【旅立ちの日までのこと】2022/4/23 久しぶりにじいちゃん家に遊びに行った日 スパイダーマンになりきった息子はキラキラ輝いてました
こんばんは、@hanamizukiです。
先週、息子の百箇日法要がありました。
息子の声が聞こえなくなり、
姿が見えなくなり、
産まれてからずーっと抱きしめてきた息子を
抱っこできなくなり、もう100日。
息子が生きているはずだった未来を
私は生きています。
息子に未来を生きていて欲しかった。
助けられていたかもしれないのに、最後のあの日、お母さんは自分の意見を通さず、あなたに辛いことをさせてしまった。
そんな情けない自分が生きていて、息子がいない未来をただ生きているだけの人になってしまった...虚しくてどうしようもなく悔しさしかありません。
自己紹介
この日は、おと(息子はお父さんを「おと」と呼んでいました)のじいちゃん家に久しぶりに遊びに行けた日でした。
じいちゃんにスパイダーマンの姿を見せるのは初めてのmili君。
農作業中のじいちゃんに内緒で見せようと、家の中で着替えている時からワクワクしているmili君を覚えています。
「おかー、スパイダーマンきるー!」
「じいちゃん、ビックリするね(笑)!」
「うん!」
玄関を出て、mili君と手をつないで裏手に向かいますが、ワクワクしているmili君はゆっくり歩こうとしていても小走りに(笑)
おとを見つけると、おとに走り寄りながら、じいちゃんをちらっと見て、スパイダーマンのポーズをとります。
「きたのかー?」って近づくじいちゃんに、闘いのポーズをして、思いっきりニコーって笑顔のmili君。喜んでいるじいちゃんを見て、mili君も嬉しそうにおとの手を握って恥ずかしそうにしています。
そのままスパイダーマンの姿で大好きな軽トラの荷台に乗せてもらいました。
おとに買ってもらったPUMAの赤のスニーカーを履いて、スパイダーマンを着て、ピースサインをしているmili君は本当にカッコよかった!
退院後、6日目が経過。
心疾患を抱えているとわかるまで、息子は外遊びが大好きで、休日は空の下でストライダーをして過ごすことが多かったです。この日は久しぶりの外、しばらく空の下で遊び、大好きな軽トラにも乗り、スパイダーマンの格好をして元気な姿を見せてくれていました。
不安な日々の中で、どれがダメでどれが良いことなのかわからなくても、息子が「こういうことができるんだよ、ボク!」「みてみてー!」って喜んでいる顔を見ることが、それまで当たり前に過ごしてきた家族の時間を取り戻したようで、当たり前の時間に戻ったような幸せな日でした。
mili君
久しぶりに軽トラに乗れてよかったね!
軽トラの上で見たスパイダーマン!
本当カッコよかったよ。
皆んな、mili君を見つめる目は優しかったね。
mili君は皆んなに幸せや優しさだけをくれました。
「未来」や「希望」
そのものが皆んなのmili君だったよ。
皆んなに幸せをありがとうね。
mili君に会いたい。会いたいよ。
これまでのこと
開業医達の誤診や過信は「あるべきではない」
誤診や過信で不幸になった親子は沢山いると思います…
どこかで見つけることができなかったのか
「病院とは」「医師とは」「こどもの病気とは」