くできない。

そして23日土曜日。土曜日ということもあり、朝からものすごい人が病院にいました。こんなたくさんの人がレーシックやらICLやら、いろいろ困ってるんだなぁ～なんて思ってしまった。たぶん朝だけで200人くらいいたのでは？

問診表を書いてからは、言われるがままに機械→待機室→機械、の繰り返しでした。あの気球をぼんやり見るような機械を、合計10個くらいやったと思います。こんなに目のいろんな角度から調べることあるんだなあと感心しました、、、。毎回看護師さん？が、ではこれは目の○○を測りますね～って言ってくれるんですが、多すぎて全く覚えられず、、、。

途中で瞳孔を開くための目薬を差され、瞳孔が完全に開くまで待たないといけないので30分ほど待つ時間もありました。

最後らへんに視力を測って、一番最後に実際に手術も行っている医師の人からの説明、あと質問タイム。確率はだいぶ低いけれど、万が一レンズがずれた場合は再手術を当日か翌日にする可能性もあること、あとは手術をすると、レンズが呼吸できるように？なのか、なにかしら安全性の理由で、穴が開いているそうで、そのためにハローグレアが90%以上の確率で起きますよ、でも皆さんこれくらいなら耐えられそうとおっしゃいますよ、なんて説明を受けた。

値段の説明も同時に受け、普通の手術の場合の値段と、レーザーを切るのを機械でやるとプラス20万円くらい、さらに目がわるくなった場合にまたレーシックの手術を受けられる保証つき（確かさらにプラス20か30万円くらい）の3つの価格帯でした。

人間、選択肢3つ出されると真ん中を選びたくなるんですよね、、、でもさすがに50万円でもわたしにとっては大金なので1つめにしました。

最後お医者さんの判断を待たねばならないのでまたちょっと待機し、お医者さんにも無事あなたの目の状態であれば手術できますと太鼓判をもらい、完了。

受付でカード一括払いで19万円を払いました（手が震えました、、、）。そしてまだその時のレシートを捨てられない。この19万円は、レンズ本体の値段、だそうです。

この代金が払われてから、クリニックの方でレンズを発注。発注しクリニックに届いたら電話が来るということでした。私は乱視がない近視だけのレンズだったので、1-2週間くらいで届くのでは？ということでした。あと、手術3日前からしないといけない目薬をもらいました！

ちなみに、私が手術した品川近視クリニックでは、この検査は2回に分けることもでき、決心ができない人にはこちらがおすすめです。手術をする時点で前金の19万円はどうしても発生するシステムです、、、。

この検査は、私の場合9時半から12時半、3時間で終わりました！（電話越しでは4-5時間といわれていたので朝だったこともあり早めに終わったのかな？）

手術日まで

1/28、検査からなんと5日で電話が来ました！仕事のミーティング中だったものの、待ちに待っていたのでミーティングを一時退出して電話に出ました。

電話では、レンズが届いたこと、手術の日をいつにするかがメイン。手術の翌日の検診もあるので、一番の人気は土曜日で、もし今から土曜日希望なら3月中旬になりますよといわれました。たまたま翌週金曜日は仕事を休めそうだったので、2/5を希望したら9:30だけ空いていたそうです！ラッキー！

そのまま注意事項を聞きました。3日前からできればコンタクトを外すこと、検査の時にもらった目薬を差すこと、当日は日焼け止め含め、完全にノーメイクで行くことなどなど。あと持ち物を再度復習してくれました。

翌日健診と、1週間健診も同時に日にちを決めます。1週間健診についてはその健診の日まで洗顔と洗髪が禁止なので、5日から10日の間であれば大丈夫らしいのですができるだけ早めの方がいいのでは、、、と思います。

手術日

無事3日前から（またまたメガネ生活はやる気出ない、、、）コンタクトを外し、手術当日。朝から目薬（1日に5回差さなければならず）。前日少しお酒を飲んだんですが、特に影響もなさそうで安心しました。

緊張しながら9:30に着き、とりあえず待機室へ。

名前を呼ばれ、看護師さんがベンチまで来てくれて目薬を差してくれました。その同じ目薬の容器ももらい、10分に1回差すように言われました。

差しながら30-40分待機後、受付に呼ばれ、残りの代金31万7千円をまたカードで一括払い、、、、。私はベネフィットステーションで2万円か3万円くらい割引もらいました。今回は手も震えず、、、、。

支払いを済ませたあと、ロッカーに荷物を入れ、別の待機室へ案内されました。ロッカーにはコートも荷物も、スマホも入れるよう言われました。待機室で待っている間もだいたい10分に1回目薬。

待っているともうひとり、同じ手術をするような男性一人登場。メガネも（かけたり外したりするのが面倒くさくなり）掛けておらず、最後までどんな人かわからず、、、。

青い手術キャップをかぶり、案内されるがままにその男性と2人で手術ゾーンへ。くつも脱ぎ、スリッパに履き替えまたまた待機室へ。この時点でおそらく11時30分くらい（スマホもなく、目も見えてないので時間がわからない、、、）

待っている間に看護師に名前、手術の種類など確認され、5分に1回くらい目薬を差しに来ました。3回くらい。あと、飲み薬も3錠飲みました。確か抗生物質。

その後、今回実際に手術をしてくれるお医者さんが来てくれて、今回の手術の概要と注意事項を聞く。とりあえず同じ光を見つめ続けないといけないこと、顔を少しでも動かしたら危ないので手術中もしくしゃみとか咳とかしたくなったら言ってくださいね～といわれました。恐ろしい。

そのあとも何回か、目薬を差しに来てくれました。なんか何種類かいろんな種類のものを。

そして男性が先の順番だったらしく、彼は麻酔の目薬を差され、そのまま奥の部屋に消えていきました、、、、、。どきどき。

20分くらいたったかな？ってころに看護師さんがまた来て、私にも麻酔の目薬。染みますよ～といわれました。最初は弱いのから始まり、2分後くらいにちょっと強めのを打たれました。そのちょっと強めので染みなければ麻酔が聞いているという証拠だそう。

そのまま廊下へ案内され、椅子に座って10分ほど待つ。

また看護師が来て、手術室へ移動。

よろしくお願いいたしますーといいながら手術室に入り、移動式の椅子にスリッパを脱いで座る。座ったらなされるがまま、椅子がだんだん上がっていき、寝転がる形に。これこそまな板の上の魚、、、。

5分ほど寝転がったまま待機、、、、。周りにいる5人くらいの研究員っぽい人たちは何してるんだろう、、、恐ろしい、、、という考えしか浮かばない。

先ほど説明もしてくれた先生が来て、よろしくお願いいたします始めますねーとのこと。目のところだけ空いている、粘着性のあるシートみたいなのを右目だけ見えるようにかぶせられる。

その後まつげかぶらないよう固定しますねーといわれ、棒状のもので上まつげ、下まつげを固定。その後たぶんさらに上下固定。たぶん第三者から見たら恐ろしい姿だと思う。

そしてそのままスタート。

まずは目薬ドバドバっと。たぶん抗生物質的なものと、強力麻酔。まぶしい光を見るように言われるが、人間不愉快だと目をつぶりたくなります、、、たぶん10回くらい白目向いてた。お医者さんにもはい～前向いてないよ～頑張ってね～といわれる。

以下、何をされているかわからないので多分、で書きます。

切るのを感じる。そのあとちょっと重くなるよ～といわれながらレンズ挿入！視界に感じるし、確かに若干重く感じる。

その後多分水で洗浄、水が流れているのが見えます。確かまた目薬投入。レンズ固定しますね～といわれながらキュッキュ音聞こえながら、重い感じする。レンズをぐるぐる回しているような感じがする、、、そしてこれが本当に不愉快。あと、視界がめちゃくちゃゆがみます。ゆがんでいるけど、必死に光を見続ける、、、、。親知らずの手術をしたときの感じを思い出しながら、泣きそうになりました。泣いたところで目だからどうしようもないのだが、、、。

長すぎる固定が終了し、また水洗浄。今回は50秒くらいでした。なんなら助手みたいな人達が30秒です！40秒です！50秒です！と報告してた、、、。

たぶんそれで終了し、目薬をまた差しまくり、右目終了。

粘着テープをはがす。地味に痛い。

そしてこれからまた左目をやらねばならないという、精神的苦痛。

左目も同じようにシートを貼りつけ。なぜか麻酔目薬をしてからもちょっと目固定した後鈍痛みたいなのを感じ、痛いです！！！と訴え追加の目薬投入。30秒くらい待ってもらって、大丈夫そうなので開始。切ってレンズ挿入、洗浄、固定、洗浄と目薬、、、、。なぜか右目よりはしんどくなかったし多分時間も短かった（ように感じた）んですが、無事、終了。

そのままお疲れ様でした～といわれるがまま向かいの部屋に移動。ソファーに座らされ、薬を2錠くらい飲まされる。1時間のお休みタイム開始。一応お茶とビスコが用意されました。

目も鈍痛、あとはつながっているのか頭が若干痛い感じがしました。あまり目を開けたらだめかな？と思い、寝れないけど目を閉じながらあ～自分頑張ったなあとひたすら自画自賛。

1時間たったころ、レンズの場所に異常がないか検査、問題ないということで薬の説明。飲み薬1種類×2日分と、目薬3種類×1週間分です。その他、保護用の眼鏡と寝るとき用の眼帯をもらい、日常生活の制限も説明を聞きました。

視界は若干霧かかっている状態で、普通に歩けるので、もらった（ちょっとダサいメガネをかけて）家にそのまま帰りました。終わったのが1時半でした。4時間で終わりました！

術後当日（金曜日）

帰宅後はテレビや画面は疲れない程度で問題ないとのことだったのですが、帰っている途中ではLINEの字がかすんでまったく見えず、親のLINEもこんな感じで送ってもらってようやく読める程度でした（笑）

当日だけは1時間おきに、3種類の目薬を差さねばならないため、とりあえず電子レンジでちんして昼ご飯を食べ、ぼーっと録画していたテレビ番組を見ながら過ごす。1時間ごとに目薬を差しながら、だんだん視界がはっきりしてきたのを感じてきました。

夜くらいになると全然見えるように！すごい。目薬を差すと染みる感じはある。あと、目の写真を撮ると赤いのが見えました、、、。あとから聞くと、目のサイドを切ったのではなく、上部を切ったらしいです。知らなかったし感じなかった、、、。

夜ご飯を簡単に食べ、その日は早く寝ることに。眼帯を必死で渡された目にテープで貼りつけて寝ました。まだゴロゴロ感はある。

手術翌日（土曜日）

翌日からは目薬1日5回、朝に薬1錠。朝起きたらもう完全に霧かかった視界は無くなり、朝起きた瞬間から部屋の隅っこまでちゃんと見えるようになりました。

健診は12時半に予約をしていたので、またダサいメガネをかけて、行きました。

視力検査と、目の眼圧を測る検査、あとはお医者さんの診断を受けました。全部異常無しとのこと、診断のときも何か不明点はないですか？とすごく丁寧に対応してもらえました。

視力は無事、0.06から1.5に回復成功！

受付で、友達紹介券とその他の案内をもらい、帰宅。

目薬を差しながら、普通に過ごしました。普通に料理もできるし、帰り際に郵便局にもスーパーにも行きました。メガネも掛けないといけないし、洗顔と洗髪はできないけど、シャワーも無事できました。

手術後2日後（日曜日）

ゴロゴロ感がだんだんなくなってきてるが、まだ目薬を差すとちょっと染みる感じはある。この日も普通に過ごせました。

そろそろ髪の毛を洗いたい。毎日蒸しタオルで拭いているから多少はましになる、、、、ものの、本当に脂を感じている。

手術後3日目（月曜日）

この日も目薬を差し続ける。

髪の毛に耐えられなくなり、ついに作戦へ。水泳ゴーグルをかっちり着けて、午後3時にシャワーを浴びて髪を洗う。すっきりー、、、。もちろん上を見続けて顔に行かないように一生懸命努力はしたのですが、これは本当に非推奨です。

、、、、、現在進行形の為、またちょくちょく更新していきます！